今回、DreamLabo 5000を導入されたきっかけと、導入を決めた理由を教えてください。

弊社では以前から製本業務のほかにトナータイプのオンデマンド印刷機でフォトブックを製作する業務を請け負っていたのですが、肌の質感や色合いについて品質的な課題を抱えていました。そうしたときに銀塩プリント以上のプリントができるものとして候補に挙がったのがDreamLabo 5000でした。私たちはデジタルカメラが世に出た15年くらい前からデジタルでのアルバム製作について検証を重ねていました。しかし、入力・出力とも品質が十分ではなく、データのやり取りをネットワークでできるほどのインフラもなかったため、一時頓挫していたのです。昨今になってようやく入力側の画素数、画質がどんどん上がりましたが、出力がいまだにトナー方式でしたから、なかなか本格的には踏み込めませんでした。DreamLabo導入の決め手になったのは、両面印刷ができ、かつ印画紙レベルの質感、RGBでの出力、そして写真品質の高い画質です。DreamLaboが登場したことで、ようやく構想が実現できる時代がきた、と思いましたね。

DreamLabo 5000で出力された建築竣工アルバム DreamLabo 5000で出力された建築竣工アルバム
上:自社工場内に設置されたDreamLabo 5000 下:建築竣工アルバムの背部分を拡大したもの。貼り合わせによりしっかり開くアルバムに 上:自社工場内に設置されたDreamLabo 5000
下:建築竣工アルバムの背部分を拡大したもの。貼り合わせによりしっかり開くアルバムに

DreamLabo 5000に感じる可能性について教えてください。

DreamLaboの可能性は、写真だけではなく、人が印刷物として手にとるものすべてに感じられます。絵を描かれる方や写真家だけではなく、もっと別なものがあるかも知れません。そうした新しいものにアプローチできるということに魅力を感じますね。
弊社にはワンオーダーで印刷から製本まで、一貫した製作を行なえるという特徴がありますから、その強みを生かせば、パラパラ漫画はもちろん、たとえば猫のかたちをした本や丸い絵本のように、一般的なかたちではないような本も作れるのではないかと。
DreamLaboのクオリティに弊社独自の製本技術を組み合わせることで、新しいチャレンジをしていきたいと考えています。