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トップ > フォトなび [27] 広角レンズで風景を撮る

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  • 2016.09.01

[27] 広角レンズで風景を撮るEOS学園講師:工藤智道さん

美しい風景に出合ったとき、「もう少し広い範囲を写真に収めたい」と感じることがあります。後ろに下がることのできる場所ならそれでもいいのですが、広角レンズを使うと、同じ位置にいながら、標準レンズより広い画角で撮影することができます。

標準レンズ*1とは、人間の目で見た風景に近い写真を撮ることができるものです。一方、広角レンズとはこれより短い焦点距離のものを指します。広角レンズを使うと、広い範囲を写すことができるだけでなく、実際の風景より遠近感が強調され、広がりを感じさせるのが大きな特徴です。これは肉眼に比べ、近くの被写体はより大きく、遠くの被写体はより小さく写るため。この特性により、広角レンズを使って撮ると、狭い空間も実際以上に広く写ります。

  • いつもの写真

    ▲ 標準ズームレンズを使用。画角が狭く、海と空のダイナミックな情景を、十分に写しきれていない印象

good!

▲ 焦点距離の短い超広角ズームレンズを使用。空が大きくなり、半島の一部も写し込むことができ、奥行きを感じさせる写真になった

「EOS M10」と超広角ズームレンズ*2を使った上の「good!」の写真では、「いつもの写真」の標準ズームレンズで撮影したものに比べ空を広く、半島も一部写り込ませることができるので奥行きのある仕上がりに。仮に標準ズームのまま自分が後ろに下がって広い風景を入れようとすると、手前の浅瀬の部分が必要以上に多くなったり、主たる被写体のボートが小さくなり過ぎたりして、ぼやけた印象になってしまいます。

ちょっとした角度の違いやカメラの向きで、イメージが大きく変わるのも広角レンズの面白いところ。少し上に振ると高さが強調され、少し下に振ると奥行き感が増す効果が得られます。手持ちで細かなアングルを微調整しながら、イメージ通りの1枚を探してみてください。

*1:35mm判換算で焦点距離50mm相当
*2:35mm判換算で焦点距離24mm未満は超広角レンズ

液晶に基準線を表示させ、「三分割法」で美しい構図に

写真:液晶に基準線を表示させ、「三分割法」で美しい構図に 三分割法の基準線を液晶画面に表示させ、交点にボートを置くと、バランスの良い構図に

構図の決め方に、「三分割法」があります。これは、画面の縦横をそれぞれ三分割し、基準線の交点に被写体を置くとバランスの良い構図になりやすいというもの。「EOS M10」では、液晶画面に表示させた基準線を見ながら構図を決められるため、簡単にすてきな写真を撮ることができます。

「楽しいフォトライフのためのEOS学園」
EOS学園は、多くの方に写真の楽しさを知ってもらい、表現の可能性を広げるための写真教室です。プロの写真家を講師に招き、講義と実習による講座を東京校、名古屋校、大阪校で開催。基礎コースから上級者向けコースまで、レベルに合わせて多彩な講座が選べます。自然風景・花などの「テーマ別講座」も同校で開講中。また、eラーニングシステムを利用した写真教室「EOS学園オンライン」も開講しています。
詳細はホームページまで。(※一部講座を除く)

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