このページの本文へ

EOS C100 Mark II | ワークフロー

Canon Logガンマでの撮影

露出設定の自由度を幅広く確保。

フィルムに近いラティチュードを持つCanon Logガンマでは、フィルムカメラと同様に露出計を使用した露出設定が可能です。すべての感度設定で12ストップの再現域が得られ、ISO850以上からは800%のダイナミックレンジを確保できます。キヤノン製CMOSセンサーはS/N比に優れ、高感度設定時もノイズが少ない高画質。露出設定の自由度が高く、多様な光の条件に対応します。

図:感度とダイナミックレンジの関係

多様なモニタリング環境に対応。

Canon LogガンマをBT.709相当に変換してカメラ背面の液晶モニターに表示する、ビューアシスト機能を搭載。画像の最終的なイメージを把握しやすいほか、18%グレーを使用した簡易な露出設定にも有効です。さらに、外部モニターでの表示・確認が必要な撮影現場のために、HDMI出力にCanon Log LUTを適用可能。BT.709やWide DR環境でのモニタリングを実現します。

常時記録モード

撮り逃しを防ぐ常時記録

録画を開始するとSTART/STOPボタンの操作に関わらず記録を継続。大事な収録の現場で撮り逃しを防げます。START/STOPボタンの操作に連動してIN点/OUT点を記録。IN点からOUT点までのショットごとに、インデックス表示や再生・削除が可能です。

  • AVCHDモード時のみ。

常時記録概念図

常時記録のSTART/STOP(メニューより操作)間は動画を常に記録しており、その間に本体のRecボタンが押下されると、In点/Out点をメタデータとして記録します。

図:常時記録概念図

AVCHD/MP4マルチフォーマット

AVCHD&MP4、59.94P/50.00Pに対応

記録形式はAVCHDに加え、MP4にも対応。いずれも最大59.94P/50.00Pで激しい動きも滑らかに記録することが可能です。MP4の録画モードは35Mbpsから3Mbpsまでと幅広く、画質重視の映像制作やワイヤレス転送など多様なニーズに対応します。

スロー&ファーストモーション

MP4記録時は、幅広いフレームレートを活かして、50%のスローおよび250%のファーストモーション撮影が可能です。

  • MP4記録モード時のみ。

HDMIタイムコード重畳出力

SDIと同等の非圧縮信号として映像を記録可能。

HDMI出力にタイムコードおよび、2-3プルダウンマーカーを重畳した非圧縮デジタル信号を出力することが可能。対応する外部レコーダーやコンバーターとの組み合せにより、SDIと同等に取り扱えます。

編集の手間を軽減させる同梱ソフトウエア

分割ファイルをシームレスに結合するData Import Utilityを同梱。

2GBを超えるファイルやリレー記録時の分割ファイルをシームレスに結合できる同梱ソフトウエア『Data Import Utility』。自動で一つの長尺ファイルとして認識し、編集時の手間を軽減します。