WindowsVista/7/8へSMB送信(プッシュスキャン)できない場合の確認事項



WindowsVista/7/8へSMB送信(プッシュスキャン)できない場合の確認事項
更新日 : 2015年10月2日
文書番号 : Q000056223




Q:imageRUNNER ADVANCEやPCの新規設置/送信設定の際、Windows Vista/7/8にSMB送信する際の留意点を教えてください。

A:物理的に通信が可能な環境(印刷ができるなど)で、imageRUNNER ADVANCE側の基本設定にミスがないにも関わらずWindows Vista/7/8にSMB送信できない場合、PC側でいくつか確認する項目があります。
以下に挙げる1〜5の項目をご確認ください。

参考

スキャン文書の電子化(SMB送信でセンド)機能に関して、一連の手順書を以下に掲載しております。まずは全体の手順を今一度ご確認下さい。
キヤノンホームページ>サポート>(製品関連情報)製品マニュアル/簡単便利ガイド>カラー複合機>簡単操作ガイドへ

1.共有フォルダの属性
2.共有ウィザードの使用
3.共有フォルダのアクセス権
4.ログインパスワード
5.ファイアウォール

ご注意事項

Windows 8.1上で作成された共有フォルダにWindows(SMB)送信を行うと、送信エラーとなり送信できない場合がございます。
本件の対応についてはMicrosoft社より「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base)に、Windows 8.1向け修正プログラムが公開されております。(2013年11月18日)

こちらを適用してご利用頂くようお願い致します。

1.共有フォルダの属性

共有するフォルダの属性を設定することができます。 「読み取り専用」が有効になっていると、imageRUNNER ADVANCEからファイルを送信できても PC側に書き込みできません。「読み取り専用」のチェックを外し「適用」してください。

フォルダのプロパティ>全般タブ>属性設定>読み取り専用:チェックを外し適用

参考

プロパティを開くと下図の画面が表示されます。この■は「読み取り専用」に選択されている表示では無く、チェックを隠す印です。

一度■をクリックするとチェックが入っている場合とそうでない場合があります。チェックが入っている場合はもう一度クリックするとチェックが外れます。


このページのTopに戻る
 

2.共有ウィザードの使用

「共有ウィザード」機能を使用することで簡単な権限設定が使用可能です。(初期値:有効)
フォルダに書き込む場合、アクセス許可レベルを「投稿者」または「読み取り/書き込み」以上に設定してください。
以下の「ファイルの共有」画面が表示されない場合「共有ウィザード」は無効になっています。その場合は「3.共有フォルダのアクセス権」にお進みください。

Win Vista ・フォルダのプロパティ>「共有」タブ>「共有」ボタン>ログインユーザ:「投稿者」以上
または
・フォルダの右クリック>共有>ログインユーザ:「投稿者」以上
Win7/8

・フォルダのプロパティ>「共有」タブ>「共有」ボタン>ログインユーザ:「読み取り/書き込み
または
・フォルダの右クリック>共有>ログインユーザ:「読み取り/書き込み

 

 

【参考:共有ウィザードによる動作】
共有ウィザードの有効/無効で動作がかわります。

 
共有ウィザード
有効
無効
「ファイルの共有」画面 表示 非表示
フォルダのプロパティ>共有タブ>共有 アクティブ グレーアウト
フォルダ右クリック>共有 ファイルの共有画面 フォルダの共有タブ


【共有ウィザードの設定場所】
共有ウィザード機能の入り切りは以下の場所で設定できます。
・コントロールパネル>クラシック表示>フォルダオプション>表示>共有ウィザードを使用する 

【共有ウィザード使用時の注意】
共有ウィザードを使いデスクトップに共有フォルダを作成した場合、「C:\Users」が共有されます。
この場合は以下のパスを指定してください。
「\\コンピュータ名\Users\[ログインユーザ名]\Desktop\共有フォルダ名」

※Users以下が共有されるため、Users以下のディレクトリに保管されているデータがすべて共有される状態になります。重要ファイルをUsers以下のディレクトリに保管されている場合は、この方法はセキュリティ的にリスクを伴いますので、設定される場合は、その旨ご理解の上、設定をお願いいたします。

このページのTopに戻る

3.共有フォルダのアクセス権

簡易ファイルの共有をしていない、またはドメインに参加している場合は、共有フォルダのアクセス権を設定することができます。共有フォルダのアクセス権は確認項目が2箇所あります。

【3.1 「共有」タブによる ユーザ単位のアクセス許可】    
imageRUNNERの宛先で指定した共有フォルダのログインユーザが、送信先共有フォルダのアクセス許可設定で「読み取り」になっている場合、SMB送信を行なうことはできません。 「変更」以上の権限を与えてください。

フォルダのプロパティ>共有タブ>詳細な共有>アクセス許可:「変更」以上

 

