一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS-1D X Mark II機動力

EOS-1D X Mark II 極限のドラマを記録する。

高速ドライブ

AF/AE追従で約14コマ/秒を達成した、高速連続撮影。

CMOSセンサーからの信号読み出し、映像エンジンによる内部処理、低ショックのミラー駆動システムを新規に開発。徹底した高速化と効率化を図ることにより、ファインダー撮影時、最高約14コマ/秒の高速連続撮影を実現しました。AF/AE追従による高精度なAIサーボAFが行え、狙った瞬間を切り取る確実性が大幅に高まります。

写真:最高約14コマ/秒の高速連続撮影

16fpsのクイックビュー、RAWに対応した最高約16コマ/秒のLV高速連続撮影。

ライブビュー撮影時は、最高約16コマ/秒という驚異的な高速ドライブが可能です(AF/AEは1コマ目固定)。被写体の一瞬の動きを、鮮やかに切り取れます。EOS-1D X Mark IIでは、これまで不可能だったRAW/RAW+JPEG記録にも対応。さらに、信号読み出しと内部処理の高速化により、最高約16fpsのクイックビュー表示も実現しました。従来のように液晶モニターがブラックアウトすることなく、構図を確認しながら連続撮影を続けられます。これは多重露出にも有効で、被写体の速度に対してコマ速が適切か、どこまでシャッターを押し続ければよいかなどの判断が容易になり、撮影の効率が大幅にアップします。

高速連続撮影時でもミラーを瞬時に止める、ミラー振動抑制システム。

写真:ミラー振動抑制システムミラーボックスユニット

ファインダー撮影時、最高約14コマ/秒の高速連続撮影に対応するため、ミラーチャージとシャッターチャージを独立したモーターで行う2モーターシステムを採用。さらにメイン/サブミラーのバウンドを瞬時に吸収し、確実に静止させるべく、新開発のミラー振動抑制システムを搭載しました。これにより高精度なAIサーボAFと安定したファインダー像を実現しています。

図:ドライブ機構

[衝突エネルギーの低減]

ミラーをモーターで駆動。ミラーアップ/ダウンの終端直前でモーターを減速制御します。さらに、ミラーダウン時は減速カムも併用してブレーキをかけ、衝突エネルギーを大幅に低減。減速せずにミラーを衝突させる従来のバネ方式に対し、ミラーショックがはるかに小さく、短時間でバウンドを静止させることが可能です。

[衝突エネルギーの吸収]

メインミラーとサブミラーの左右にバウンド防止機構(バランサー機構)を搭載しました。ミラーが衝突した瞬間、減速によって小さくなったエネルギーをさらにバランサーが受け取り、ミラーの外に逃がして吸収。エネルギーを失ったミラーは静止します。また、サブミラーに対してはストッパー機構も併用し、バウンドを押さえこむことで確実に静止させ、安定した測距光束をAFユニットに導きます。

約16コマ/秒の高速ドライブに対応した新シャッターユニット。

写真:シャッターユニットシャッターユニット

モーターを含むシャッターチャージ機構をシャッターユニットと一体化。チャージ効率を高めることにより、ライブビュー撮影時、最高約16コマ/秒の高速連続撮影を実現しました。また、この機構はシャッター制御の信頼性向上にも貢献しています。

快適・快音設計

撮影音を抑えたいシーンに有効な、ソフト連続撮影/ソフト動作。

図:ソフト連続撮影

ミラーアップ/ダウンとシャッターチャージを通常撮影時よりも低速で行うことにより、ミラーの衝突音やメカ駆動音をソフトな印象にできます。このときも、EOS-1D X Mark IIでは連続撮影を可能としました。「ソフト高速連続撮影」(2~5コマ/秒)または「ソフト低速連続撮影」(1~4コマ/秒)を選択・設定。音に対して配慮が必要なシーンでも、欲しい瞬間を捉える確度を高められます。さらに「1枚:ソフト動作」では、撮影後、シャッターボタンを半押しに戻すまでミラーダウンとシャッターチャージ動作を待機。より撮影音を抑えたい場面で有効です。

  • レリーズタイムラグが通常撮影時(約0.055秒)よりも長くなります。
  • ファインダー撮影時に有効なモードです。ライブビュー撮影時は、メニュー[LVソフト撮影]を設定することによりソフト効果が得られます。

被写体への集中力を高める、音と振動に配慮したメカ設計。

作動音を低減するため、ミラー駆動モーターとシャッターチャージモーターを弾性部材で浮遊支持。モーターの回転に伴う不快な振動が手に伝わりにくいよう配慮しています。また、より快適なファインダー像を実現するため、視野に影響を及ぼすメインミラーの動きをシミュレーションし、ミラー駆動用のカム形状を最適化しました。

ライブビュー撮影

最高約16コマ/秒。表現の可能性を広げるライブビュー。

カメラ背面にライブビュー撮影/動画撮影スイッチを装備。あらかじめメニューで設定することなく、ダイレクトにライブビュー撮影と動画撮影を切り換えられます。ミラーアップ状態で、最高約16コマ/秒の高速連続撮影が可能(AF/AEは1コマ目固定)。デュアルピクセルCMOS AFの採用により、ピント合わせはスムーズかつ高速です。

