一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS 7D Mark II高感度・高画質

すべての一瞬が一新する。 EOS 7D Mark II

デュアル DIGIC 6

画像処理性能を追求。映像エンジンはEOS初のDIGIC 6を2基搭載。

図:デュアル DIGIC 6映像エンジン デュアル DIGIC 6

画像処理の速度だけを高速化しても、同時に精度が伴っていなければ高画質な一枚は生まれません。EOS 7D Mark IIの映像エンジンは、速度と精度を高次元で両立したデュアル DIGIC 6を採用。約2020万画素CMOSセンサーから出力される8チャンネル高速信号読み出しに対応するため、アナログ信号をデジタル信号に高速変換する4チャンネルA/D変換フロントエンド処理回路を2個採用。デュアル DIGIC 6とセットで働く高速並列処理回路により、最高約10コマ/秒の高速連続撮影を実現。階調や色を繊細に捉え、自然な画像を、より高速に生成することが可能です。常用ISO感度100~16000や撮影時の歪曲収差補正、EOS iTR AFの顔検出精度の向上、さらにはフルハイビジョン動画の60pのIPB圧縮、MP4動画記録などの実現に結びつきました。

図:デュアル DIGIC 6による画像処理概念図

高ISO感度

ノイズ低減機能がさらに進化。常用ISO感度最高16000、拡張最高51200。

作例:iso16000ISO16000

シャッターチャンスは、時間も場所も選びません。光量が足りないことを理由に、その瞬間を逃すことは、撮影者にとって大きな損失です。EOS 7D Mark IIは、APS-Cサイズで約2020万画素の高画素CMOSセンサーながら、常用ISO感度最高16000という高感度を達成。暗いシーンでの撮影や、より速いシャッター速度で撮影したい時に有利です。静止画撮影時の常用ISO感度は100~16000。感度拡張により、H1:25600、H2:51200の設定も可能です。

  • ISO感度はすべて推奨露光指数です。

ISOを自動制御するISOオート

写真:ISOオート低速限界ISOオート低速限界

撮影現場において明るさが変化したとき、カメラ側で自動でISO感度を調整するISOオートを搭載しています。ISO感度の自動制御範囲は、上限設定が可能。暗いシーンを遅いシャッター速度で撮影したいときや、画質を優先するため高ISO感度側を制限したいときなどに有効です。また、シャッター速度が自動的に遅くならないよう[ISOオート低速限界]も設定可能。手動での設定範囲は、1/8000~1秒と設定範囲が拡大。設定したシャッター速度より遅くならないよう、カメラが自動でISO感度をシフトします。自動設定では[遅め⇔速め]を7段階から設定できます。

  • ISOオートでは、感度拡張は行われません。

ノイズ低減機能

2つのアプローチで、ノイズを抑制。クリアな画像に。

デュアル DIGIC 6によるノイズ低減機能が、さらに高精度に進化。長秒時露光撮影と高感度撮影時の設定が可能。長秒時露光撮影時は、1秒以上の露光時に[自動][する(常時)]から選択可能。高感度撮影時は[しない][弱め][標準][強め][マルチショットノイズ低減機能]の5種類から選ぶことができます。[強め]設定時には連続撮影可能枚数の減少を抑えています。

作例:長秒時露光撮影時長秒時露光撮影時
作例:高感度撮影時高感度撮影時

解像感を維持しながらノイズを軽減。マルチショットノイズ低減機能。

写真:高感度撮影時のノイズ低減設定画面高感度撮影時のノイズ低減設定画面

高感度撮影時に、マルチショットノイズ低減機能を搭載。一度シャッターボタンを押すだけで、4枚の画像を撮影しカメラが自動合成するだけでなく、自動で位置合わせを行うため、手持ち撮影も可能。解像感を残したままノイズを抑制し、美しい画像に仕上げることができます。

  • 画面全体をズレなく合わせるためには、三脚の使用をおすすめします。

約2020万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)

