HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影の方法(EOS 5D Mark III)



HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影の方法(EOS 5D Mark III)
更新日 : 2013年1月21日
文書番号 : Q000067043



操作方法

HDRモードに設定すると、白とびや黒つぶれを緩和した広ダイナミックレンジな写真や、絵画のような写真を撮影することができます。風景などの静物撮影に適しています。
1回の撮影で露出の異なる3枚の画像(標準露出/露出アンダー/露出オーバー)を撮影して、自動的に画像合成を行います。撮影したHDR画像は、JPEG画質で記録されます。
*HDRは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略です。
注意
  • HDR撮影はシャッター速度を自動的に変えて3枚の画像を撮影します。そのため、<Tv>、<M> モードでも設定したシャッター速度を基準に、3枚の画像のシャッター速度が変化します。また、動いている被写体を撮影すると、被写体の移動が残像のように写るため、おすすめできません。静物撮影をおすすめします。
  • 三脚の使用をおすすめします。また、手持ち撮影をするときは、高速シャッターで撮影することをおすすめします。
  • AEB、WBブラケティング、多重露出が設定されているときや、バルブ撮影、動画撮影時は、HDRモードの設定はできません。
  • HDR撮影時は、ストロボは発光しません。
メモ
  • 手ブレを抑えるため、通常よりもISO感度が高く設定されることがあります。
  • 蛍光灯やLED電球などの光源下でHDR撮影を行うと、照明に照らされている部分が適切な色で再現されないことがあります。
  • HDR撮影は撮影後に画像を合成するため、通常の撮影よりもカードに画像が記録されるまでの時間が長くなります。画像処理中は「BUSY」が表示され、処理が終わるまで次の撮影はできません。

項目内容
ナチュラル明暗差の大きいシーンで、通常は白飛びしてしまう部分や、黒くつぶれてしまう部分の描写が補正され、白飛びや黒つぶれが緩和された写真になります。
絵画調標準[ナチュラル]よりも白とびや黒つぶれが緩和された写真になりますが、コントラストを抑えたフラットな階調のため、絵画のような仕上がりになります。被写体の輪郭部分に明るい(または暗い)縁取りが付きます。
グラフィック調[絵画調標準]よりも鮮やかでありながら、コントラストを抑えたフラッ トな階調で、グラフィックアートのような仕上がりになります。
油彩調最も鮮やかで被写体の立体感を強調した、油絵のような仕上がりになります。
ビンテージ調[絵画調標準]よりも低彩度で、古めかしい感じに仕上がります。

メモ
各仕上がり効果とも、設定されているピクチャースタイルを基本にした画像特性で撮影されます。


2. < > ボタンを押します。

3. <サブ電子ダイヤル> を回して[HDR]を選択し、<SET> ボタンを押します。

4. HDRモードの設定画面が表示されます。[Dレンジ調整]を選択し、<SET> ボタンを押します。

5. <サブ電子ダイヤル>を回してダイナミックレンジの調整幅を選択し、<SET> ボタンを押します。
  • [自動]を選択すると、撮影画面全体の明暗差に応じて調整幅が自動設定されます。
  • [±1][±2][±3]を選択すると、数値が大きいほどダイナミックレンジが広い写真を撮影することができます。

6. 仕上がり効果を選択し、<SET> ボタンを押します。各効果の特徴については、上記「仕上がり効果の種類」をご参照ください。

7. [HDR撮影の継続]を設定します。
  • [1回で終了]または[繰り返し]を選択し、<SET> ボタンを押します。
  • [1回で終了]を選択したときは、撮影すると、手順5の設定が自動的に[HDRオフ]になり、HDR撮影が解除されます。

8. [画像位置自動調整]を設定します。
手持ち撮影を行うときは[する]、三脚などを使用するときは[しない]を選択し、<SET> ボタンを押します。

9. 保存する画像を指定します。
  • 撮影した3枚の画像と、合成したHDR画像を保存するときは、[全画像]を選択し、<SET> ボタンを押します。
  • HDR画像だけを保存するときは、[HDR画像のみ]を選択し、<SET> ボタンを押します。

10. ファインダー撮影、ライブビュー撮影で、HDR撮影を行うことができます。
表示パネルに[HDR]が表示されます。

11. シャッターボタンを全押しすると、3枚連続撮影され、HDR画像がカードに記録されます。
HDR撮影を終了するときは、手順5で[HDRオフ]を選択します。
注意
  • [画像位置自動調整]を[する]に設定して手持ち撮影を行うと、画像の周辺部分がわずかにトリミングされ、解像感が若干低下します。また、手ブレなどにより画像のズレ量が大きいと、自動位置合わせが行われないことがあります。なお、極端に明るい/暗い露出設定で撮影すると、自動位置合わせが適切に行われないことがあります。
  • [画像位置自動調整]を[しない]に設定して手持ち撮影を行うと、3枚の画像がズレて、HDRの効果が十分に得られないことがあります。
メモ
  • RAW画質で撮影したときは、HDR画像は の画質で記録されます。
  • RAW+JPEG の設定でHDR撮影を行ったときは、HDR画像は設定したJPEG画質で記録されます。
  • メニュー[ :HDRモード]から設定することもできます。

 

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この質問の対象商品(商品ごとの詳細は本文内を参照してください。)

EOS 5D Mark III

 

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