石橋睦美

  • 1/60sec F11 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景
  • 1/1000sec F9.0 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景
  • 1.3sec F9.0 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景
  • 1/640sec F13 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景
  • 1/80sec F13 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景
  • 1/20sec F14 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景
  • 1/8sec F6.3 ISO800 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景
  • 1/60sec F11 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景
  • 1/125sec F9.0 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

確かな色再現力とシンプルな操作性。
サブ機として常に持ち歩けば、
瞬時の撮影でも「作品」を生み出せます。

日本の風景からかけ離れた、スケールの大きな自然を撮りたくて、PowerShot G1 X Mark IIIを手に晩秋の道東を旅してきました。この地域は湖、湿原、森、火山とバラエティに富んだ風景があり、新しいカメラの描写力を試すのに適した場所だと考えました。[写真1]は湖に映る空の色と枯れ草の質感、流れる雲の表情に惹かれて撮った一枚。約2420万画素APS-Cサイズセンサーと新レンズのマッチングは極めてよく、その色再現性はEOSに匹敵するといっても過言ではありません。カレンダーなどの印刷原稿用としても十分利用できる高画質だと思います。

[写真1]

広大な風景を望む、根室の風蓮湖。水面に映る空の色、その色の階調が素晴らしい。
画面中心から周囲にある枯れ草の一本一本まで高精細に描写できました。
1/160sec F4.0 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

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また、このカメラは従来のシリーズより一段と小型・軽量になっていますが、操作性は極めてよく、特にメニュー表示は今まで慣れ親しんだEOSと同じになったので、急に設定を変更したいときでも安心。[写真2]は、ホワイトバランスを急遽変えて撮影したものですが、操作は快適でした。また、ズーミングの際、最終的な微調整を手動でできるのも、構図を決めるときにとても重宝しました。そのほか、NDフィルターの内蔵など、画づくりに役立つ機能が搭載されていて、撮影を続けていく中でそのメリットを実感することができました。EOSのサブ機として、これから持ち歩く機会が増えるような気がします。

[写真2]

オブジェと化した倒木と、湧き出す噴煙。夕刻、硫黄山の非日常感を描きたくて、WBを「太陽光」に変更。青い色調で仕上げました。咄嗟の変更も容易に行えます。
1/6sec F10 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

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石橋睦美

石橋睦美

1947年、千葉県生まれ。1975年ごろから東北の素朴な自然風景を撮り始め、1989年ごろから、山岳景観、ブナ林の撮影に取り組む。その後、森林を背景に成り立った日本文化の原点を探ることに興味を持ち、日本各地の森林を訪ねる。現在はテーマを「日本の原風景」と定め、撮影を行っている。主な写真集に『日本の森』『神々の杜』『歴史原風景』ほか。