生物多様性写真・映像取り組み事例

「未来につなぐふるさとプロジェクト」でウミガメの生態調査体験と写真教室を開催

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写真教室の様子
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甲羅磨きの様子
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海に向かうウミガメ

子どもたちの未来に、多様な生き物を育む美しく緑豊かなふるさとを残すために。「生物多様性を育む社会づくりへの貢献」の実現に向けて、キヤノングループはNPO法人などの協働団体とともに、生物多様性の啓発や環境教育を国内のさまざまな地域で展開する「未来につなぐふるさとプロジェクト」を実施しています。

2016年9月には、協働団体であるNPO法人おおいた環境保全フォーラム様の主催により、大分県佐伯市の「はざこネイチャーセンター」にて、ウミガメの生態調査体験と写真教室を開催。参加者は写真教室でカメラの基本操作や撮影のポイントについてレクチャーを受けた後、一眼レフカメラを使用して自由に撮影を行い、きれいになって海へと戻っていく3匹のウミガメの姿を、さまざまなアングルでカメラに収めていました。一眼レフカメラは初体験という参加者もいましたが、上手に撮影できたようです。また、参加者の皆さまには、施設に保護されていたウミガメの甲羅磨きも体験していただきました。
今後も、キヤノンマーケティングジャパンは協働団体とともにさまざまなイベントや研修などを通じて、生物多様性や自然環境保全の大切さを学ぶ機会をつくっていきます。

お客さまの声:NPO法人 おおいた環境保全フォーラム 様

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NPO法人 おおいた環境保全フォーラム 中井 真理子様

私たちの活動は、絶滅危惧種であるベッコウトンボの保全が始まりでした。ベッコウトンボの減少は、生息地である「ため池」の消失や環境悪化が原因です。生き物を守るためには、生息に適した環境を守らなければならない。そう考えた私たちは、自然と人が共生する持続可能な社会を目指して活動するようになりました。
その後、ため池から林道、山間部、海岸へとフィールドを広げ、2014年7月には我々の活動の拠点となる「はざこネイチャーセンター」を佐伯市にオープンしました。ここでは、漁師の定置網にかかってしまったウミガメを一時的に保護しています。そして、個体識別用のタグを装着して放流し観察を行うことで、謎に包まれたウミガメの生態を調査しています。

私たちが施設を置いた、間越(はざこ)という海辺の小さな村には、アカウミガメが産卵に訪れる砂浜が残されています。地元では昔から「ウミガメが棲む海は魚が豊富できれいな海だ」と言い伝えられ、大切にされてきました。このようなウミガメと人との優しい関係は、自然との共生を目指す私たちが理想とする関係です。私たちはただウミガメを守るのではなく、村の人たちと一緒に共生していく方法を探求していきたいと考えています。

今回のイベントでは、カメラのファインダーを通してウミガメや周りの景色を見たので、観察する視点が普段とは違い、とても新鮮でした。写真に収めようと思うと、ウミガメの甲羅の美しさや、海の風景、花壇の草花や昆虫など、ただ歩いているだけでは気にもとめずに通り過ぎてしまうものの魅力に気づかされます。
今後もキヤノンさんには、環境保全活動の支援を期待しています。助成プロジェクトや環境保全の普及・啓発活動の仕組みをつくり、それを未来につなげてほしいと思います。

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