一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS 5D Mark III快適性・信頼性

地球の光をすべて受けとめるために。EOS 5D Mark III

オート制御機能

撮影状況を見分けるEOSシーン解析システムが、シーンに合わせた画づくりを実現。

人の顔や被写体の色、明るさ、動き、コントラスト、距離などの情報をもとに、カメラが自動的に撮影シーンの状態を解析するEOSシーン解析システムを搭載。「オートライティングオプティマイザ」、「オートホワイトバランス」、「ピクチャースタイルオート」などの精度向上に貢献しています。

「シーンインテリジェントオート」を新設。シーンインテリジェントオート
多彩な撮影スタイルに対応する全6種の撮影モード。

撮影シーンに最適な画づくりを自動設定する「シーンインテリジェントオート」を新設。「露出」や「ピント」などを適切に制御。人物の肌はより自然な肌色に、自然の風景はより鮮やかに仕上げます。撮影モードは他に、「P」、「Tv」、「Av」、「M」、「B」の全6種の設定です。

上限、下限の設定も可能なISOオート。

写真:ISOオート設定画面

明るさの変化を感じて自動的に対応するISOオートに、自動制御範囲の上限と下限の設定を追加。あらかじめシャッター速度(1/250~1秒)を設定することで、設定値よりもシャッター速度が遅くならないようにISO感度を自動制御する「ISOオート低速限界」の設定も可能になりました。速めのシャッター速度を確保して手ブレや被写体ブレを防ぐことができます。

明るさ、コントラストを自動補正。オートライティングオプティマイザ機能。

撮影した被写体の明るさ・コントラストを解析し、暗く写った場合、適切に補正するオートライティングオプティマイザ機能。EOS 5D Mark IIIでは、新たに夕景シーンと高彩度シーンでの調整が可能になりました。それぞれのシーンで撮影結果に合わせて高度に補正。JPEGはカメラ本体で、RAWは付属ソフトで、自然な階調を残しながらの補正が可能です。効果は、「標準/弱め/強め/しない」の4段階です。

補正効果が発揮される6つのシーン。

夕景シーン

写真:夕景シーン 補正:ON 補正:OFF

夕陽のオレンジ色を強調し、雰囲気のある色彩で表現したいとき。

高彩度シーン

写真:高彩度シーン 補正:ON 補正:OFF

高彩度の被写体を撮影した場合、色飽和による彩度不足を軽減し、鮮やかな色調に仕上げます。

低コントラスト

曇天や霞のかかった低コントラストのシーンで写真が暗く写る場合。

AE露出アンダー

白い壁や雪景色など測光の特性上、全体的に暗めに仕上がりがちな場合。自然で明るい色に補正します。

ストロボ光量不足

被写体から距離があり、ストロボの光量が十分に届かず暗く写った場合も自動的に補正を行います。

逆光人物撮影(顔検知)

露出が背景に影響されやすく顔が暗くなりがちな逆光時。自動的に好ましい明るさに補正します。

撮影の狙いに応える、高精度ホワイトバランス(WB)。

光源に左右されず、自然な「白」を再現するWB機能を搭載。オートWBに設定しておくとさまざまな光源に自動的に対応。人物シーンは顔の色を自然に、白熱電球や赤みのある水銀灯など低色温度光源下での撮影時には、光源の赤みを程よく残した写真表現が行えます。

ピクチャースタイルに「オート」を新設。

画:ピクチャースタイル設定画面

EOSシーン解析システムからの情報をもとに、シーンに合わせてきめ細かく色調を制御する新しいピクチャースタイル「オート」。通常の撮影シーンでは「スタンダード」に相当する、適度にメリハリのある仕上がりに。自然や屋外などのシーンでは、青空や緑を色鮮やかに。また、夕景シーンでは夕陽のオレンジを強調して仕上げることができます。

撮影時に周辺光量補正を行うレンズ光学補正機能に色収差補正を追加。

レンズ周辺光量補正に加えて、色のにじみなどを補正する色収差補正を新たに設定。付属ソフトウエア「EOS Utility」を使えば、レンズの補正用データを最大40本分カメラに登録することができます。

図:レンズ光学補正・初期登録レンズ

快適性

フレーミングをさらに快適に。視野率約100%、高倍率の新ファインダー。

図:視野率約100% 高倍率の新ファインダー

大型ペンタプリズムと4枚構成の接眼光学系の搭載による、視野率約100%、倍率約0.71倍(視野角34.1°)、アイポイント約21mm。隅々まで明るく見やすいファインダー視野を実現しました。透過型液晶で、AF情報やグリッドの表示が可能なインテリジェントビューファインダーです。また、ファインダー像の見え方が、覗き方の影響を受けにくい設計を採用しています。

水平・前後の傾きを検知。デュアルアクシス電子水準器。

風景や建物などの撮影に役立つ水準器機能を、液晶モニターとファインダーの両方に搭載しました。液晶モニター側は水平方向360°、あおり方向±10°の傾きを、ファインダー側は水平方向±6°、あおり方向±4°(縦位置撮影時は水平方向±4°、あおり方向±6°)を、それぞれ1°刻みで確認できます。ライブビュー撮影中と動画撮影前には、液晶モニターの映像に水準器を重ねて表示できます。

