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手ブレのない快適フォトライフ<レンズ内手ブレ補正の威力>

テクノロジー

高度なレンズ内手ブレ補正の代名詞、ISテクノロジー。

ISレンズの核となるのが、ISユニット(手ブレ補正ユニット)です。
この小型で軽量のユニットは、補正光学系や各種のセンサー、アクチュエータなど、先進技術の結晶。
これが高速マイクロコンピュータや、2つの振動ジャイロと連動して、独自の手ブレ補正システムを形成。
精度・安定性ともにハイレベルな手ブレ補正を可能にしています。
テクノロジー

レンズ内手ブレ補正の仕組み

ISレンズの手ブレ補正は、光学系の一部を平行移動するシフト方式。レンズが手ブレにより傾くと、被写体からの光束がレンズ光軸からズレてしまい、像ブレとなります。そこでISユニット内の補正光学系を光軸に対して垂直水平方向に、ブレ量に応じて最適に移動させ、撮像素子面・フィルム面に届く光束を一定状態に保持します。

EF400mm F4 DO IS USMの断面図
※アニメーションは、手ブレ補正の仕組みをわかりやすく説明したものです。

マクロ撮影でも有効な新技術、ハイブリッドIS

これまでの手ブレ補正技術は、通常撮影における手ブレ補正を主な目的として進化してきたものです。キヤノンは、ISテクノロジーをマクロ撮影の領域まで拡大。通常撮影時、マクロ撮影時ともに有効な新しい手ブレ補正技術、ハイブリッドISを世界で初めて*開発し、EF100mm F2.8L マクロ IS USMに搭載しました。これまで難しかった手持ちでの等倍撮影でも、従来のISをはるかに上回る良像率を実現。三脚の立てられない場所や薄暗いシーンでも、手持ちで高精度なマクロ撮影を行うことができます。

* 一眼レフカメラ用交換レンズとして



マクロ撮影で問題となる2つの手ブレ

マクロレンズに手ブレ補正機構(IS)を搭載する。そのためには、従来の手ブレ(角度ブレ)補正に加え、撮影倍率が大きくなるほど影響が顕著になるもうひとつのブレ「シフトブレ」の補正が必要でした。風景などの遠景撮影時は、カメラが撮影面に対して平行に動いても、その影響はほとんど見られません。しかし、マクロ撮影の場合はその僅かな動きがシフトブレとなって、撮影画像に現れてしまうためです。

ハイブリッドISの仕組みと効果

マクロ撮影では、従来の手ブレ(角度ブレ)に加えシフトブレも、ファインダー像や撮影画像に大きな影響をおよぼします。手持ちで等倍撮影しようと試みても、シャープな画像を得るどころか、ピント合わせすら容易ではありません。
キヤノンのISを含む従来の手ブレ補正技術は、角度ブレの補正に有効です。角度ブレの検出には振動ジャイロ(角速度センサー)を採用。その情報をもとに、撮像面におけるブレ量を算出して、ISユニットを的確に駆動させます。
しかし、シフトブレについては検出も補正もできないため、撮影画像にはその影響が現われています。
ハイブリッドISでは、従来の振動ジャイロ(角速度センサー)に加え、加速度センサーも採用しています。2つのセンサーが捉えたカメラの動きをもとに、新開発のアルゴリズムが撮像面におけるブレ量を算出。ISユニットを的確に駆動することで、一眼レフカメラ用交換レンズとして世界で初めて、角度ブレとシフトブレを同時に補正することが可能になりました。
※「IS」は従来のISです。