一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS-1D X Mark II操作性・信頼性

EOS-1D X Mark II 極限のドラマを記録する。

光学ファインダー

視野率約100%、倍率約0.76倍。収差の少ない高品位な視野を提供。

写真:ファインダー光学系ファインダー光学系

約35.9×23.9mmフルサイズCMOSセンサーに合わせ、ファインダー光学系を最適設計しました。視野率は約100%、アイポイントは約20mm。高屈折率ペンタプリズムと高屈折率ガラスによるコンデンサレンズ、接眼レンズを使用することで、約0.76倍(50mmレンズ・∞・-1m-1)の広い視野と、覗き方によって見え方が変化しにくい高品位なファインダー像を実現しています。また、ファインダー視野外の情報表示に有機ELパネルを採用。低温時の応答性と高コントラストによる視認性の向上を図りました。

  • フォーカシングスクリーンEc-A/B/Lと交換可能です。

[ファインダー視野外表示]

ファインダー視野下部の表示に露出設定メーターを追加。従来の「+/-」表示では分からなかった実際の露出補正値をバーで示します。リアルタイム測光値を表す露出レベル表示(視野右側)と比べることで、「その補正量がどう露出に作用しているか」を的確に把握することが可能。また、露出値から補正量を差し引くことで、「適正露出に対して、現在の露出がどう設定されているか」を視認することができます。

図:EOS-1D X Mark II:視野外表示EOS-1D X Mark II

図:EOS-1D X:視野外表示EOS-1D X

接眼したまま設定変更できる、インテリジェントビューファインダーII。

図:インテリジェントビューファインダーII

透過型液晶を採用。これまでより主に撮影系の視野内情報表示を充実させるほか、電子水準器も専用表示(水平方向/あおり方向に対応)としました。被写体から目を離すことなく、カメラの設定を把握・変更することが可能で、ファインダー撮影の機動性が向上します。

  • 水準器(専用表示)、グリッド、撮影モード、測光モード、ホワイトバランス、ドライブモード、AF動作、フリッカー検知表示は表示[する/しない]の選択が可能です。

被写体の捕捉・追従性を高める、測距点の赤色パターン表示。

これまで透過型液晶で表示(AIサーボAF中、任意選択した測距点は赤色・点滅で投光表示可)してきた測距点を、赤色パターンの投光表示に変更。暗いシーンでも、「どの測距点を選択しているか」「選択できるか」が一目瞭然です。また、黒い被写体の捕捉・追従しやすさも向上します。点灯輝度は2段で設定が可能です。

[測距点の投光光学系]

EOS-1D Xより広い測距範囲に対応し、かつ高い表示品位を実現するため、投光光学系を新設計しています。測距点のパターンを表示するLCDは、目を振ったときに表示がケラレにくいよう、アイポイント側に近づけて配置。また、バックライトレンズの高屈折率化と拡散板の採用により、投影範囲の拡大と輝度の確保を両立しています。

図:測距点投光光学系、測距点投光ユニット

操作性

ファインダー撮影時のクイック設定画面を自在にカスタマイズ。

すぐに確認・変更したい機能を23項目から選び、画面内の任意の場所に、見やすいサイズで配置できます※1。撮影スタイルに合った最も使いやすいクイック設定画面を完成させ、設定機動性を高めることが可能です。デフォルトの画面とは別に登録※2されるため、特定の撮影テーマ用と通常撮影用で画面を使い分けることも可能です。

写真:撮影時のクイック設定

快適かつ俊敏な操作を実現する、操作ボタンカスタマイズ。

主要なボタンとダイヤル、マルチコントローラーの機能をカスタマイズできます。EOS-1D X Mark IIでは、マルチファンクション2ボタン、絞り込みボタンともに、再生モードへの移行や再生時拡大/縮小、INFO表示、プロテクト、削除を追加。右手だけで、再生に関わる主要な操作を行えるようにしました。また、SETボタンに「ストロボ機能設定」を割り当て可能。片手でストロボ設定にすぐアクセス、設定変更することが可能です。どの操作部に何を割り当てるか、「操作ボタンカスタマイズ」画面で一元管理でき、設定と変更が容易。より直感的で快適な操作感を実現します。

さらに充実したカスタム機能、5タブまで登録可能なマイメニュー。

写真:マイメニュー

カスタム機能に「ファインダー内!警告の項目」「電源OFF 時のレンズ収納」を追加。設定可能な項目をさらに充実させました。また、よくアクセスする項目を任意で選び、ひとつの画面に6項目まで登録できる「マイメニュー」を強化。タブを追加(最大5つまで)/削除できるほか、タブの一括削除、すべてのタブの項目一括削除、タブの名称変更など、タブと項目の管理・編集を容易にしています。

