Z-ギャップのキャリブレーション方法



Z-ギャップのキャリブレーション方法
更新日 : 2015年6月26日
文書番号 : Q000084538



Z-ギャップのキャリブレーションとは、プリントジェットノズルに対してプリントパッドの高さを調整する作業です。
この作業は、出荷時に弊社で行っておりますのでお客様に作業を行って頂く必要はありません。
Z-ギャップのキャリブレーションの方法は下記の通りです。
Z-ギャップのキャリブレーションを行う前に、PrintPadのキャリブレーションを行ってください。
この作業はPrintPadとPrintJetノズルの高さが、用紙1枚通るかどうかの高さに合わせる作業です。
この調整をPrintPadの3ヵ所で行って頂いた後、Z-ギャップのキャリブレーションの作業を行ってください。


プリントパッドレベルのキャリブレーション

プリントパッドは、工場でキャリブレーションされていますので、お客様がキャリブレーションを行う必要はありません。万一、作品が適切にプリントされない場合は、プリントパッドのレベル(水平度)を確認してください。

1.

[プリントプレートのキャリブレーション]画面で、[レベルプレート]を選択します。チェックマークを選択して続けます。

注記:プリントパッドが上昇し、プリントジェットがプリントパッドの左後方に移動します。

2.

タッチスクリーンディスプレイで、右上隅の三角を選択します。

注記:プリントジェットがプリントパッドの右後方に移動します。

3.

『設定/再梱包説明書』の指定ページを使用して、プリントジェットとプリントパッドの間で紙をスライドさせます。

注記:若干の引っ掛かりが確認できた場合は、ステップ5に進みます。

注記:赤いライン(C)は、プリントジェット(A)とプリントパッド(B)の間のギャップを表しています。

4.

プリントジェットとプリントパッドの間を、紙が引っ掛かりなくスライドできる場合は、若干の引っ掛かりができるまで、調整ノブを反時計回りに回します。

注意:プリントパッドの位置が高過ぎる場合は、プリントパッドまたはプリントジェットが破損している可能性があります。

注記:プリントジェットとプリントパッドの間に紙を挿入できない場合は、紙に若干の引っ掛かりが感じられるようになるまで、調整ノブを時計回りに回します。

5.

タッチスクリーンディスプレイで、下中央の三角を選択します。

6.

プリントジェットがプリントパッドの前方中央に移動したら、プリントジェットとプリントパッドの間で紙をスライドさせます。

注記:若干の引っ掛かりが確認できた場合は、ステップ8に進みます。

7.

プリントジェットとプリントパッドの間を、紙が引っ掛かりなくスライドできる場合は、若干の引っ掛かりができるまで、調整ノブを反時計回りに回します。

注意:プリントパッドの位置が高過ぎる場合は、プリントパッドまたはプリントジェットが破損している可能性があります。

注記:プリントジェットとプリントパッドの間に紙を挿入できない場合は、紙に若干の引っ掛かりが感じられるようになるまで、調整ノブを時計回りに回します。

8.

タッチスクリーンディスプレイで、左上隅の三角形を選択します。

9.

プリントジェットがプリントパッドの左後方に移動したら、プリントジェットとプリントパッドの間で紙をスライドさせます。

 

注記:若干の引っ掛かりが確認できた場合は、ステップ11に進みます。

10.

プリントジェットとプリントパッドの間を、紙が引っ掛かりなくスライドできる場合は、若干の引っ掛かりができるまで、調整ノブを反時計回りに回します。

注意:プリントパッドの位置が高過ぎる場合は、プリントパッドまたはプリントジェットが破損している可能性があります。

注記:プリントジェットとプリントパッドの間に紙を挿入できない場合は、紙に若干の引っ掛かりが感じられるようになるまで、調整ノブを時計回りに回します。

11.

完了したら、チェックマークを選択して、プリントパッドのキャリブレーションを終了します。

Z-ギャップおよびプリントパッドレベルのキャリブレーション

Z-ギャップおよびプリントパッドレベルのキャリブレーションは、高品質なプリントを実現するために重要です。Z-ギャップとプリントパッドレベルの確認は、プリントジェット、押出機、またはプリントパッドの交換後に行う必要があります。
Z-ギャップおよびプリントパッドレベルの校正ファイルは、プリントジェット1でプリントされます。レベルギャップの校正ファイルには、ABSプリント用とPLAプリント用の2つがあります。

注記:プリントする校正ファイル(ファイル名:”材料名”Level-Gap Calibration.cubepro)が、カートリッジベイ1に装着された材料のタイプと一致することを確認してください。(例:カートリッジベイ1にABS材のカートリッジが装着されている場合は、ABSレベルギャップ用の校正ファイルをプリントしてください。)

校正ファイルは、ホームページwww.cubify.comから入手できます。


注記:プリントパッドレベル(B)を調整する前に、Z-ギャップ(A)が調整されている必要があります。

Z-ギャップおよびプリントパッドレベルのキャリブレーションの概要

下の図は、Z-ギャップおよびプリントパッドレベルが適切に調整された状態です。

Z-ギャップ - Z-ギャップとは、プリントパッドとプリントジェットノズルの間の距離です。プリントパッドレベルを調整する前に、Z-ギャップが調整されている必要があります。

プリントパッドレベル - プリントパッドレベルは、プリントパッドとプリントジェットノズルのレベルが合っていることを判定するための測定です。プリントパッドレベルを調整する前に、Z-ギャップが調整されている必要があります。

Z-ギャップおよびプリントパッドレベルの校正ファイルのプリント

注記:プリントパッドにCubeグルーや材料屑が付着していないことを確認してから、この手順を始めてください。

12.

