~取り壊される校舎での最後の思い出づくりを~小学校向けサポートプログラム 校舎の思い出 プロジェクト

実績事例浦添市立港川小学校

2015年7月4日に、浦添市立港川小学校にて、「校舎の思い出プロジェクト」を実施しました。

浦添市立港川小学校でお話を伺いました

本校は昭和55年(1980年)1月1日に浦添市立港川小学校として創立されました。
学校創立36年目を迎えての校舎改築は、本校や地域社会にとっても初めてのことです。学校の主役の児童だけでなく、学校を支えてくださった方々や35年間に港川小学校を巣立っていった卒業生5,331人の思い、保護者、地域の方々の学校に寄せる気持ちが校舎の至る所に染み付いているだろうと考え、「校舎とのお別れセレモニー」を開催することにしました。
当初、「校舎とのお別れセレモニー」として6年生が主となって「校舎に感謝の気持ちを描こう」と考えましたが、準備する画材の量や刷毛の本数などについて予測がつかず、困っていました。そんな時、地域教育コーディネーターの仲介で、ぺんてるとキヤノンマーケティングジャパンが「校舎の思い出プロジェクト」としてご協力してくださることになり心強く思いました。
セレモニー当日、6年生に「校内の壁に絵を描いていいよ」と伝えたときの、児童の喜びは大変なものでした。「本当にいいんですか?」と何度も問い返したほどです。また、思い思いの場所に散って行き、絵を描きはじめた児童たちのどの顔も生き生きとしていました。“子どもたちの思いが絵に込められた”それだけで、セレモニーは成功だったと思っています。
6年生が壁や窓ガラスに描いた絵は翌日から全校児童の話題となり、どの学年の児童も校長室を訪れては「自分達も描きたい!」と訴えてきました。「校舎が好き!」「校舎で勉強できてよかった」のような絵ならば描いていいよと伝えたものです。
噂を聞きつけた中高生や大学生、成人した卒業生までが校舎を見に来るようになりました。また、来校した地域の方々も華やかになった壁面や窓をご覧になって感激していました。改めて、港川小学校の大切さや存在価値を痛感することができました。(高良校長先生)

「思い出写真係」となった児童も、一眼レフのカメラレクチャーを楽しみにしていました。写真を撮る姿はプロのカメラマンの様で、実際に夏の沖縄の太陽と青空をバックに、窓ガラスに描かれた絵の写真は色合いがどれもきれいで、感動しました。
7月には地域や保護者の方々にも、児童たちが制作した作品を見ていただく機会が多くありました。可愛くなった窓ガラスを見て、「きれい」、「可愛い」との言葉が多く聞こえてきました。また、「校舎とのお別れセレモニー」で展示した大判ポスターは、卒業生にはうらやましく思ったようでした。(PTA 上間様)

「校舎とのお別れセレモニー」が式典としてだけでなく、子ども達の心に残る「セレモニー」になったと思います。これまでの地域学習の成果を絵で表現したり、感謝や、ありがとうの言葉を描いたことは、新しい校舎に移っても忘れられない思い出になったと思います。
時間のない中での取り組みでしたが、この企画に参加させていただき感謝致します。(石川教頭先生)

プロジェクト作品

大判プリント作品

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