高精細約162万ドット、タッチパネル機能付き液晶モニター。

液晶モニターは、大型・広視野角の3.2型クリアビュー液晶IIです。強化ガラス製の保護カバー(汚れ・反射防止コート)と液晶パネルの間に光学弾性体を充填することにより、外光反射と内部反射を抑制。優れた視認性を発揮。さらに、約162万ドットの高精細な液晶パネルを新規採用することで、拡大表示でのピントチェックを容易としています。また、静電容量方式のタッチパネルを装備。ライブビュー撮影/動画撮影時のAFの使いやすさを高めました。

図:クリアビュー液晶II

操作部材の改良と、小さな手でも握りやすい新形状グリップ。

プロの声を反映し、ボタンの配置や操作感を改良しています。マルチファンクション2ボタンと絞り込みボタンはボタントップの高さに段差を設け、指先の感覚だけで容易な判別を可能に。グリップは手の小さな撮影者でも握りやすいよう形状を見直し、優れたホールド性を実現しました。さらに、縦位置用のグリップも同様に見直すことで、中指から小指までの引っ掛かりやすさを改善。縦位置操作用のマルチファンクションボタンは、正位置と同じ操作感が得られる位置を突き詰めています。

写真:新形状グリップ

信頼性

シャッター作動試験40万回をクリア。
高耐久シャッターユニット/ミラー機構。

写真:ミラー機構

カーボン繊維の表面に摩擦低減処理を施した複合材料をシャッター羽根に採用。高速連続 撮影に必要な軽さと薄さ、耐久性を高める強さをあわせ持ちます。また、湿式ブレーキを用いることで、安定したブレーキトルクを維持。このシャッターユニットはミラー駆動システムに組み込んだ状態で40万回を超えるシャッター作動試験を行い、耐久性を確認しています。

高い剛性と軽量化を両立した、マグネシウム合金製ボディー。

上・前・後カバーおよびメモリーカードスロットカバーに、高剛性かつ軽量なマグネシウム合金を採用。耐衝撃性、電磁シールド性、放熱性をあわせ持つ、機能的にも優れたボディーを実現しています。さらに、内部構造においても本体にマグネシウム合金を用い、剛性を維持しつつさらなる軽量化を図りました。

写真:マグネシウム合金製ボディー

雨滴や砂埃をシャットアウトする、防塵・防滴構造。

写真:防塵防滴処置箇所防塵防滴処置箇所

すべてのダイヤル、ボタン、スイッチ、外装カバーの合わせ部に入念な防塵・防滴処置を施しました。さらに、プロの使用頻度が高いEFレンズ、スピードライトおよびスピードライトアクセサリー、新開発のワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E8Bにも防塵・防滴構造を採用。耐環境性に優れたシステムを実現しています。

  • 一部機種において

カメラ内部の温度上昇を抑える、放熱構造。

写真:放熱構造放熱構造

高性能を安定して発揮するために、放熱構造を採用しました。CMOSセンサーや映像エンジンなどが発生する熱を、ヒートパイプで本体(内部構造)の外へと伝熱。アルミニウム製のバッテリー室天面を介して外装へと導き、効率よく放熱します。長時間の動画撮影や高速連続撮影時も、温度上昇によって機能制限が生じるのを最小限に抑えます。

より多様なゴミに効果を発揮する新セルフクリーニング機構。

写真:セルフクリーニング機構セルフクリーニングセンサーユニット

超音波振動でゴミを除去するセルフクリーニングセンサーユニット。EOS-1D Xで実現したゴミを移動させる搬送波方式と、ゴミを弾き飛ばす従来方式を組み合せた、新しいユニットを採用しました。より多様な形状や大きさ、付着性のゴミに対して効果を発揮します。また、付着したゴミの座標を擬似的な撮影によって検出し、撮影データに付加。「Digital Photo Professional」で現像時に一括消去することも可能です。

システムトラブルの事前回避に役立つ、カメラシステム情報。

写真:カメラシステム情報

カメラのシリアル番号とファームウエアバージョン、総レリーズ回数(1000回単位)のほか、過去に発生したエラーや表示したCautionの履歴を確認することが可能です。カメラメンテナンスのタイミングを把握でき、万が一のシステムトラブルを予防するのに役立ちます。

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