~取り壊される校舎での最後の思い出づくりを~小学校向けサポートプログラム 校舎の思い出 プロジェクト

実績事例江戸川区立第三松江小学校

2015年3月13日に、江戸川区立第三松江小学校にて、「校舎の思い出プロジェクト」を実施しました。

江戸川区立第三松江小学校でお話を伺いました

きっかけは、昨年の本校の展覧会で、6年生の児童に廊下の壁をキャンバスとして絵を描いてもらったことでした。その姿は私たちの予想以上に活き活きとしており、その評判を聞いた「おやじの会」(児童のお父さんが中心となった集まり)やPTAから、「私たちも一緒に校舎に絵を描きたい」という要望があり、一緒に検討していたところにこのプロジェクトの話を聞き、お願いすることにしました。児童達が描く前に、いつも見守ってもらっていただいている「おやじの会」やPTAの皆さまに素晴らしい作品を描いていただき、児童たちの「描きたい気持ち」を徐々に盛り上げていくなど、工夫した甲斐もあって素晴らしい活動となりました。
ぺんてる、キヤノンMJ両社に支援していただいたお陰で、画材やカメラなどを使うことができ、児童たちが思う存分楽しんでいました。本校だけでなく、他校においても、ぜひ実施してほしいと思います。(北山校長先生)

校舎の建て替えは、仮設校舎への移転など児童たちにも負担があります。その状況をプラスに変えて、今回のお別れイベントを実施できたことは、児童たちにとって貴重な経験になったと思います。また、児童だけでなく、「おやじの会」やPTAと一体となって取り組めたことが本校らしさであり、とても良かったです。
今後もこのプロジェクトを長期間にわたって継続してほしいと思います。(川田副校長先生)

私は図工専任として「校舎をキャンバスにすることで、何か変わるのか」ということを意識して、児童たちの描いている姿を見ていました。一番印象的だったのは、大きなキャンバスを目の前にしたことで、児童たちの心が開放的になり、普段より思い切り描いていることでした。また、児童たちの校舎への感謝の思いやお別れする寂しさが予想以上に強くて驚きました。ある児童が、たくさんの目がある虫を描いていたので、何を描いているのかを聞いてみると、「これは小学校を守る虫だよ。小学校が色々な危ないことから避けられるように、たくさんの目を描いたんだ」と話していました。児童がそこまで小学校のことを考えて大事に思っていることは、新しい発見でした。(中村先生)

私だけでなく児童たちも、校舎が取り壊される寂しさや校舎とお別れすることの実感がありませんでした。今回の絵を描く、撮影するなどの活動を行う中で、徐々に実感が湧き、校舎に対する児童たちのさまざまな思いがあらわれてきました。そして、最後のお別れ集会で司会を担当した児童は、直前まで一生懸命練習して、無事役目を果たしてくれました。今回の活動を行わなければ、児童たちがそのような思いを感じることがなかったと思いますので、とても意義がありました。
学校としては新たな挑戦ではありましたが、折角の機会ですので、他校の先生方にもぜひ挑戦してほしいと思います。(森先生)

プロジェクト作品

大判プリント作品

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