【3.2 「セキュリティ」タブによる ユーザ単位のアクセス許可】
imageRUNNER ADVANCEの宛先で指定した共有フォルダのログインユーザが、送信先共有フォルダの「セキュリティ」タブで「読み取り」になっている場合、SMB送信を行なうことはできません。「変更」以上の権限を与えてください。

フォルダのプロパティ>セキュリティタブ>アクセス許可:「変更」以上

注意:2つの権限設定の関連性
上記の「共有」タブと「セキュリティ」タブに同一ユーザ(グループ)を追加し、違った権限を付与した場合、セキュリティの強いほうが優先されます。
例えば、User1ユーザの「共有」タブに「フルコントロール」、「セキュリティ」タブに「読み取り」の場合、imageRUNNER ADVANCEからUser1ユーザでSMB送信できません。
「セキュリティ」タブの許可が、「共有」タブより優先されます。

このページのTopに戻る

4.ログインパスワード

パスワード設定されたアカウントをご使用ください。
Windows Vista/7/8で作成された「パスワードが設定されていないローカルアカウント」でSMB送信した場合、以下の現象が起こる可能性があります。

・「ログイン先またはユーザ名・パスワードを確認してください」と表示され
imageRUNNERからログイン/宛先を設定できない。
・imageRUNNERからログイン/宛先設定が可能だが、実際にSMB送信できない

上記の「パスワード無しアカウント」による現象は、「ネットワーク上のフォルダにアクセスする際、送信先パソコンへの認証が行なわれないため」です。上記現象を回避するためにも、セキュリティの重要性も考慮し、必ずパスワード設定されたアカウントをご使用ください。

参考

Windows Vista Home Basic/Home Premium(以下Vista Home)では、Administratorというユーザはセーフモード時のみログイン可能なアカウントとして作成されます。
通常に起動したVista HomeではAdministratorでログインすることはできません。


このページのTopに戻る

5.ファイアーウォール

【5.1 Windowsファイアウォール】
OS標準のWindowsファイアウォールが有効になっているか確認ください。有効になっている場合、セキュリティ上可能であれば、無効にしてSMB送信をお試しください。
※Windowsファイアウォールの設定箇所:マイネットワークのプロパティ>ローカルエリア接続のプロパティ>詳細設定タブ>設定ボタン。

また、「例外」タブの「ポートの追加」から直接SMBポートを追加する事も可能です。

【参考:SMBで使用されるポート】
・UDP137、138
・TCP139、445

【5.2 サードベンダー製のファイアウォール】
PCにサードベンダー製のファイアウォールアプリケーションが入っている場合、その設定によってSMB送信に必要なポートが塞がれてしまう場合があり、その為にSMB送信できないことがあります。 解除方法は、ファイアウォールアプリケーションにより異なりますので、アプリケーションメーカーに設定方法をご確認ください。

このページのTopに戻る

ご注意事項
本ページに記載の内容は、SMBで送信される文書データをWindows Vista/7/8パソコンで受信するために、Windows Vista/7/8側のセキュリティを下げる操作も含まれております。設定される場合は、作業内容をご理解の上、お客様の責任において、設定をお願いいたします。

 

[TOP▲]

この質問の対象商品(商品ごとの詳細は本文内を参照してください。)

iR-ADV C2020 / iR-ADV C2020F / iR-ADV C2030 / iR-ADV C2030F / iR-ADV C2218F-V / iR-ADV C2220 / iR-ADV C2220F / iR-ADV C2230F / iR-ADV C350F / iR-ADV C5030 / iR-ADV C5030F / iR-ADV C5035 / iR-ADV C5035F / iR-ADV C5045 / iR-ADV C5045F / iR-ADV C5051 / iR-ADV C5051F / iR-ADV C5235 / iR-ADV C5235F / iR-ADV C5240 / iR-ADV C5240F / iR-ADV C5250 / iR-ADV C5250F / iR-ADV C5255 / iR-ADV C5255F / iR-ADV C7055 / iR-ADV C7065 / iR-ADV C7260 / iR-ADV C7270 / iR-ADV C9065 PRO / iR-ADV C9075 PRO / iR-ADV C9270 PRO / iR-ADV C9280 PRO / iR-ADV 4025 / iR-ADV 4025F / iR-ADV 4035 / iR-ADV 4035F / iR-ADV 4045 / iR-ADV 4045F / iR-ADV 4225 / iR-ADV 4225F / iR-ADV 4235 / iR-ADV 4235F / iR-ADV 4245 / iR-ADV 4245F / iR-ADV 6055 / iR-ADV 6065 / iR-ADV 6075 / iR-ADV 6255 / iR-ADV 6265 / iR-ADV 6275 / iR-ADV 8085 PRO / iR-ADV 8095 PRO / iR-ADV 8105 PRO / iR-ADV 8205 PRO / iR-ADV 8285 PRO / iR-ADV 8295 PRO

 

[TOP▲]
このページのトップへ