双眼鏡10×30 IS IIISほか

10×30 IS II 携帯性に優れた、ベーシックな10倍。

光学式手ブレ補正機構(IS)

双眼鏡の手ブレ補正を可能にしたバリアングルプリズム

画像:VAP

双眼鏡における防振機構は、応答性に優れ、かつ小型・軽量であることが必要です。そこでキヤノンは、バリアングルプリズム(VAP)を独自に開発。バリアングルプリズム(VAP)は、2枚のガラスと蛇腹状の筒で液体を包み込む構造の、いわば“液体レンズ”です。このレンズがブレに応じて形を変えることにより、光線の屈折方向を変化させ像を安定させます。手持ちでもレンズ本来の高解像度を活かした鮮明な像を得ることが可能です。

図:VAP

左右の光軸を高精度に一致させる、小型で信頼性の高いISユニット

写真:ISユニット

ISユニットの小型化により、双眼鏡を大型化することなく手ブレ補正を実現しました。このユニットは左右のVAPをメカ機構で連結し、中央に配したヨー/ピッチ駆動アクチュエータで一括制御するもの。シンプルな機構で左右のVAPを同期させられるため、それぞれの光軸を平行に維持する上で信頼性が高く、優れた像性能を安定して発揮することにも貢献しています。さらに、アクチュエータへの負荷が小さく、省電力化にも有利です。

優れた抑振性能を発揮する、マイクロコンピューター制御

最新のEFレンズと同様のマイクロコンピューターと新しい制御アルゴリズムを採用し、手ブレ補正機構が進化。呼吸によるゆっくりした揺れから細かく速い震えまで、より幅広い周波数の手ブレに効果を発揮します。また、手ブレ補正ボタンを押してから像が安定するまでの時間も、大幅に短縮しました。

手ブレ補正、約9時間の連続作動を実現した低消費電力

新しい電源回路および高性能マイクロコンピューターの採用、制御アルゴリズムの最適化により、消費電力を50%以上改善。単3形アルカリ乾電池を使用時、約9時間の連続作動(従来モデル:約4時間)が可能です。

信頼性・デザイン

アウトドアで心強い、タフな構造

光学系およびISユニットなどを保持する基本構造部材に、強固かつ精密加工に適した冷間圧延鋼板を採用。これと高強度なエンジニアリングプラスチックを併用することで、堅牢、精密、軽量なボディーを実現しています。衝撃に強く、長期間の使用でも左右の光軸を高精度に保持。安定した性能を発揮することが可能です。

安定したホールディングをサポートするデザイン

手になじみやすいよう、曲面を主体に外観をデザイン。この曲面と上面のアーチライン、下面に大きく設けた親指スペースにより、優れたホールディング性を実現しています。また、フロントカバーも光沢を押さえたマットな仕上げとし、光の反射を抑制。高級感と、野鳥など警戒心の強い観察対象への配慮を両立させました。

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