快適な読み取りのために

「書類も紙焼きの写真もフィルムも全て同じ最高解像度で取り込めばいいか」というと、そういうことはなく、原稿の種類や用途、環境によって必要となる解像度は変わってきます。
下記の内容をスキャニングやスキャナー選びの参考にしてください。

解像度の目安

対象製品

  • 9950FV
  • 9950F
  • 8800F
  • 8600F
  • 8400FV
  • 8400F
  • 5400F
  • 4400F
  • LiDE 600F
  • LiDE 500FV
  • LiDE 90
  • LiDE 70
  • LiDE 60
  • フィルム取り込みはできません。

解像度は、スキャンする画像の使用目的に合わせ、必要最小限に設定します。 解像度を2倍にすると、データ容量は4倍になります。データ容量があまり増えると、処理速度が極端に遅くなったり、メモリが不足するなどの不都合が生じます。
必要以上に解像度を高く設定することは避けてください。
下記にスキャニングドライバ(ScanGear)の拡張モードでスキャニングする際の目安を示します。

原稿の種類 使用目的 カラーモード 出力解像度
フィルム 焼き増しをする
(プリンターで印刷する)
カラー 1200dpi
紙/写真
(カラー写真)
焼き増しをする
(プリンターで印刷する)
カラー 300dpi
絵はがきを作る カラー 300dpi
パソコンに保存する カラー 75~300dpi
ホームページで使う
Eメールに添付する
カラー 75~150dpi
紙/写真
(モノクロ写真)
パソコンに保存する グレースケール 75~300dpi
ホームページで使う
Eメールに添付する
グレースケール 75~150dpi
紙/写真
(文字原稿)
コピーする カラー/グレースケール/白黒 300dpi
Eメールに添付する カラー/グレースケール/白黒 300dpi
OCRで文字を読み取る テキスト(OCR) 300~400dpi
  • 倍率設定は100%の場合

フィルム読み取りに関するご注意

対象製品

  • 9950FV
  • 9950F
  • 8800F
  • 8600F
  • 8400FV
  • 8400F
  • 5400F
  • 4400F
  • LiDE 600F
  • LiDE 500FV

高解像度での読み取りは、ファイルサイズが大きくなりますのでハードディスクの空き容量を十分確保してください。
フィルム連続スキャンをする場合は、ScanGearのカラーモード(カラー24bit出力)でスキャンすることを推奨します。

  • CanoScan 9950FV/9950FのMacintosh環境で48bitカラー出力でフィルムの連続スキャンをする場合は、別途Adobe Photoshop CSをご購入してスキャンすることを推奨します。

【参考】フィルム読み取り時のファイルサイズ

  解像度 35mm
1コマの画像容量
ブローニー(6×7)
1コマの画像容量
4×5
1コマの画像容量
24bitカラー 1200dpi 約5.5MB 約25MB 約72MB
2400dpi 約22MB 約99MB 約290MB
3200dpi 約39MB 約177MB 約515MB
4800dpi 約88MB 約398MB 約1.13GB
48bitカラー 1200dpi 約11MB 約50MB 約145MB
2400dpi 約44MB 約199MB 約579MB
3200dpi 約78MB 約353MB 約1.0GB
4800dpi 約176MB 約795MB 約2.3GB
  • コマの画像容量はフィルムにより多少異なります。
  • ブローニーフィルムスキャン可能な機種は、CanoScan 9950FV/9950F/8800F/8600F/8400FV/8400Fです。
  • 4×5フィルムをスキャン可能な機種は、CanoScan 9950FV/9950Fです。

