WindowsXPへSMB送信(プッシュスキャン)できない場合の確認事項



WindowsXPへSMB送信(プッシュスキャン)できない場合の確認事項
更新日 : 2013年1月21日
文書番号 : Q000053428




Q:imageRUNNERやPCの新規設置/送信設定の際、WindowsXPのPCにSMB送信できないケースがよくあります。確認すべき項目を教えてください。

A:物理的に通信が可能な環境(印刷ができるなど)で、imageRUNNER側の基本設定にミスがないにも関わらずWindowsXPにSMB送信できない場合、PC側でいくつか確認する項目があります。
以下に挙げる項目をご確認ください。

参考

スキャン文書の電子化(SMB送信)機能に関して、一連の手順書を以下に掲載しております。まずは全体の手順を今一度ご確認下さい。
キヤノンホームページ>サポート>(製品関連情報)製品マニュアル/簡単便利ガイド>カラー複合機>簡単操作ガイドへ

1.ファイアウォール
2.簡易ファイル共有設定時のセキュリティ
3.共有フォルダの属性
4.共有フォルダのアクセス権 (WindowsXP Homeにはこの設定はありません)
5.セキュリティポリシー
6.ログインパスワード


1.ファイアウォール

ファイアウォールの設定は、OS標準のものとサードベンダーのものを両方確認する必要があります。

【1.1 Windowsファイアウォール】

OS標準のWindowsファイアウォールが有効になっているか確認ください。有効になっている場合、セキュリティ上可能であれば、無効にしてSMB送信をお試しください。
※Windowsファイアウォールの設定箇所:マイネットワークのプロパティ>ローカルエリア接続のプロパティ>詳細設定タブ>設定ボタン。


 

【1.2 サードベンダー製のファイアウォール】
PCにサードベンダー製のファイアウォールアプリケーションが入っている場合、その設定によってSMB送信に必要なポートが塞がれてしまう場合があり、その為にSMB送信できないことがあります。 解除方法は、ファイアウォールアプリケーションにより異なりますので、アプリケーションメーカーに設定方法をご確認ください。

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2.簡易ファイル共有設定時のセキュリティ
共有フォルダが簡易ファイル設定になっている場合は、フォルダプロパティ>共有タブ>「ネットワーク上での共有とセキュリティ」>「ネットワークユーザーによるファイルの変更を許可する」が無効になっているとSMB送信ができません。 この設定を有効にしてください。

 

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3.共有フォルダの属性
ファイル送信先フォルダのプロパティ>全般タブ>属性設定が「読み取り専用」になっていると、imageRUNNERからファイルを送信できてもPC側に書き込みが できないためエラーになります。チェックを外してください。


※簡易ファイルの共有をしていない、またはドメインに参加している場合は、共有フォルダの属性を設定することができます。

参考

プロパティを開くと下図の画面が表示されます。この■は「読み取り専用」に選択されている表示では無く、チェックを隠す印です。

一度■をクリックするとチェックが入っている場合とそうでない場合があります。チェックが入っている場合はもう一度クリックするとチェックが外れます。


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4.共有フォルダのアクセス権

簡易ファイルの共有をしていない、またはドメインに参加している場合は、共有フォルダのアクセス権を設定することができます。共有フォルダのアクセス権は場合により2点の確認項目があります。

※WindowsXP Homeは簡易共有の設定になり、以下2点「共有タブのアクセス許可」「セキュリティタブ」の設定は表示されません。WindowsXP Homeは「4.共有フォルダのアクセス権」を飛ばしてお読みください。

【4.1 「共有タブ」による ユーザ単位のアクセス許可】    
imageRUNNERの宛先で指定した共有フォルダのログインユーザが、送信先共有フォルダのアクセス許可設定(フォルダプロパティ>共有タブ>アクセス許可)で「読み取り」になっている場合、SMB送信を行なうことはできません。 「変更」以上の権限を与えてください。

【4.2 「セキュリティタブ」による ユーザ単位のアクセス許可】
imageRUNNERの宛先で指定した共有フォルダのログインユーザが、送信先共有フォルダのNTFS設定 (フォルダプロパティ>セキュリティタブ>アクセス許可)で「読み取り」になっている場合、SMB送信を行なうことはできません。「変更」以上の権限を与えてください。
※ファイルフォーマットがNTFS以外の場合はこの項目はありません。


参考

上記の「共有アクセス許可」と「NTFSアクセス許可」に同一ユーザ(グループ)を追加し、それぞれに違った権限を付与した場合、セキュリティの強いほうが優先されます。

例)User1ユーザの共有アクセス許可「フルコントロール」、NTFSアクセス許可「読み取り」の場合、iRからUser1ユーザでSMB送信できません。NTFSアクセス許可が共有アクセス許可より優先されます。

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5.セキュリティポリシー
WindowsXPはセキュリティが強化され、サービスパックのバージョンなどにより、ポリシーなどのセキュリティが強化されています。以下のポリシーが有効になっているとSMB送信できないケースがあります。
  
コントロールパネル>管理ツール>ローカルセキュリティポリシー>ローカルポリシー>セキュリティオプション>「Microsoftネットワークサーバ:常に通信にデジタル署名を行う」
  
上記ポリシーを無効にしてお試しください。

※設定後は必ずPCの再起動を行ってください。
PCを再起動しなければ設定変更したポリシーが有効になりません。

 

 『注意』
上記ポリシーを無効にすることで、セキュリティ低下を招く恐れががあります。想定される脅威は、セッションハイジャックなどです。「ポリシーの無効化」をお試しいただく場合、セキュリティの低下を招く恐れがあることをご了解いただいた上でお試しください。

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6.ログインパスワード
WindowsXPで「パスワードが設定されていないローカルアカウント」でも、パソコンにローカルログインできます。ただし以下の現象が起こる可能性があります。

・「ログイン先またはユーザ名・パスワードを確認してください」と表示されimageRUNNERからログイン/宛先を設定できない。
・imageRUNNERからログイン/宛先設定が可能だが、実際にSMB送信できない。

上記の「パスワード無しアカウント」による現象は、「ネットワーク上のフォルダにアクセスする際、送信先パソコンへの認証が行なわれないため」です。
上記現象を回避するためにも、セキュリティの重要性も考慮し、必ずパスワード設定されたアカウントでログインしてください。

※WindowXP Homeでは、Administratorというユーザはセーフモード時のみログイン可能なアカウントとして作成され、通常に起動したWindowsXP HomeではAdministratorでログインすることはできません。

 

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ご注意事項
本ページに記載の内容は、SMBで送信される文書データをWindowsXPパソコンで受信するために、WindowsXP側のセキュリティを下げる操作も含まれております。設定される場合は、作業内容をご理解の上、お客様の責任において、設定をお願いいたします。

 

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