
2011.12.27.Tue

長いことフィルムで写真を撮り続けてきた私が
今現在、唯一のデジタルカメラに触れる機会が
このキスログという場です。
この機会がなかったら、きっと未だに
デジタルカメラを身近に置く事はなかったと思います。
そんなフィルム一筋の私がデジタルカメラを使ってみて驚いた事
それは、今まで撮る事のなかった
「自分の時間の一部」を撮るようになったことです。
私にとって写真は「ある時、ある一瞬」であって
撮った写真は普遍的なものでした。
それが、デジタルカメラで撮ってみると
写真に日時が付いた感じなのです。
なんというか、宇宙に流れる時間を切り取っていたのが
自分に流れる時間を切り取る感覚になったというか。
抽象的な言い方になってしまいましたが
つまりは自分の日常を撮りたくなったのかもしれません。
これは私にとっては画期的なことで、
今まで身近なものを撮ることは本当になかったのですが
デジタルカメラでは小さな感情や日々のちょっとした響きを
記録しておきたいという気持ちになるので不思議です。
大好きで大切な存在過ぎて、カメラを向けることのなかった猫達を
気負いなく撮ろうと思えたのがとても新鮮でした。
写真を撮りはじめた頃のような、初心者のような気持ちになって
またカメラと向き合えたのです。
これからは、「自分の大切なもの」も撮っていこう。
2011.12.16.Fri

テーマパークや動物園や観光地というのは人工的に作られた空間なので、
良い写真は撮りにくいのでは・・・と言われることがあります。
でも、私は割と好きです。
ついつい行ってしまいます。
そこに行ったら何か楽しいものがある、と思わせる力と
無条件にふわふわ浮ついてしまう気分と
堂々とあらゆるものにカメラを向けられる空気は
それだけで貴重な存在です。
自然とか本物を求めてはいけません。
ですが、他にはない非日常的な形があったりして
展示物そっちのけで会場の細部を撮っていたりします。
そして何を撮っていても怪しまれないのが良い!
この人工的な空間を撮るときのコツは?と聞かれますが
さて・・・・何でしょう?
撮りたいものは人それぞれなので難しいですが・・・
私の場合、全て作品にするつもりで撮る、ということでしょうか。
記念だったり珍しいものを撮るのではなくて
撮った写真が写真として「作品」になることだけを考える。
この違いはとても微妙なところですが
そうしないとやはり「記念写真」になってしまうので。
ですが、この意識だけで撮るものも撮ったものも
変わってくると思います。