一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS-1D X拡張性

写真家の信頼に、進化で応える。’X’ Ver.2.0 EOS-1D X

多重露出撮影

充実した機能が、多様な作画意図に対応する。

複数の画像を重ね合わせ、実際にはないシーンを表現したり、軌跡を記録したりできる多重露出撮影機能を搭載しました。重ね合わせ可能枚数は2~9枚。JPEG(全サイズ)だけでなく、RAWも多重露出画像となります。4種類の露出制御方法、2つの優先モードを用意。パソコンに依存せず、表現意図に合った、高度な多重露出作品を生み出せます。

4種類の多重露出制御

重ね合わせる画像の露出を、加算/加算平均/比較(明)/比較(暗)から選べます。

加算

写真:加算

フィルムカメラと同様、設定した露出値の露光量を加算

加算平均

写真:加算平均

重ね合わせる枚数に応じてマイナス補正し、最終的に標準露出になるよう自動調整。

比較(明)

写真:比較(明)

ベースになる画像に対して、明るい部分だけを重ね合わせ。月や星空の撮影に。

比較(暗)

写真:比較(暗)

ベースになる画像に対して、暗い部分だけを重ね合わせ。光の反射などの除去に。

こだわりの作画に適した機能・操作優先モード

1枚ごとに液晶モニターで重なり具合を確認、必要に応じて「やり直し」も可能。さらに、重ね合わせ用に撮影した画像を保存したり、撮影済みのRAW画像に新しい画像を重ねたりと、便利な機能を駆使できます。

スポーツに適した連続撮影優先モード

速い動きを高速連続撮影し、1枚の写真に重ね合わせることも可能です。スポーツなどで軌跡を記録したいときに力を発揮します。

ライブビュー機能

ダイレクトな操作性で、快適な創作をサポートする。

ライブビュー撮影時のクイック設定画面 グリッド設定画面

カメラ背面にライブビュー撮影/動画撮影ボタンを装備。すばやくファインダー撮影から移行でき、便利です。また、ライブビュー撮影状態のままメニュー操作や撮影機能設定ができるほか、クイック設定で各種設定をスピーディーに済ませられます。さらに、グリッド表示に黄金分割比率に近い構図の目安が得られる[9分割+対角]を加えるなど、撮影機能・操作性ともに高い完成度を実現しました。

電子先幕シャッター

ライブビュー撮影時の露光制御に、EOS-1D系では初めて電子先幕シャッターを採用しました。機械的な先幕が開き切るショックで生じる、わずかなカメラブレを解消。撮像素子が持つ解像力をフルに引き出した、鮮鋭な画像が得られます。

EOS MOVIE

動画クリエイターの制作現場と、高い親和性を確保。

最新技術を投入したCMOSセンサーにより、モアレや偽色を抑制。画質を大幅に向上させました。さらに、ビデオ規格に準じた画作り、タイムコードやドロップフレームの設定など、動画編集ワークフローへの親和性を高めています。記録サイズとフレームレートは、[1920×1080]時、30/25/24fps。[1280×720]時、60/50fps。[640×480]時、30/25fps。

新しい圧縮方式、All-I/IPB

画質や編集しやすさにこだわるプロの要求と、新映像エンジン「デュアルDIGIC 5+」の搭載により圧縮形式を刷新。All-IとIPB を採用しました。All-I は、1フレームごとに圧縮を行うもので、デコードも1フレーム単位。そのため高画質で編集性に優れます。一方のIPBは、従来と同等の画質でありながら、より高い圧縮率が得られ、長時間録画向きです(EOS-1D Mark IV比)。

ファイル4GB制限の解除

ファイルサイズが4GBになると、新しいファイルを自動的に作成。1カットを複数のファイルに分割して保存できます。また、高画質ながらファイル容量が大きいALL-Iでも、ファイル容量への気遣いを軽減でき、安心です。

動画サイレント設定

サブ電子ダイヤルの内側に、タッチセンサーを搭載(4方向)。動画撮影中、録音レベルなどの設定をほぼ無音で変更することが可能です。

LAN機能

ネットとの有線接続で、撮影と画像管理の可能性が広がる。

カメラ本体に有線LAN機能を内蔵しています。Ethernet 1000BASE-Tに対応しており、通信速度は高速。スタジオ内でのネットワーク接続はもちろん、ケーブル長にゆとりが持てるメリットを活かし、EOS Utilityを使った遠距離でのリモート撮影なども可能です。

