一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS-1D X Mark II作画機能

EOS-1D X Mark II 極限のドラマを記録する。

画作り/作画機能

表現意図に合った仕上がりが得られる、ピクチャースタイル。

被写体や好みにあった画作りができるピクチャースタイルを搭載。EOS iSA Systemの性能向上に伴い、「オート」における画作りの信頼性を高めました。被写体に応じて頻繁にピクチャースタイルを切り換えなくても良好な撮影結果が得られ、撮影の機動性が向上します。また、解像感と素材性を両立した「ディテール重視」を追加。撮影目的や表現意図に、より柔軟に対応することが可能です。

良好な描写を安定して生むオートライティングオプティマイザ。

画面内の輝度分布を解析し、被写体を自然な明るさとコントラストに補正。逆光などで被写体が暗くなってしまうときでも、被写体と背景の明るさのバランスを整え、見た目に近い画像を記録できます。また、低コントラストのシーンや反射率の高い被写体を撮影時も、より良好な描写を得ることが可能です。約36万画素RGB+IR測光センサー/DIGIC 6の搭載により、EOS-1D Xと比べて顔検知能力や夕景認識能力がさらに向上。多様なシーンに対して有効に機能するよう、オートライティングオプティマイザ制御を高精度化させています。

多様な撮影目的と表現意図に対応する、多重露出撮影機能。

写真:多重露出撮影機能

複数の画像を重ね合わせる多重露出撮影が可能。作品にドラマ性を付加する、動体の軌跡を記録するなど、多様な撮影目的に活用できます。一度に設定できる多重枚数は2~9枚。多重露出1枚目として撮影済みのRAW画像を選択できるため、場所や時間を変えての多重露出や、10枚以上の重ね合わせも可能です。1枚目をRAWで撮ると多重画像もRAWとなり、現像処理で画像調整が行えます。

  • 選択できるのはEOS-1D X Mark IIで撮影したRAW画像に限ります。M-RAW、S-RAW、JPEGは選択できません。

[多重露出モード]

表現意図に応じ、機能・操作優先/連続撮影優先を選択できます。

機能・操作優先

シャッターを切るごとに、また再生操作によっても重ね合わせの結果を液晶モニターで確認できます。撮影中にファインダー撮影とライブビュー撮影を切り換えることが可能。ライブビュー撮影では、これまでの多重露出結果を透過表示しつつ次の1枚を撮影でき、構図合わせが容易です。また、意図しない結果になった場合、画像合成を1枚前の状態に戻して撮影し直せます。最終的な多重画像はもちろん、撮影した全画像を保存できるため、気に入った1枚のみを選び、独立した作品とすることも可能です。

連続撮影優先

速い動きを高速連続撮影し、その軌跡を1枚の画像で表現できます。スポーツや動物などの撮影に効果的です。記録するのは多重画像のみ。EOS-1D X Mark IIでは撮影途中のライブビュー映像※を表示でき、軌跡の映り具合を直感的にイメージすることが可能です。

[多重露出制御]

重ね合わせる画像の露出を、加算/加算平均/比較(明)/比較(暗)から選べます。

加算

フィルムカメラと同様に、設定した露光量をそのまま加算。画像ごとに露出を変えると、その明るさの変化を多重画像に反映できます。

加算平均

多重露出の回数に応じてカメラが自動でマイナス補正。最終的に標準露出になるよう自動調整するため、AEでも手軽に多重露出が可能です。露出を変えて撮影しても、各画像の明るさは平均化されます。

比較(明)

画像を比較し、より明るい部分を優先して合成します。背景と被写体の明暗差を利用し、切り抜き合成のような効果を得ることも可能です。

比較(暗)

画像を比較し、より暗い部分を優先して合成します。黒い被写体やシルエットに明るい画像が重ならず、引き締まったシャドウが得られます。

カメラ内RAW現像

デジタルレンズオプティマイザも可能になった、カメラ内RAW現像。

RAW画像をカメラ内で現像する際の、設定可能項目がさらに充実しました。オートホワイトバランス「雰囲気優先」「ホワイト優先」が選択可能。ピクチャースタイルに「ディテール重視」を追加するほか、シャープネス「細かさ/しきい値」も設定できます。さらに、レンズ光学補正で「デジタルレンズオプティマイザ」「回折補正」を適用できるなど、従来から設定可能だった項目と合わせ、柔軟な画作りが可能です。

写真:レンズ光学補正

画像再生/リサイズ/トリミング

撮影情報をより詳細に、効率よく確認できる画像再生機能。

写真:撮影情報

従来は4画面で表示していた情報を、3画面に集約。画面を切り換える頻度が下がり、画像・情報確認の効率がアップします。表示画面は「情報表示なし」「簡易撮影情報表示」「撮影情報表示」。「撮影情報表示」は、レンズ情報とレンズ光学補正、ノイズ低減機能を加え、情報量がさらに充実。一方で縦スクロールのグラフィカル・ユーザーインターフェースを採用することにより、大きく見やすい表示も実現しています。

[必要な撮影情報へのダイレクトアクセス]

写真:ダイレクトアクセス

「撮影情報表示」画面を表示中、マルチコントローラーを操作することで、ホワイトバランスやピクチャースタイル、色空間/ノイズ低減、レンズ光学補正、GPS情報の各画面を表示することが可能。スクロールすることなく必要な情報を確認することが可能です。

[インデックス表示/ジャンプ表示]

一度に4枚/9枚/36枚/100枚の画像をインデックス表示することができます。一度に表示できるサムネイルを増やしたことで、大量の撮影画像からでも見たいシーンや1枚を素早く見つけることが可能です。また、新たにプロテクト画像のみのジャンプ表示に対応しています。

画像転送の効率を高める、カメラ内リサイズ。

撮影したJPEG画像をカメラ内で縮小リサイズできます。リサイズした画像は、新規画像として保存。大量の画像をワイヤレスファイルトランスミッターで転送、速報に使用するようなワークフローで有効です。

パソコンレス環境で画像の構図調整ができる、カメラ内トリミング。

JPEG 画像をカメラ内でトリミングし、新規保存できます。トリミング範囲のサイズを41段階(対角比約13~95%の範囲)で微調整できるほか、トリミング枠の縦/横切り換えや移動が可能。撮影した現場で構図を整えられ、完成度の高い画像を速報などに使用できます。

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