~取り壊される校舎での最後の思い出づくりを~小学校向けサポートプログラム 校舎の思い出 プロジェクト

実施事例世田谷区立代沢小学校

2017年3月19日に、世田谷区立代沢小学校にて、「校舎の思い出プロジェクト」を実施しました。

世田谷区立代沢小学校の先生方に
お話を伺いました

溝口校長先生

幕末安政時代の寺子屋が本校の前身です。この寺子屋は代田の「代」、下北沢の「沢」をとって「代沢塾」と呼ばれていました。そして、明治13年に代沢学校として開校しました。今年で開校137年の歴史ある学校です。
前任の山野小学校でチラシを見て「校舎の思い出プロジェクト」を知り、今回代沢小学校でも取り組もうと考えました。
プロジェクトでは、子どもたち向けの写真教室など、手厚くやっていただきありがたかったです。また、絵の具などの画材が予定よりも多く使用することになっても、しっかりとサポートしていただき、大変感謝しています。
学校の壁という本来描いてはいけない場所に絵を描くときは、大人も子どもも大喜びでした。親児の会も意気込んで参加してくれました。
作品をご覧になった保護者の皆さん、地域住民の方々からは、学校が明るくなった、子どもたちの気持ちが伝わってくる、校舎が喜んでいるよう、などいい意見がたくさん聞かれました。
また、子どもたちが撮影した写真を見ると、こちらが予想もしないアングルがあって、子どもの発想は面白いなあと感じました。

今回、山野小学校、代沢小学校と続けて経験し、図工の先生の指導力、発想力などが、成功のカギを握ると感じました。私は2回とも素晴らしい作品になったと誇りに思っています。最後は壊してしまうのがもったいないと思うくらいです。このプロジェクトは、大変いい企画です。学校全体がキャンバスになる、その価値をもっともっと伝わるような宣伝リーフレットを作ってください。取り組みに一歩踏む出す学校が絶対に増えると確信しています。(溝口校長先生)

大原先生

「校舎の思い出プロジェクト」のサポートプログラムは、事前のねらいや段取りについての説明が分かりやすく、見通しを持って取り組めました。テーマに沿って、絵の具の色や数を提供してくださり、感謝しています。
今回、思い出がいっぱいの校舎・校庭に感謝の気持ちを表すためにテーマを「感謝のフラワー」としました。それにあたりメッセージなど文字は添えないことにしたのですが、目立たないように、「ARIGATOU」や「代沢」の文字を上手に入れる子がいました。それだけ校舎への思いが強いのだと思いました。
壁に絵を描くときは、子どもたちは最初、少々緊張し慎重でしたが、始めるとどんどん迷わず描き始めました。校舎の壁がつるつるしていてアクリル絵の具が気持ちよく伸び、全身で描画を楽しんだようです。写真を撮影する際には、子どもたちは自分たちなりにベストショットを見つけようと、いろいろ動き回っていました。
保護者の皆さん、地域住民の方々からは、制作途中段階から、「ずっとこの絵のままがいいですねえー」と言っていただくなど、感動の言葉をたくさんいただきました。
壁に直接絵を描くことによって日常の世界が一変し、子どもたちの中で、いよいよお別れするという意識が高まりました。また、カメラの撮影で自分たちの活動をよく見る目が育ったように思います。「校舎の思い出プロジェクト」のおかげで、友だちと校舎の思い出を噛みしめ、一緒に感謝の気持ちを表すことができました。いつまでも子どもたち、関係する人たちの心に残ることと思います(大原先生)

プロジェクト作品

大判プリント作品

大判ポスター
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