自社開発・自社生産。高画素と高感度を両立した新開発CMOSセンサー。

写真:新開発CMOSセンサー(APS-Cサイズ)新開発CMOSセンサー(APS-Cサイズ)

最高約10コマ/秒という高速連続撮影の実現には、新開発CMOSセンサーも貢献しています。自社開発・自社生産のCMOSセンサーは、8チャンネル読み出し技術を採用。一つひとつの画素の読み出し速度が速いため、高画素と高速連続撮影を両立しました。有効画素数約2020万画素、常用ISO感度最高16000を達成。高解像度センサーは、空気感、光のニュアンス、被写体の繊細なディテール、微妙な色彩のグラデーションまで刻みとることができます。高感度撮影においては、DIGIC 6に情報を到達させる前段階で、低ノイズ化を実行。CMOS半導体工程に新プロセスを導入し、S/N比や集光効率の向上を実現しています。

  • 有効撮影画角はレンズの表記焦点距離の約1.6倍相当。

[高ISO感度・低ノイズ、広ダイナミックレンジを実現させる技術]

●CMOS半導体工程に新プロセス導入

フォトダイオードの開口率(光電変換効率)アップを図るため、CMOS半導体工程に新規微細化プロセスと低背化技術を導入。さらにデバイス構造の最適化により、フォトダイオードへの集光効率を高めることができました。その結果、多画素化による画素サイズ縮小にもかかわらず、高ISO感度・低ノイズ、広ダイナミックレンジを実現しています。

●高効率フォトダイオード構造の採用

光電変換効率に優れるフォトダイオード構造の採用と、さらなる画素内トランジスタ改良を併せることでS/N比が向上、高ISO感度を実現しています。

●ギャップレスマイクロレンズの採用

集光効率に優れるギャップレスマイクロレンズを採用。マイクロレンズからフォトダイオードまでの距離を短くすることで集光効率を向上させ、高ISO感度・低ノイズを実現しています。

●高画質・CMOS回路

広ダイナミックレンジと高S/N比を両立する低ノイズ読み出し回路の採用により、高ISO感度においても低ノイズを実現しています。

●カラーフィルターの透過率アップ

透過率の高い新材料をカラーフィルターに採用することで、高ISO感度を実現しています。

3種のRAW、8種のJPEG。目的に合わせて選べる多彩な記録画質。

記録画質 記録画素数
(画素)
ファイルサイズ
(約・MB)
撮影可能枚数
(約・枚)
L ラージ ファイン 5472x3648(約2000万) 6.6 1090
L ラージ ノーマル 5472x3648(約2000万) 3.5 2060
M ミドル ファイン 3648x2432(約890万) 3.6 2000
M ミドル ノーマル 3648x2432(約890万) 1.8 3810
S1 スモール1 ファイン 2736x1824(約500万) 2.3 3060
S1 スモール1 ノーマル 2736x1824(約500万) 1.2 5800
S2 スモール2(ファイン) 1920x1280(約250万) 1.3 5240
S3 スモール3(ファイン) 720x480(約35万) 0.3 20330
RAW ロウ 5472x3648(約2000万) 24.0 290
M RAW 4104x2736(約1120万) 19.3 350
S RAW 2736x1824(約500万) 13.3 510

新EOS シーン解析システム

シーンの解析精度がさらに高精度に。総合的な画質向上に貢献。

図:新EOS シーン解析システム

人の顔、色、明るさ、動き、コントラスト、距離などの情報をもとにカメラが自動的に、撮影状況を解析するEOS シーン解析システム。顔検知能力の向上により、人の顔に対してより適切なAE、オートライティングオプティマイザ、オートホワイトバランス制御が可能になりました。また赤外光検知により、夕景認識精度、さらには屋外にある自然の緑を判断する精度が進化しています。