高速かつスムーズな合焦、デュアルピクセルCMOS AF。

図:デュアルピクセルCMOS AF構

デュアルピクセルCMOS AFに対応。すべてのEFレンズで高速かつスムーズなAF撮影が行えます。AF可能な範囲が画面内の縦:約80%(縦)×横:約80%(横)と広く、自由な構図づくりが可能です。高感度なCMOSセンサーの搭載と最新のAFアルゴリズムにより、-3EVという暗い環境でも高精度なフォーカスを実現。ファインダーでは目視が難しいシーンでも快適なAF撮影を実現します。

  • マニュアルフォーカスレンズ、EFシネマレンズを除きます。

タッチ操作によるAFフレーム設定が可能になった、AF方式。

AFモードはワンショットAF。AF方式は、「顔+追尾優先AF」「ライブ1点AF」の2種類を搭載しました。「顔+追尾優先AF」では、カメラが顔を検出して自動的にAFフレームを設定します。「ライブ1点AF」では、デュアルピクセルCMOS AFのエリア内の任意の位置にAFフレームを設定することが可能。新しく採用したタッチパネル機能により、すばやく撮影準備を完了できます。

電子先幕シャッターによるLVソフト撮影/ソフト連続撮影。

写真:LVソフト撮影

ライブビュー撮影時、「LVソフト撮影」が設定可能です。ミラーアップ+電子先幕シャッター(後幕はメカシャッター)で露光することにより、動作音をソフトな印象にできます。[モード1]ではシャッターボタン全押し中、最高約5コマ/秒の連続撮影が可能。[モード2]では1枚を撮影した後、シャッターボタンを戻すまでシャッターチャージを行わない状態で待機。動作音がそぐわないシーンに有効です。また、機械的な先幕の駆動/停止に伴うわずかな振動すら解消したいときにも効果を発揮します。

  • レリーズタイムラグが通常撮影時よりわずかに長くなります。
  • メニュー「LVソフト撮影」でモードを選択時に効果が得られます。[しない]設定時は、ドライブモードで「ソフト連続撮影」を選んでもソフト効果はありません(連続撮影速度の設定のみ有効です)。
図:シャッターユニット

[1/8000秒の電子先幕に対応]

1/8000秒のLVソフト撮影では、CMOSセンサー制御による電子先幕シャッターとメカ後幕シャッターを高精度に同期させる必要があります。そのため、シャッターユニットに後幕シャッター羽根の速度変化を検出・補正を行う機構を採用。通常撮影時と変わらない、安定した露出を実現しています。

デュアルスロット/連続撮影可能枚数

CFast 2.0カード/CFカード対応のデュアルスロット。

写真:デュアルスロットデュアルカードスロット

最高約16コマ/秒の高速連続撮影やDCI 4K/59.94fpsを実現するため、CFカードよりもはるかに高速書き込みが可能なCFast 2.0カード※1に対応。CFカード※2(UDMAモード 7)とのデュアルスロットを搭載しました。フォーマットは新たにexFAT(128GBまでのCFカードはFAT)をサポート。記録機能はこれまでと同じく「標準」「自動切り換え」「振り分け」「同一書き込み」から選択できます。

  • ※1キヤノンは、さまざまな国/地域で登録されているCFast 2.0™ 商標の公認ライセンシーです。
  • ※2CFカードはType II非対応です。

JPEG:カードフル、RAW:約170コマまで連続撮影を継続可能。

デュアルDIGIC 6+による内部処理の高速化と大容量バッファメモリーの搭載により、連続撮影可能枚数が大幅にアップ。約14コマ/秒という高速で連続撮影を行っても、JPEGならCFカード(UDMAモード7)、CFast 2.0カードとも、カード容量いっぱいまで撮影を継続できます。また、RAW記録時もCFカード(UDMAモード7)で約73枚、CFast 2.0カードで約170枚の連続撮影可能枚数を確保。次々と訪れるシャッターチャンスを逃しません。

記録画質 記録画素数
[約]
ファイルサイズ
[約・MB]
撮影可能枚数
[約・枚]
連続撮影可能枚数[約・枚]
CF カード CFast カード
標準 UDMA 7
L 2000万
(5472×3648)
6.2 1160 140 1160(Full) 1160(Full)
M1 1270万
(4368×2912)
4.3 1650 190 1650(Full) 1650(Full)
M2 890万
(3648×2432)
3.4 2120 250 2120(Full) 2120(Full)
S 500万
(2736×1824)
2.2 3180 740 3180(Full) 3180(Full)
RAW 2000万
(5472×3648)
23.2 300 59 73 170
M-RAW 1120万
(4104×2736)
18.5 370 72 94 330
S-RAW 500万
(2736×1824)
12.7 530 100 170 530(Full)
RAW+L - 23.2+6.2 230 48 54 81
M-RAW+L - 18.5+6.2 280 53 65 100
S-RAW+L - 12.7+6.2 360 54 70 130
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