インターネットファクス/イントラネットファクスの設定方法(iR-ADV Gen3)



インターネットファクス/イントラネットファクスの設定方法(iR-ADV Gen3)
更新日 : 2016年11月8日
文書番号 : Q000086615



ここでは、以下の流れで「インターネットファクス/イントラネットファクスの設定方法」を説明します。

 インターネットファクス/イントラネットファクスの設定比較
 送受信のための準備(インターネットファクス/イントラネットファクス)
 アドレス帳にインターネットファクス/イントラネットファクスの宛先を登録する

 必要な条件

 送信機能が使用できる
 ネットワーク設定がされている
 送信先の機器がインターネットファクス/イントラネットファクスを受信できる


 メモ

お使いの機種やオプションの装着状況によって画面が異なる場合があります。

インターネットファクス/イントラネットファクスの設定比較

インターネットファクスとは、インターネット回線を経由して画像を送受信する機能です。
インターネットファクスではメールサーバーを経由して画像の送受信を行います。
イントラネットファクスではメールサーバーを経由せず、複合機同士で直接、画像の送受信を行います。
ここでは、インターネットファクスとイントラネットファクスの設定方法の違いを説明します。
詳しくは、以下の設定比較表を参照してください。

利用可能になるまでの設定項目

インターネットファクス

イントラネットファクス

プライマリーDNSサーバー

設定必須

設定不要

セカンダリーDNSサーバー

セカンダリーDNSサーバーがある場合のみ設定

設定不要

DNSのホスト名

設定必須

設定不要

ドメイン名

設定必須

設定不要

DNSの動的更新

ダイナミックDNSサーバーがある場合のみON

SMTP受信


(イントラネットファクスと併用する場合のみON)

ON

POP

ON

SMTPサーバー

設定必須

設定不要

Eメールアドレス

設定必須

ファクス送信元として記載されます。
(入力例:mfp01@canon.com)

POPサーバー

設定必須

POPログイン名

設定必須

POPパスワード

設定必須

POP発行間隔

設定必須

認証暗号化設定

送信するサーバーが認証/暗号化を必要とする場合のみ設定

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送受信のための準備(インターネットファクス/イントラネットファクス)

 1.
以下の手順で、DNSサーバーアドレスの設定をします。
(設定/登録)→[環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[DNS設定]→[DNSサーバーアドレス設定]

お使いの環境に合わせて、DNSサーバーのIPアドレスを入力します。
<IPv4>
 <プライマリーDNSサーバー>を押して、DNSサーバーのIPv4アドレスを入力します。
 セカンダリーDNSサーバーがあるときは、<セカンダリーDNSサーバー>を押してIPアドレスを入力します。セカンダリーDNSサーバーを設定しないときは、「0.0.0.0」を入力してください。
<IPv6>
 <プライマリーDNSサーバー>を押して、DNSサーバーのIPv6アドレスを入力します。「ff」で始まるアドレス(マルチキャストアドレス)、すべて0で構成されるアドレス、リンクローカルアドレスは入力できません。
 セカンダリーDNSサーバーがあるときは、<セカンダリーDNSサーバー>を押してIPアドレスを入力します。「ff」で始まるアドレス(マルチキャストアドレス)、すべて0で構成されるアドレス、リンクローカルアドレスは入力できません。セカンダリーDNSサーバーを設定しないときは、空欄のままにしてください。

 メモ

 DNSサーバーとは、インターネット上でのコンピューターの名前にあたるドメイン名を、住所にあたるIPアドレスに変換するサーバーです。
 イントラネットファクスのみ使用する場合は、設定不要です。
 [セカンダリーDNSサーバー]は、お使いのネットワーク環境にセカンダリーDNSサーバーある場合のみ、設定が必要です。

 2.
以下の手順で、DNSのホスト名と、本体が所属するネットワークのドメイン名を設定します。
(設定/登録)→[環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[DNS設定]→[DNSのホスト名/ドメイン名設定]

お使いの環境に合わせて、ホスト名やドメイン名を指定します。
<IPv4>
 <ホスト名>を押して、DNSサーバーに登録する本機のホスト名を半角英数字で入力します。
 <ドメイン名>を押して、本機が属するドメインの名称を半角英数字で入力します(入力例:「example.com」)。
<IPv6>
 ホスト名とドメイン名をIPv4と同じ設定にするときは、<IPv4と同じホスト名/ドメイン名を使用>の<ON>を押します。IPv4と別の設定にする場合は<OFF>を押してください。
 ホスト名をIPv4と別の設定にする場合は、<ホスト名>を押してDNSサーバーに登録する本機のホスト名を半角英数字で入力します。
 ドメイン名をIPv4と別の設定にする場合は、<ドメイン名>を押して本機が属するドメイン名を半角英数字で入力します(入力例:「example.com」)。