レベルギャップの校正ファイル(ファイル名:”材料名”Level-Gap Calibration.cubepro)をホームページwww.cubify.comからUSBメモリにダウンロードします。

 

13.

USBメモリをプリンターのUSBポートに挿入します。

 

14.

[プリント]を選択します。

15.

左右矢印を押して、レベルギャップの校正ファイルまで移動し、[プリント]を選択します。

16.

プリントパッドの中央部50 mm×50 mmのエリアに、Cubeグルーを薄く2層で塗布します。チェックマークを選択して続けます。

注記:詳細情報は、ユーザーガイドP49の「Cubeグルーの塗布」を参照してください。

注記:校正ファイルのプリントには、数分間かかります。

17.

プリントパッドを取り外し、レベルギャップを確認します。

 

注記:プリントパッドのキャリブレーション以外の調整を行った場合は、この手順を再度実行してください。なお、この手順を再度実行する前に、必ずすべてのCubeグルーや材料屑を取り除いてください。

 

Z-ギャップおよびプリントパッドレベルの調整
プリントパッドの調整ノブの操作

プリントパッドの調整ノブは、1ステップ刻みで操作します。微調整が必要になった場合は、1/2ステップ刻みで操作してください。 右の図で、1と2の間が1ステップです

Z-ギャップの調整

Z-ギャップを調整した場合は、校正ファイルを再度プリントして、Z-ギャップが正しいことを確認します。クローズのZ-ギャップ測定(A)にギャップがなく、オープンのZ-ギャップ測定(B)にギャップがあれば、Z-ギャップは正しいことになります。

注記:プリントパッドレベルを調整する前に、Z-ギャップが調整されている必要があります。

注記:クローズのZ-ギャップ測定(A)およびオープンのZ-ギャップ測定(B)は、別の測定ですが、一緒に読み取る必要があります。

正しいクローズのZ-ギャップ

クローズのZ-ギャップのバー(B)が、ベースライン(A)に接している場合は、クローズのZ-ギャップは正しいです。

正しくないクローズのZ-ギャップ

クローズのZ-ギャップのバーとベースライン(A)の間にギャップ(B)がある場合は、プリントパッドの3つの調整ノブをすべて反時計回りに1ステップだけ回転させます。校正ファイルを再度プリントして、Z-ギャップを確認します。バーとベースラインが接するまで調整を繰り返します。微調整を行う場合は、1/2ステップ刻みで調整します。

正しいオープンのZ-ギャップ

オープンのZ-ギャップのバー(C)とベースライン(A)の間にギャップ(B)がある場合は、オープンのZ-ギャップは正しいです。

正しくないオープンの Z-ギャップ

オープンのZ-ギャップのバー(C)とベースライン(A)の間にギャップ(B)がない場合は、プリントパッドの3つの調整ノブをすべて時計回りに1ステップだけ回転させます。校正ファイルを再度プリントして、Z-ギャップを確認します。バーとベースラインの間にギャップができるまで調整を繰り返します。微調整を行う場合は、1/2ステップ刻みで調整します。

注記:Z-ギャップが適正であることを確認した後、校正ファイルを再度プリントして、プリントパッドレベルを確認します。

 


プリントパッドレベルの調整
正しいプリントパッドレベル

4隅の校正ポイントで、校正ラインとベースラインが接している場合は、プリントパッドレベルは正しいです。

注記:プリントパッドレベルを調整する前に、Z-ギャップが調整されている必要があります。

正しくないプリントパッドレベル

4隅の校正ポイントで、校正ラインとベースラインの間にギャップがある場合は、プリントパッドレベルは正しくありません。
右の図では、前部のプリントパッドレベルは正しくなく、後部のプリントパッドレベルは正しいです。このため、前部のプリントパッドの調整ノブを反時計回りに1ステップ回転させて調整します。調整後、校正ファイルを再度プリントして、プリントパッドレベルが正しいことを確認します。

許容可能なプリントパターン

プリントパッドレベルの校正ファイルは、校正ラインとベースラインが接してプリントされる必要があります。右の図は、横側から見た許容可能なプリントパターンです。

許容できないプリントパターン

プリントパッドとプリントジェットノズルの間が狭過ぎる場合、プリントパッドレベルの校正ラインが押しつぶされ、ベースラインが削られます。
4隅の校正ポイントがすべて図(A)のように押しつぶされて表示される場合は、プリントパッドの3つの調整ノブをすべて時計回りに1ステップだけ回転させて、ギャップを拡げます。
図(B)のように表示される場合は、プリントパッドの3つの調整ノブをすべて反時計回りに1ステップだけ回転させて、ギャップを狭めます。調整後、校正ファイルを再度プリントして、プリントパッドレベルが正しいことを確認します。

注記:4隅のプリントパッドレベルの校正ポイントがすべて正しいことを確認した後、Z-ギャップが正しいことを再度確認します。

 

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この質問の対象商品(商品ごとの詳細は本文内を参照してください。)

CubePro / CubePro Duo / CubePro Trio

 

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