写真:モニター水準器、図:ファインダー水準器

見やすさ、使いやすさを徹底的に追求したワイド3.2型 約104万ドットクリアビュー液晶II。

写真:ワイド3.2型 約104万ドットクリアビュー液晶II

外光の下でも見やすい、高精細クリアビュー液晶IIを搭載。保護カバーと液晶パネルの間の隙間(空気層)
に光学弾性体を挟み込むソリッド構造を採用し、モニター内部の外光反射を減少、優れた視認性を確保しています。保護カバーには、キズがつきにくい強化ガラスを採用。また、液晶モニターの下に設置された外光センサーにより液晶モニターの輝度を自動的に調整します。

図:クリアビュー液晶II 概念図

2画面比較再生機能を搭載。

写真:2画面比較再生

画像の再生中に、クリエイティブフォトボタンを押すと、2つの画像を同時に表示。それぞれ拡大・縮小できるので、ピントやノイズ感のチェックに有効です。画像の切り替えや消去、レーティング、プロテクトなどの操作もスムーズ。同じ被写体を違う設定で撮影した場合、その場で比較することも可能です。

RAW画像のカメラ内現像処理が可能に。

写真:RAW現像設定画面

RAWで撮影した画像をカメラ内で現像し、JPEG画像として新規保存することが可能。現像時には、明るさやホワイトバランス、レンズの周辺光量補正、歪曲補正、色収差補正などの調整が可能です。

  • M-RAW、S-RAWでは、現像できません。

撮影したJPEG画像を、カメラ内でリサイズ。

写真:リサイズ設定画面

大きな記録画質で撮影したJPEG画像を、カメラ内での記録画素数の変更が可能に。処理画像は、別画像として保存されます。

  • S3で撮影した画像はリサイズできません。
  • アスペクト比の変更はできません。

現場で写真をセレクトできるレーティング機能。

写真:レーティング設定画面

撮影した写真にレーティング(お気に入り)マークを付加できます。マークした画像は、画像送り(ジャンプ表示)とスライドショーでレーティングごとに再生できます。

多彩な設定を直感的に操作。クイック設定専用ボタン。

写真:再生時のクイック設定画面

使用頻度の高いマルチコントローラーの近くに、クイック設定専用ボタンを設けました。記録画質、「AFフレーム」選択、操作ボタンカスタマイズ機能など、撮影時の設定が集約されたクイック設定画面を表示。設定変更もスピーディーです。

信頼性

操作性と美しさを追求。さらに発展したEOSの「超流体フォルム」。

写真:超流体フォルム

力強いペンタプリズムの隆起が特長的なEOS 5D Mark III。その外観設計では、ボディー全体を流れるような曲面で構成するEOSの「超流体フォルム」を継承し、さらに発展させました。カメラを構えれば自然と指がかかるシャッターボタンまわりの形状をはじめ、そのひとつひとつに操作性と美しさを追求。質感と耐久性を両立するために、外装には梨地塗装を施しました。

撮影者の手になじむ、新開発のグリップ形状。

撮影のときでも、持ち運ぶときでも、手に快適にフィットするように、グリップの形状や指がかり性、ラバーの厚みと硬度などに配慮しました。また、モードダイヤル外周はラバーで成形するなど、細やかな部分まで幾度も改良を重ねてつくり込むことで、操作性を高めています。さらに、カードスロットカバーのガタつきを抑え、強く握り込んでもカバーが動きにくいように設計しました。

強さと軽さを兼ね備えたマグネシウム合金による高強度ボディー。

軽量でありながら高強度で、電磁シールド効果の高いマグネシウム合金を主要外装カバー(上・前・後ろ)に採用。本体構造は、アルミ製シャーシとエンジニアリングプラスチックスで軽量化を図っています。またミラーボックスは高強度のエンジニアリングプラスチックス製にすることで、本体と併せて高いボディー剛性を実現しました。

写真:外装カバー・内部構造

雨滴やホコリに強い、防塵・防滴構造。

ボディー上面、各種カバーの開閉部、操作ボタンまわりなどへのシーリング部品の組み込み(赤色部)。マグネシウム合金製外装カバーの高精度な段差合わせ構造、さらには高精度なダイヤル回転軸、グリップラバーの密着構造など(緑色部)を採用することで防塵・防滴性を向上させています。

図:防塵・防滴処置箇所

総合的なセンサーダスト対策。EOS Integrated Cleaning System。

センサー部分に付着して写り込むダスト。その発生から除去までを、3段階の対策で総合的に防ぎます。

ダストの発生を抑制

シャッターユニットやボディーキャップに、ダストを抑制する部材を使用。

ダストの付着を抑制

ローパスフィルター1に付着したダストを超音波振動でふるい落とします。

ダストの除去

図:EOS Integrated Cleaning System

万一除去できなかったダストは、その位置情報を取得し、撮影データに付加。付属ソフトウエア「Digital Photo Professional」で、現像時に一括で消去します。

CF/SDデュアルカードスロット。

写真:CF/SDデュアルカードスロット部

CFカード(TypeI、UDMA Mode 7対応)とSDカード(SD/SDHC/SDXC、Eye-Fi対応)を2枚同時に使用できるデュアルカードスロット。記録方式は[標準][カード自動切り替え][振り分け][同一書き込み]の4種類から選べます。

  • Type II CFカードとマイクロドライブは使用できません。

15万回の作動テストをクリアしたシャッターユニット。

写真:シャッターユニット

シャッターユニットは、ロータリーマグネット式の縦走りフォーカルプレーンシャッターを採用。標準的な撮影を想定した自社試験において、15万回の作動テストをクリアしています。

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