一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS-1D X Mark II高画質

EOS-1D X Mark II 極限のドラマを記録する。

有効約2020万画素35mmフルサイズCMOSセンサー

高解像・高感度、高速読み出しを追求した新CMOSセンサー。

写真:CMOSセンサー35mmフルサイズCMOSセンサー

高画質と高速性能の極致を目指して自社開発・生産した、有効約2020万画素、約35.9×23.9mmフルサイズCMOSセンサーを搭載。EOS-1D X(有効約1810万画素)より高画素でありながらS/N比とダイナミックレンジに優れ、高感度画質や暗部のレタッチ耐性をさらに向上させました。読み出し速度のさらなる高速化により最高約16コマ/秒の高速連続撮影、59.94fpsの4K動画を実現。さらにデュアルピクセルCMOS AFに対応しています。

高画素、高感度、広ダイナミックレンジを実現する技術

●最新の微細化プロセス
光電変換効率アップを図るため、CMOS半導体工程に最新の微細化プロセスを導入。フォトダイオードの開口率向上、ギャップレスマイクロレンズからフォトダイオードまでの高さを抑えて集光効率を上げる低背化を図り、高画素でありながら、広ダイナミックレンジを実現しています。
●高効率フォトダイオード構造
光電変換効率に優れるフォトダイオード構造の採用により拡張感度が向上。同時に画素内トランジスタも改良することで高S/N比を達成しました。
●カラーフィルターの透過率アップ
透過率の高い新材料をカラーフィルターに採用することで、高ISO感度を実現しています。

撮影現場での輝点ノイズ対策を可能にする、輝点補正機能。

写真:センサークリーニング

宇宙線などの影響により生じる輝点ノイズ。それを撮影時に補正できる新しい機能です。センサークリーニングを任意で実行([今すぐクリーニング])するたび、カメラが補正用データを自動的に取得。輝点が画像に現れるのを抑えます。夜景や天体の撮影、シャドウ部の再現性の向上に有効です。

  • [今すぐクリーニング]終了後、自動的にカメラが再起動します。

デュアルDIGIC 6+

画質とカメラの基本性能を大幅に向上させる、デュアルDIGIC 6+。

写真:デュアルDIGIC 6+デュアルDIGIC 6+

新開発の映像エンジンDIGIC 6+を搭載。新ノイズ低減処理により静止画の高感度画質をさらに磨き上げると同時に、撮影時における回折補正、RAW現像時のカメラ内デジタルレンズオプティマイザ、高フレームレートの4K動画やフルHD動画撮影を実現しています。また、高速読み出しに対応するフロントエンドICも新開発。2基のDIGIC 6+とセットで信号を並列処理することにより、最高約16コマ/秒の高速連続撮影を実現しました。

全感度域で色ノイズ処理能力が向上。
常用ISO 51200(拡張ISO感度H3:409600)

プロにとっての実利を重視し、常用ISO感度の範囲における画質向上を目指したEOS-1D X Mark II。従来の常用ISO 100~51200(推奨露光指数)はあえて変えず、色ノイズ処理能力を向上させて高感度画質を磨き上げています。画質への要求から制限してきたISO制御範囲を広げ、より自由な露出設定が可能です。拡張ISO感度はH1:102400、H2:204800相当に加え、新たにH3:409600相当を追加。さらに、L:50相当も設定が可能です。

作例:ISO 100ISO 100

作例:ISO 51200ISO 51200

[ISOオートの低速限界]

写真:オートの低速限界

「P」「Av」モードでのISO オート設定時に、シャッター速度の下限速度を設定できます。新たに搭載した「自動設定」では、[遅め/標準/速め]を7段階から設定することが可能。レンズの焦点距離に応じて制御が行われるため、超望遠レンズ使用時の手ブレ対策、広角レンズ使用時の被写体ブレ防止、いずれにも効果を発揮します。また、[遅め]ではスロー側に下限速度をシフトでき、プロの多彩な撮影スタイルに対応が可能です。一方、「手動設定」は設定可能範囲を拡大。1/8000秒から1秒まで、1段ステップで自由に設定できます。

細部の解像感を調整できるシャープネス設定、「細かさ」「しきい値」。

写真:シャープネス設定

ピクチャースタイルのシャープネス項目に「細かさ」と「しきい値」を追加しました。これまで調整できなかった細部に対しても、輪郭をどのように強調処理するか、柔軟に設定することが可能です。「細かさ」の設定値を小さくするほど、より細かな輪郭線にまで強調処理を施せます。また、「しきい値」を小さくするほど、よりコントラスト差の少ない輪郭線まで強調処理。被写体やプリントサイズなどに応じ、解像感や質感を思い通りに表現できます。

