「F-1」

1971.03キヤノン初のプロ向け最高級一眼レフ「F-1」を投入、企業イメージアップとプロ市場開拓のマーケティングを展開

キヤノンは念願のプロ市場への参入と高品質量産カメラメーカーへの脱皮を実現すべく、最高級一眼レフカメラ「F-1」を発売した。同機のアクセサリーは180種におよぶ充実ぶり。
キヤノンカメラ販売は、ドラマチックな表現と手法を用いた広告でキャンペーンを行った。“眠れる獅子”をヘッドコピーに第1弾を展開すると、発売日近くに“フォトキナで「未来の映像芸術を可能にする」といわれたカメラ、ついに3月世界一斉発売、あと10日で世界に新しい波が起きる”と第2弾を次ぎ、発売当日には“1971年3月1日、世界の映像芸術、きょう最高の武器を入手する”と展開。また、豪華なカタログやガイドブックを用意し、ハイエンドのイメージを大いにアピールした。加えて、銀座に「キヤノンサロン」を開設し、プロサービスや作品展示の場などを提供した。