フィルムスキャン拡大プリントのコツ

対象製品

  • 9950FV
  • 9950F
  • 8800F
  • 8600F
  • 8400FV
  • 8400F
  • 5400F
  • 4400F
  • LiDE 600F
  • LiDE 500FV

拡大プリントには大きく2パターンあります。

  1. L判/2L判で印刷する(原稿:35㎜フィルム)
  2. A4/A3で印刷する(原稿:35㎜フィルム/ブローニーフィルム/4×5フィルム)

1. L判/2L判で印刷する場合(原稿:35㎜フィルム)

CanoScan Toolbox(ユーティリティ、以降Toolbox)で取り込むと簡単です。

  • Toolboxの詳細は、製品同梱CD-ROMに収録されている電子マニュアル「スキャナー操作ガイド」をご覧ください。
  • 画面はToolboxのものです。

出力解像度の設定、L判は標準300dpi、2L判は画質優先600dpiを選択します。

用紙全面に拡大した場合

用紙一杯にしようとするとスキャン画像がはみ出してしまう。

お使いのプリンターによっては、設定できない用紙サイズや機能がある場合もございます。詳しくは、お使いのプリンターのマニュアルをご覧ください。

用紙サイズに合わせた場合

用紙にスキャンした画像を全て入れようとすると白紙部分ができてしまう。。

お使いのプリンターによっては、設定できない用紙サイズや機能がある場合もございます。詳しくは、お使いのプリンターのマニュアルをご覧ください。

【参考】表示される画像をドラッグして、用紙サイズに対し適切な画像サイズに調整して[印刷]ボタンを押してプリントします。

2. A4/A3で印刷するの場合(原稿:35㎜フィルム/ブローニーフィルム/4×5フィルム)

フィルムとプリンターの用紙サイズの縦横比は一致しないので、少しテクニックが必要になります。
以下に画像編集ソフトを使用して確実きれいに拡大プリントする“コツ”についてご説明します。

ポイント 内容 ソフトウェア
1.解像度設定 出力解像度(=プリント解像度)は300dpi程度で充分です。 ScanGear CS
2.出力サイズ設定 用紙に合わせた「出力サイズ」設定をします。 ScanGear CS
3.プリントイメージの
確認
確実にプリントするには、プリントするアプリケーションソフトのプリントプレビュー表示画面で確認して必要に応じ画像の大きさを調節します。 (プリントする)アプリケーションソフト
  • アプリケーションソフトによって、呼称や表示/操作方法が異なります。
  • お使いのプリンターによっては、設定できない用紙サイズや機能がある場合もございます。詳しくは、お使いのプリンターのマニュアルをご覧ください。

スキャン画像をきっちり用紙サイズにあわせる場合

ScanGear(スキャナードライバ)の「出力サイズ」をプリントする用紙サイズに設定します。

フィルム ScanGear CSの設定
出力解像度設定 出力サイズ(縦横比設定)
35mm A4:300dpi
A3:300dpi
出力サイズのプルダウンから
「A4」「A3」を選択する
⇒用紙サイズの縦横比を維持する
ブローニー(6×7)
4×5
  • ブローニーフィルムスキャン可能な機種は、CanoScan 9950FV/9950F/8800F/8600F/8400FV/8400Fです。
  • 4×5フィルムをスキャン可能な機種は、CanoScan 9950FV/9950Fです。

【参考】出力サイズの追加設定

横サイズに読取り枠を設定(トリミング)する場合は、出力サイズの設定で以下の操作をしてください。

A4横の場合

読み取りが90度回転します。枠の大きさは、ドラッグして調整してください。各コマにズームプレビューしながら、読取り枠を指定すると、細かくサイズ調整できます。

【参考】縦横比 スキャン画像と用紙の関係

ScanGear CSの出力サイズ:A4/A3の場合

A4/A3サイズの縦横比でクロップするのでどうしてもスキャン領域に入らない部分が出てきてしまいます。そのかわりA4/A3の用紙サイズと同じ大きさのスキャン画像ができます。

クロップ枠から外れ、スキャンできない領域ができてしまう。

用紙サイズ内に全てのフィルムの画像(領域)を入れる場合

ScanGear(スキャナードライバ)の「出力サイズ」を「フリーサイズ」に設定します。その後、アプリケーションソフトで拡大します。

フィルム ScanGear CSの設定
解像度設定 縦横比設定
35mm A4:2400dpi
A3:4800dpi
出力サイズのプルダウンから「フリーサイズ」を選択する
⇒自動的に切り出しされるサイズの縦横比と大きさを基本的に維持する
ブローニー(6×7) A4:1200dpi
A3:1600dpi
4×5 A4:600dpi
A3:1200dpi

【参考】縦横比 スキャン画像と用紙の関係

ScanGear CS出力サイズ:フリーサイズの場合

A4やA3用紙の縦横比は、約10:7です。一方で、フィルムサイズは、約3:2です。
つまり縦横比が異なるため、プリントする際には以下2つのいずれかを選択しなければなりません。


製品別サポートメニュー

このページのトップへ