有線LAN概念図

画像転送/再転送機能 ※FTPサーバー

撮影した画像をFTPサーバーに転送できます。[撮影時自動転送][画像選択/転送]のほか、再生中の画像を、SETボタンを押すだけで転送する、キャプション付きで転送することも可能です。また、万が一、通信障害が発生して画像転送に失敗しても、カメラが自動で再転送。手動転送のようにメニューを開き、再転送したい画像を選択する煩わしさがありません。

Webブラウザーからの制御 ※WFTサーバー

パソコンのブラウザーを用い、ネットワーク上のカメラを操作できます。ライブビュー映像を見ながらのリモート撮影、画像の閲覧や取り込みが、双方の距離を超えて可能です。一台のカメラに、同時に3台のパソコンからアクセスできます。

カメラ間時刻同期

一度に最大10台のカメラをネットワークで結び、時計を高精度に合わせることができます。例えば複数のカメラで競技やイベントを撮影した場合、それぞれの画像を時系列で整理・検索できて効率的です。

システムアクセサリー

アクセサリーにも、新時代にふさわしいあり方を求めた。

ワイヤレスファイルトランスミッターやGPSレシーバーなど、専用システムアクセサリーを新開発。要求に応じた柔軟な機能拡張を実現しています。

ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E6B 60,000円(ケース付き、税別)

写真:ワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E6B

EOS-1D X専用ワイヤレスファイルトランスミッターです。自動再送機能により、信頼性の高い画像転送を実現。IEEE802.11a/b/g/nに加え、Bluetoothによる通信も可能で、Bluetooth対応バーコードリーダー(市販品)などを活用できます。防塵・防滴構造です。

GPSレシーバーGP-E1 25,000円(ケース付き、税別)

写真:GPSレシーバーGP-E1

撮影画像に緯度、経度、標高、UTC時刻(協定世界時)などの情報を取得、画像に付加。ネイチャーフォトや航空写真、船上での撮影はもちろん、複数の会場で実施される大会、マラソンのように移動を伴う競技などで、GPS情報に基づく画像管理を可能にします。また、電子コンパスを搭載しているため、撮影時の方位も記録できます。防塵・防滴構造です。

GPSレシーバー GP-E2 25,000円(ケース付き、税別)

写真:GPSレシーバー GP-E2

小型で軽量のGPSレシーバー。移動した軌跡を記録できるロガー機能を搭載しています。

バッテリーパックLP-E4N 17,000円(税別)

写真:バッテリーパックLP-E4N

二次電池の新安全規制に対応したバッテリーパックです。LP-E4(2300mAh)に対して容量が2450mAhにアップ。メニュー[バッテリー情報]で電池残量、撮影回数、劣化度を確認できます。

スピードライト600EX II-RT 72,000円(カラーフィルター、バウンスアダプター、ケース付き、税別)NEW

写真:スピードライト600EX II-RT

プロのニーズに応えるキヤノン・スピードライトシリーズのフラッグシップモデルが進化。従来機と比較して、連続発光回数が単体で最大1.5倍(最大約60回)、コンパクトバッテリーパックCP-E4N使用時には、従来機と組み合せた時(最大約50回)と比較して約1.5倍~2倍(最大約100回)にアップしました。また、連続撮影時のクイック発光をデフォルト設定に、表示画面、操作体系をさらに改善するなど、プロの現場を強力にサポート。さらにガイドナンバーは最大60、高い防塵・防滴性能、電波通信ワイヤレスストロボ機能を搭載するなど、600EX-RTの優れた機能・仕様は継承しています。

  • スピードライト600EX-RT

スピードライト430EX III-RT 36,000円(カラーフィルター・バウンスアダプター・ケース付き、税別)

写真:スピードライト430EX III-RT

最大ガイドナンバー約43の大光量モデルがさらに進化。電波通信ワイヤレス機能の搭載により、光の指向性にとらわれない撮影が可能に。同梱のカラーフィルターやバウンスアダプターを組み合わせれば、より自由に光を演出できます。質量は約295gと従来モデル(430EX II)より軽量・コンパクト化を実現。ワンランク上の撮影が気軽に楽しめます。

スピードライトトランスミッター ST-E3-RT 28,000円(ケース付き、税別)