 メモ

イントラネットファクスのみ使用する場合は、設定不要です。

 3.
環境にダイナミックDNSサーバーがある場合のみ、以下の手順で、[DNSの動的更新][ON]に設定します。
(設定/登録)→[環境設定]→[ネットワーク]→[TCP/IP設定]→[DNS設定]→[DNSの動的更新設定]

お使いの環境に合わせて、必要な設定をします。
<IPv4>
 <DNSの動的更新>の<ON>を押すと、DHCP環境などでホスト名とIPアドレスの対応付けが変更されたときに自動更新します。
<IPv6>
 <DNSの動的更新>を<ON>にすると、DHCP環境などでホスト名とIPアドレスの対応付けが変更されたときに自動更新します。
 <ステートレスアドレスの登録>/<手動アドレスの登録>/<ステートフルアドレスの登録>で、DNSサーバーに登録したいアドレスを<ON>にします。すべて<OFF>にすると自動更新は行われませんのでご注意ください。

 メモ

 イントラネットファクスのみ使用する場合は設定不要です。

 4.
以下の手順で、メールサーバー等の通信設定をします。
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[送信]→[Eメール/I ファクス設定]→[通信設定]

<SMTP受信>
本機をSMTPサーバーとしてEメールやIファクスを受信するときは<ON>を押します。本機のホスト名をDNSサーバーに登録しないとSMTP受信できませんのでご注意ください。
<SMTPサーバー>
SMTPサーバーの名称(またはIPアドレス)を入力します。
<Eメールアドレス>
本機のEメールアドレスを入力します。
ユーザー名(@マークの前の部分)は、任意の名前を設定できます。登録したホスト名を、Eメールアドレスの@マークの後ろに入力します。
<POPサーバー>
POP3サーバーの名称(またはIPアドレス)を入力します。
<POPログイン名>
POP3サーバーを利用するときは、指定メールアカウントのユーザー名を半角英数字で入力します。
<POPパスワード>
POP3サーバーを利用するときは、指定メールアカウントのパスワードを入力します。
<POP発行間隔>
POPを自動発行する間隔を分単位で設定できます。
<認証/暗号化設定>
認証や暗号化の設定を行います。
<POP>
POP3サーバーを使ってEメールやIファクスを受信するときは<ON>を押します。
送信前のPOP認証やPOPサーバーとの暗号化通信を設定する
送信前のPOP認証(POP before SMTP)とは、Eメールの送信前にPOPサーバー(受信メールサーバー)によるユーザー確認を行うことで、第三者による不正なEメール送信を防止する機能です。POPサーバーがTLSに対応する場合は、通信を暗号化することもできます。

1

<認証/暗号化設定>を押す

2

必要な設定をする

<POP認証方式>
POP3サーバーの認証方式を設定します。認証時にパスワードを暗号化するときは<APOP>、メール受信(POP)によってユーザー認証を行うときは<POP AUTH>を選びます。
<送信前のPOP認証>
POP3サーバーを使って認証をするときは<ON>を押します。
<TLSの許可 (POP)>
POP3サーバーとの通信をTLSで暗号化するときは<ON>を押します。<ON>に設定したときは、サーバーとの通信時にTLSサーバー証明書を確認したり、CNを検証項目に追加したりすることもできます。<Eメール/I ファクス設定>  <POP受信時の証明書確認>

3

<OK>を押す

SMTP認証やSMTPサーバーとの暗号化通信を設定する
SMTP認証(SMTP AUTH)は、Eメールの送信時にユーザー名とパスワードによるユーザー確認を行います。SMTP通信(送受信)を暗号化することもできます。SMTP受信をTLSで暗号化したい場合は、あらかじめ使用する鍵ペアを用意しておいてください。

1

<認証/暗号化設定>を押す

2

必要な設定をする

<SMTP認証 (SMTP AUTH)>
SMTP認証を使用するときは<ON>を押し、<ユーザー名>と<パスワード>に指定メールアカウントのユーザー名とパスワードを入力します。

登録ユーザーごとに設定するとき
 SMTP認証で使用するユーザー名/パスワードを登録ユーザーごとに設定できます。<SMTP認証 (SMTP AUTH)>で設定した本機指定メールアカウントのユーザー名/パスワードを使用したいときは、サーバー認証時の認証方式を変更してください。
<TLSの許可(SMTP受信)>
SMTPサーバー機能を使ってEメールやIファクスを受信するときに、通信をTLSで暗号化する場合は<常にTLS>または<ON>を押します。暗号化されたデータ以外は受信したくないときは<常にTLS>を選択してください。
<送信時に認証画面を表示>
EメールやIファクスを送信するときに、ユーザー名とパスワードの入力画面を表示する場合は<ON>を押します。
<TLSの許可(SMTP送信)>
SMTPサーバーとの通信をTLSで暗号化するときは<ON>を押します。<ON>に設定したときは、サーバーとの通信時にTLSサーバー証明書を確認したり、CNを検証項目に追加したりすることもできます。<Eメール/I ファクス設定>  <SMTP送信時の証明書確認>

