ISレンズの手ブレ補正は、光学系の一部を平行移動するシフト方式。レンズが手ブレにより傾くと、被写体からの光束がレンズ光軸からズレてしまい、像ブレとなります。そこでISユニット内の補正光学系を光軸に対して垂直水平方向に、ブレ量に応じて最適に移動させ、撮像素子面・フィルム面に届く光束を一定状態に保持します。
これまでの手ブレ補正技術は、通常撮影における手ブレ補正を主な目的として進化してきたものです。キヤノンは、ISテクノロジーをマクロ撮影の領域まで拡大。通常撮影時、マクロ撮影時ともに有効な新しい手ブレ補正技術、ハイブリッドISを世界で初めて*開発し、EF100mm F2.8L マクロ IS USMに搭載しました。これまで難しかった手持ちでの等倍撮影でも、従来のISをはるかに上回る良像率を実現。三脚の立てられない場所や薄暗いシーンでも、手持ちで高精度なマクロ撮影を行うことができます。
* 一眼レフカメラ用交換レンズとして