写真:スピードライトトランスミッター ST-E3-RT

電波通信ワイヤレス機能を搭載。電波を使った双方向通信によりストロボを制御することで高度なライティングが行えます。スレーブは5グループ(最大15台)まで制御可能です。

カスタマイズ

目標は、その人、その場で最も使いやすい一台であること。

使用頻度の高い項目をメニューに移動。よりシンプルで分かりやすいカスタム機能を実現しました。さらに、カメラ設定の一時的な登録などに適した、カスタム撮影モードを用意。臨機応変な撮影をサポートします。

カスタム撮影モード

使用しているカメラ設定を、撮影モードに3種類まで登録することが可能。その撮影現場に対応した設定をメモリー、すばやく呼び出せることにより、改めて設定し直すプロセスをなくせます。例えば、あるイベント会場の屋内と屋外を一台のカメラで撮影する、短期間中に複数会場を巡回して撮影する、といったケースで有効です。

カスタム機能一覧

分類 番号 項目 内容 静止画 動画
C.Fn 1:露出 1 露出設定ステップ 0 設定、露出補正1/3段
1 設定1段、露出補正1/3段
2 設定、露出補正1/2段
2 ISO 感度設定ステップ 0 1/3段 M
1 1段
3 ブラケティング自動解除 0 する (静止画:WB-BKT時)
1 しない
4 ブラケティング順序 0 0 → - →+
1 - → 0 →+
2 +→ 0 → -
5 ブラケティング時の撮影枚数 0 3枚
1 2枚
2 5枚
3 7枚
6 測距点連動スポット測光 0 中央AF フレームのみ
1 測距点に連動
7 セイフティシフト 0 しない
1 Tv 値/Av値
2 ISO 感度
C.Fn 2:露出 8 撮影モードの限定
(□はチェックボックス)
M
Tv
Av
P
BULB
C1
C2
C3
9 測光モードの限定
(□はチェックボックス)
評価測光
部分測光
スポット測光
中央部重点平均測光
10 マニュアル露出時の測光モード
(□はチェックボックス)
評価測光
部分測光
スポット測光
中央部重点平均測光
11 シャッター速度の制御範囲の設定 高速側 M
低速側
12 絞り数値の制御範囲の設定 小絞り側 M
開放側
13 AF マイクロアジャストメント 0 しない
1 する
14 FE マイクロアジャストメント 0 しない
1 する
C.Fn 3:ドライブ 15 連続撮影速度 高速連続撮影 静止画
撮影時
低速連続撮影
16 連続撮影時の撮影枚数制限 2~99
17 ドライブモードの限定
(□はチェックボックス)
1枚撮影
高速連続撮影
低速連続撮影
セルフタイマー:10秒
セルフタイマー:2秒
1枚:静音動作
超高速連続撮影
C.Fn 4;表示/操作性 18 フォーカシングスクリーン 0 Ec-CV
1 EC-A, B, D, H, I, L
19 露光中のファインダー内表示 0 しない
1 する
20 バルブ撮影中の表示パネル照明 0 消灯
1 継続して点灯
21 記録カードと画像サイズの設定 0 背面表示パネル
1 液晶モニター
C.Fn 5:操作性 22 Tv/Av 値設定時のダイヤル回転 0 通常 M
1 設定方向を反転
23 レンズ未装着時の絞り数値設定 0 不可 M
1 可能
24 マルチ電子ロック
(□はチェックボックス)
メイン電子ダイヤル
サブ電子ダイヤル
マルチコントローラー
25 操作ボタンカスタマイズ 操作部材への機能割り当てを変更 設定により異なる
26 プロテクト・音声メモボタンの機能 0 プロテクト(長押しで音声記録) 撮影直後の静止画表示中
1 音声メモ記録(不可)
2 音声メモ再生(長押しで記録)
3 レーティング(不可)
C.Fn 6:その他 27 トリミング情報の付加
(旧アスペクト比情報の付加)
0 しない 静止画
撮影時
1 比率6:6
2 比率3:4
3 比率4:5(六切)
4 比率6:7
5 比率5:6(四切)
6 比率5:7
28 各種タイマー保持時間 6秒タイマー
16秒タイマー
レリーズ後タイマー
29 レリーズタイムラグ最速化 0 しない
1 する
30 音声メモの音質 0 高音質(48kHz) 撮影直後の静止画表示中
1 低音質(8kHz)
31 画像消去の初期設定 0 [キャンセル]を選択 再生時
1 [消去]を選択
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