「オートボーイ」

1979.11「AF35M」(オートボーイ)でトップシェア奪取

他社に先行されていたAF(自動焦点)中級機カメラ市場の攻略を狙った、フルオートカメラ「AF35M」(オートボーイ)が1979年11月に発売された。独自開発の高性能オートフォーカス機能のほか、オートストロボはもちろん、巻き上げ・巻き戻しまで自動化(オートワインダー)したことが特徴で、「片手で撮れるフルオートカメラ」のキャッチフレーズと、「オートボーイ」という愛称で広告宣伝活動を展開した。価格はほかのAFカメラと同等の4万4,800円に抑えた。
高い撮影技術がなくても気軽に良い写真が撮れるというユーザーの期待に応えたことが評価され、このAF-35Mは成功を収め、35㎜レンズシャッターカメラ市場におけるキヤノンの国内シェアを1978年の11.8%(4位)から1980年には26.6%(首位)に押し上げた。