3

<OK>を押す

 メモ

イントラネットファクスのみ使用する場合は、[SMTPサーバー]、[Eメールアドレス]、[POPサーバー]、[POPログイン名]、[POPパスワード]、[POP発行間隔]、[認証/暗号化設定]は設定不要です。

 5.
以下の手順で、送信データサイズの上限値を設定します。
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[送信]→[Eメール/I ファクス設定]→[送信データサイズ上限値]

送信データサイズの上限値は、メールサーバーのデータ量上限値を超えないようにします。
 6.
インターネットファクスでFullモードを使用したい場合は、以下の手順で、送信タイムアウトの設定を行います。
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[送信]→[Eメール/I ファクス設定]→[Fullモードの送信タイムアウト]

 7.
送信結果の通知メールを送信したときに送信結果をプリントする場合は、以下の手順で、[MDN/DSN受信時の印刷]を[ON]に設定します。
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[送信]→[Eメール/I ファクス設定]→[MDN/DSN受信時の印刷]

 8.
以下の手順で、送信時にメールサーバーを経由するかどうかを設定します。
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[送信]→[Eメール/I ファクス設定]→[サーバーの経由を使用]

インターネットファクスを使用する場合:

[ON]に設定

イントラネットファクスを使用する場合:

[OFF]に設定

 9.
   <設定の反映> <はい>を押します。

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アドレス帳にインターネットファクス/イントラネットファクスの宛先を登録する

アドレス帳にインターネットファクス/イントラネットファクスの宛先を登録しておくことで、送信するたびに宛先を入力する手間が省けます。
 1.
[スキャンして送信]を押します。

 2.
[アドレス帳]を押します。

 3.
[登録/編集]を押します。

 4.
[新規宛先の登録]を押します。

 5.
I ファクス]を押します。

 6.
[名称]を押し、宛先の名称を入力したあと、[次へ]を押します。
 7.
宛先の名称のフリガナを入力し、[OK]を押します。
 8.
宛先の登録先を<個人宛先表>、<宛先表 1>〜<宛先表 10>、<管理者用宛先表>から選択します。

 自分専用の宛先を登録するときは、<個人宛先表>を選びます。
 Administratorのみが編集可能な宛先を登録するときは、<管理者用宛先表>を選びます。

 メモ

<宛先表 1>〜<宛先表 10>は、10冊のアドレス帳にたとえることができます。部署や取引先ごとに登録する宛先表を分けておくことで、宛先を指定するときに検索しやすくなります。また、宛先表を部署名や取引先名に変更しておくと、いっそう管理しやすくなります。

 9.
<モード選択:>のドロップダウンリストを押し、モードを選択します。

受信側の機器に届いたかどうかを確認する場合は<Full>を、メールサーバーまで届いたかどうかを確認する場合は<Simple>を選びます。なお、受信側が<モード選択>機能に対応していないと、送信結果を確認することができません。
 10.
I ファクスアドレス]を押し、アドレスを入力したあと、[OK]を押します。
 11.
<サーバーの経由>を必要に応じて設定します。
相手先に送信する際、メールサーバーを介するかどうかを設定します。メールサーバーを経由する場合は<ON>を、同じローカルエリアネットワーク上の機器に直接送信する場合は<OFF>を選びます。機器に直接送信することによって、メールサーバーに負担をかけることなく大きなデータを送信することができます。
必要に応じて、[定型文1]、[定型文2]を設定します。
定型文1、2は、インターネットファクス中継サービスなどを利用するときに使用します。詳しくは、サービスの提供会社にご連絡ください。

 メモ

定型文は、入力して[OK]を押したあと「********」で表示されます。

 12.
[相手先の条件]を押し、相手先の条件を設定したあと、[OK]を押します。

<用紙サイズ>:

送信する用紙サイズを設定します。A5は[A4/LTR]に含まれます。

<圧縮方式>:

ファイルの圧縮方式を選びます。MH、MR、MMRの順に圧縮率が高くなります。圧縮率が高いほど送信速度が速くなります。

<解像度>:

数値が大きくなるほど解像度が高くなり、きれいな画質で送信できます。ただし、解像度が高いほど送信速度が遅くなります。

<データ分割>:

 <ON>にすると、上限値を超えないサイズにデータを分割して、数回に分けて送信します。相手先の機器が、受信データを結合する機能に対応している必要があります。
 <サーバーの経由>を<OFF>にした場合は、データサイズの上限値を超えても分割せずに送信されます。

 重要

相手先の機器の仕様を確認してから設定してください。相手先で使用できない設定をすると、エラーが発生することがあります。

 13.
OK]を押します。
アドレス帳のアクセス番号を管理している場合は、次の操作を行ってください。
 [次へ][アクセス番号][アクセス番号]を押します
 b_in_0_S.aib_in_9_S.ai(テンキー)でアクセス番号を入力します
 [確認入力]を押します
 同じアクセス番号を入力し、[OKOK]を押します
 14.
[閉じる]OK]を押します。

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