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並木 隆 G1 X Mark II

写真:並木 隆氏

高校生時代に写真家 丸林正則氏と出会い、以降写真の指導を受ける。
現在は各種雑誌誌面で作品を発表。
主に花をモチーフにした作品を発表し続けている。

インプレッション

1.5型CMOSセンサーの採用で、コンパクトなボディーでも高画質なマクロ撮影を可能に。

 
写真:F5.0 1/80sec ISO200

被写体を鮮やかに表現しながら、前ボケ、後ろボケも美しく写すことができました。コンパクトなボディーでここまできれいなボケが楽しめるようになったのは、劇的な進化ですね。

F5.0 1/80sec ISO200

PowerShot G1 X Mark IIは「寄れる」というのが大きなポイントだと感じました。広角端で5cm、望遠端で40cmまで被写体に近づけるので、マクロ撮影に強くなったのが特長です。
背景のボケはピントを合わせる距離で大きく変わるのですが、一眼レフカメラと同じように表現することができました。従来のコンパクトデジタルカメラにつきものの、全体にピントを合わせるのは得意だけど、一部分にだけピントを合わせて周囲をボカすのは苦手、というイメージは、G1 X Mark IIには当てはまらないようですね。
画質も非常に素晴らしく、一眼レフカメラに迫るものだと思います。小さなボディーにもかかわらず、1.5型CMOSセンサーという大きなセンサーが内蔵されているので、解像度も高く、色の階調、コントラストもきれいに表現することができました。
驚いたのは、絞り開放で撮ったときでも、口径食(画面の四隅にある点光源のボケが、ラグビーボールのような楕円形になる現象)がまったく出ず、きれいな円形になること。開放に近い絞りでもこれができるのは、もともとのレンズの性能が優れていることと、そのカメラの特性に合わせてセンサーを開発できる、コンパクトデジタルカメラならではでしょう。

 
写真:F5.0 1/80sec ISO400

動きのある被写体を撮るのは実はあまり得意ではないのですが、ボディーが軽く、AFの速度もG1 Xからさらに上がったので、一瞬の動きを逃さず、とらえることができました。

F5.0 1/80sec ISO400

またアクセサリーシューに装着できるようになった視野率100%の電子ビューファインダー(別売)が素晴らしかった。のぞいたときに画が近すぎないため、ファインダー内で視線を動かさなくても、画面の全体を把握できるんです。このユーザーへの絶妙な配慮が、快適な操作性へとつながっていると感じました。マクロで思い切り寄りながら、自分の目線とレンズの軸を真っすぐに維持して、被写体を追いかけたいというときには、強みを発揮しそうです。

 
写真:F2.8 1/160sec ISO100

開放気味で撮っても、四隅に口径食はまったく出ず、きれいな 円形になっています。また一つ一つの光がクリアに、色の階調も 飛んでしまうことなく、美しく表現できます。

F2.8 1/160sec ISO100

31点に増えたAF枠の測距点をタッチパネルで動かせるのもすごくいいですね。今回の撮影では、これである程度ピントを合わせてから、スムーズリングでMFの微調整をしてみました。一眼レフカメラと同じ感覚で操作できると同時に、より速く、シビアなピント合わせが可能になったと思います。
携行性と高性能を両立させた、最も使えるコンパクトデジタルカメラが誕生しましたね。

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