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| 実際のスキャニングに入る前に、まずクリーンな環境を確保したい。ブロアを使ってスキャナーやフィルムから、できるだけ、ごみやほこりを取り除こう。データ加工の際にごみなどを除去することは可能だが、せっかく高解像度のスキャンデータでもごみ取り作業をすることで、画像の劣化は避けられないし、1工程余計な手間が増えてしまう。やはり、スキャン前にできるだけごみやほこりを除去し、クリーンな状態で作業を始めるのが基本だ。これはフィルムスキャンだけでなく、紙焼きの場合も同様だ。 |
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| さていよいよスキャン開始だが、フィルムはできるだけ平面にセットするよう心がけよう。フラットベッドタイプの場合、同梱のフィルムガイドにセットした時にピントが合うよう設計されている。したがってピント範囲はごく浅い。カールしているフィルムなどはできるだけ平らに伸ばして平面にセットしよう。 |
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スキャンしたデータは、後ほどレタッチソフトで加工する。とは言うものの、できればデータの加工は最小限に抑えたい。そこで大切なのがスキャナードライバーだ。CanoScanにはScanGearというドライバーが付属する。このドライバーはかなり性能が高く、基本モードのままでも充分満足な結果が得られる。
そこでまず、基本モードのままでスキャンしてみて、不満がある場合には設定をし直すというのがいいだろう。ドライバーの設定についてはPhase2で説明する。 |
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| 一口にスキャンと言っても、スキャンをする対象によってポイントも変わってくる。この項では、素材別のスキャンのコツについて解説したい。 |
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| カラーポジフィルムの場合は、プレビュー画像を参考に、ヒストグラムで調整する。補正前と後のヒストグラムを比べながら、ハイライトとシャドーの階調をチェック。同時にカラーバランスが崩れていないか確認しよう。シャープネスは最小に。 |
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| ■ハイライト寄りにデータがかたよっている画像 |
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| 暗点スライダの位置をハイライト寄りに移動 |
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| ■シャドウ寄りにデータがかたよっている画像 |
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| 明点スライダの位置をシャドウ寄りに移動 |
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| ■広くデータが分布している画像 |
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| 暗点スライダの位置をハイライト寄りに、明点スライダの位置をシャドウ寄りに移動 |
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| カラーネガフィルムは、ポジよりも粒子が目立ちやすいので、シャープネスはオフに設定しておこう。プレビュー画像を見てからマニュアルでグレーバランスなどを調整する。カラーネガはオレンジマスクの状態がメーカー、ブランド、製造時期、現像など諸々の条件によって異なるため、正確な色で取り込むのがなかなか難しい。そこで「カラー調整」や「色調整パターン」を使用するのもひとつの手だ。 |
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| モノクロフィルムは階調表現が第一なので、できるだけ柔らかなトーンで、階調を広く取り込もう。16ビットでのスキャンをオススメする。 |
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