細部の描写力に優れる新ピクチャースタイル、「ディテール重視」。

写真:ピクチャースタイル[ディテール重視]

ディテールを緻密に描写したい場合や、繊細な質感を表現したいときに有効なピクチャースタイル、「ディテール重視」を搭載しています。シャープネスの「細かさ」「しきい値」はそれぞれ最小値の「1」。細部の質感が表現できるよう、階調性を重視しコントラストは「スタンダード」よりも低めです。一方、後処理なしで作品を完成できるよう、彩度は「スタンダード」同等に設定。空間周波数の高い被写体や、大きなプリントサイズを前提とした撮影に適します。

写真:ピクチャースタイル[ディテール重視]レンズ:EF24-70mm F2.8L II USM, 絞り:F8, シャッター速度:0.3秒, ISO感度:100, ピクチャースタイル:ディテール重視

レンズ光学補正

回折補正に対応。EFレンズの描写力を、さらに高める補正機能。

写真:レンズ光学補正

撮影時に色収差(倍率/軸上色収差)と周辺光量、歪曲収差を補正することが可能です。さらに、DIGIC 6+の優れた処理能力により、回折現象による解像への影響も、撮影と同時に補正できるようになりました。パンフォーカス撮影など深い被写界深度がほしいとき、回折を気にせず大胆に絞り込んで撮影が可能です。また、EOS-1D X Mark IIの回折補正は、ローパスフィルターなどの影響による解像劣化にも補正効果を発揮。大口径レンズを使い、開放絞り付近で撮影したとき、いっそう鮮鋭感の高い画像を得られます。なお、これらのレンズ光学補正機能は最高約16コマ/秒の高速連続撮影時にも使用でき、常時ONでも機動性に影響はありません。

レンズ光学補正データをすべて内蔵。追加登録が不要。

EOS-1D Xでは、25本分のレンズ光学補正データが登録されており、EOS Utilityによって入れ換えや追加登録が可能でした。EOS-1D X Mark IIは、EOS Utilityのレンズ光学補正データを、すべてカメラに内蔵。使用レンズに関わらず、手にしたその瞬間からレンズ光学補正を活用できます。また、今後発売される新レンズについても、レンズ光学補正データはレンズ側に内蔵されているため、あらためて登録するが必要がありません。

カメラ内デジタルレンズオプティマイザ

「本来の光」を復元する光学特性補正機能が、カメラ単独で可能に。

写真:デジタルレンズオプティマイザデジタルレンズオプティマイザ専用IC

「Digital Photo Professional」で高い効果を実証しているデジタルレンズオプティマイザ。これをカメラに実装するため専用ICを新規開発し、カメラ単独での使用を可能にしました。レンズ光学補正で対応できない各種収差(コマ収差、サジタルハロ、非点収差、球面収差など)や、ローパスフィルターが画像に与える影響などを、詳細な光学設計値に基づいて厳密に補正。パソコンがなくても高画質な作品を完成でき、ワークフローの効率化にも貢献します。

図:デジタルレンズオプティマイザの原理

[公開済みの補正データをすべてカメラに内蔵]

これまでのデジタルレンズオプティマイザは、レンズに応じて補正データをダウンロードし、「Digital Photo Professional」に登録する必要がありました。EOS-1D X Mark IIは、これまでEOS Utilityが備えていたレンズの補正データをすべて内蔵※1。使用レンズに合わせて追加・登録することなく※2、すぐに補正を行うことが可能です。

記録形式

多彩な画像用途に対応する、3種のRAWと4種のJPEG。

RAW画質は3種類(RAW/M-RAW/S-RAW)。JPEGは4種類を用意しており、さらに圧縮率を10段階で設定することが可能です。RAWとJPEGはどの画質でも自由に組み合せて同時記録でき、さまざまな画像の用途とワークフローに対応できます。また、瞬時に異なる記録画質で撮影できる「ワンタッチ記録画質切り換え」も可能です。

記録画質 記録画質記録画素数[約] ファイルサイズ[約・MB] 撮影可能枚数[約・枚]
L 2000万(5472×3648) 6.2 1160
M1 1270万(4368×2912) 4.3 1650
M2 890万(3648×2432) 3.4 2120
S 500万(2736×1824) 2.2 3180
RAW 2000万(5472×3648) 23.2 300
M-RAW 1120万(4104×2736) 18.5 370
S-RAW 500万(2736×1824) 12.7 530
RAW+L - 23.2+6.2 230
M-RAW+L - 18.5+6.2 280
S-RAW+L - 12.7+6.2 360
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