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師岡 清高 G5 X

写真:師岡 清高氏

1948年、大阪府生まれ。天野竜一氏、岩宮武二氏に師事。
日本のみならず、パリやロンドン、アムステルダムなど、ヨーロッパの都市を撮影。「閉ざされた記憶」「刻の表出」「うつろう時」などをテーマに、自らの心象風景を写真で表現する。大阪芸術大学芸術学部写真学科教授。日本写真芸術学会、日本写真協会会員。

インプレッション

申し分ない画質とEVFの撮りやすさ。作品づくりに充分使える。

 
F5.6 1/2000sec ISO400

函館に古くからある洋館で、物語を秘めた、昔のままの面影を残すバラに出会いました。その特別な物語を感じさせたいと思ったんです。ボケ味が美しくて、バラの存在感を一層際立たせてくれました。

F5.6 1/2000sec ISO400

以前PowerShot G7 Xで撮影させてもらった際に、「コンパクトカメラ開眼」ともいえる衝撃があったんです。イメージ通りの画づくりに応えてくれる一台があるとは、思っていなかった。PowerShot G5 Xでもその高性能はしっかり継承されていますね。内蔵EVFは鮮明な視界だけでなく、視度調整ができるなど使い勝手まで徹底的に考え尽くされています。EVF内に表示される情報量も非常に豊富で、微妙な設定のコントロールが快適でした。やはりフレーミングしやすいですし、一眼レフカメラに使い慣れている私のような人にはありがたい。
もちろん画質は素晴らしく、充分に作品づくりが行えるといって間違いない。今回の撮影では天候に恵まれなかったのですが、F1.8-F2.8とレンズが明るいためISO感度を高くせずに撮れました。暗いからといって三脚を必要としないんです。実際ほぼ手持ちで充分にいけました。作品づくりにいろいろな工夫ができるカメラといっていいでしょう。

写真:F8.0 1/60sec ISO400

軽井沢で偶然見つけた写り込みです。水たまりに、雨水がリズムを奏でていたのが魅力的でシャッターを切りました。湿った岩の質感や水溜りの水紋をしっかり描けています。

F8.0 1/60sec ISO400

操作性にはEVFとの緻密な連携が施されています。ボディー前面のダイヤルで、絞りやシャッタースピードが調整できるのは理想的といっていい。グリップの近くにあるのでフレーミングをしたまま指先で操作できます。クリック感も心地よく、カチカチッという音と指先の感覚でどれだけ数値が動いたのか計算できるのもいいですね。
私の写真の基本には、その場、その瞬間でしか出会えないものを記録したいという想いがあります。好奇心の先に待つ新しい光景を切りとりたい。ですから、私にとってまずカメラが常に側にあることがとても重要になります。そういう意味でPowerShot G5 Xは十二分に応えてくれるカメラといえます。解像感、ボケ味、高感度、階調性のどれをとっても申し分ないですし操作性も極めて高い。それでいて気軽に持ち歩けるんですからね。日常での用途レベルを遥かに超えているといっても過言ではありません。

写真:F11 1/320sec ISO400

支笏湖に立ち入って釣りをする人々です。ローアングル気味から撮って、出会い感を表現しました。バリアングル液晶を使えばこうした一枚も楽な姿勢で狙えるので便利です。

F11 1/320sec ISO400

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