新EOS シーン解析システムで解析される主な撮影シーンとその効果

シーン 効果
人物 顔の明るさや色あいを適切に仕上げる
動く被写体 動いている被写体にピントを合わせる(ファインダー撮影時)
自然や屋外 青空や緑を鮮やかに仕上げる
夕景 色鮮やかで雰囲気のある夕景に仕上げる
明るい/暗い 明るさに応じて露出を適切に制御する
高彩度 高彩度部の色飽和を軽減する
低コントラスト メリハリのある画像に仕上げる
ハイライト 白トビしやすいハイライト部があるシーンでは、白トビを制御する
逆光 逆光で影になった被写体を明るく仕上げる
屋外の緑 緑を鮮やかに仕上げる
フリッカー光源 フリッカーによる露出のばらつきを軽減

シーンを理解する全自動[シーンインテリジェントオート]を含む6種の撮影モード。

写真:モードダイヤル

進化した新EOS シーン解析システムがもたらす、先進の全自動[シーンインテリジェントオート]を搭載。撮影シーンに合わせて、露出やピントなどを適切に制御し、ベストな画づくりを自動設定するモードです。人物の肌はより自然な肌色に、自然の風景はより鮮やかに仕上げます。さらに撮影モードは[プログラムAE(P)][シャッター優先AE(Tv)][絞り優先AE(Av)][マニュアル露出(M)][バルブ(B)]から選べるほか、任意で設定できる[カスタム撮影モード(C1~C3)]を用意しています。

高輝度側・階調優先機能

白い被写体に効果。白トビを抑え、階調を美しく表現。

雪景色、白い服、白い壁など、白トビしやすい被写体の撮影に威力を発揮する高輝度側・階調優先機能。グレーからハイライトまで豊かな階調表現が可能になります。設定時はファインダーと表示パネルに、設定の有無を確認できる「D+」マークが表示されます。

作例:高輝度側・階調優先

画像処理機能

歪曲収差補正を新たに。レンズの諸収差を補正する光学補正。

写真:歪曲収差補正

レンズの収差で起こりやすい、周辺光量落ち、色収差、そして歪曲収差。この3つの収差に対して、カメラ内で補正するレンズ光学補正を搭載。キヤノンEFレンズ使用時の周辺画質の向上や歪み低減を効果的に実行します。これまでソフトウエアでRAW現像時に行っていた歪曲収差補正も、カメラ単体で可能です。またライブビュー撮影時、ファイナルイメージシミュレーションで歪曲収差補正の結果をリアルタイムで確認、撮影することができます。

作例:歪曲収差補正 する/しない

オートホワイトバランスの性能がさらに向上。

作例:オートホワイトバランス

光源に左右されることなく、見たままの「白」を再現するホワイトバランス(WB)。オートWBの精度がさらに向上しました。さまざまな光源に対応することはもちろん、人物シーンは顔の色を自然に表現。白熱電球や赤みのある水銀灯など低色温度光源下での撮影時には、光源の赤みを程よく残した写真表現が行えます。

夕景シーンの再現がより精密に。7種のピクチャースタイル。

作例:ピクチャースタイルオートピクチャースタイルオート

フィルムを変えるように、シーンに合わせた色彩が選べるピクチャースタイル。シーンに合わせて自動で色調制御を行いたい場合は設定を[オート]に。その他、表現の意図に合わせて[スタンダード][ポートレート][風景][ニュートラル][忠実設定][モノクロ]を選ぶことができます。任意でピクチャースタイルを設定できる[ユーザー設定]も用意しています。

アイコン:スタンダード スタンダード

作例:スタンダード

鮮やかでくっきりとした仕上がりに。さまざまなシーンに対応できます。

アイコン:ポートレート ポートレート

作例:ポートレート

肌色がキレイで、ややくっきりした写真になります。

アイコン:風景 風景

作例:風景

空はより青々と、緑はより色鮮やかに再現します。

アイコン:ニュートラル ニュートラル

作例:ニュートラル

パソコンで画像処理をすることを前提に、自然な色合いを重視し、メリハリを抑えています。

アイコン:忠実設定 忠実設定

作例:忠実設定

標準的なデイライト光源下で撮影した写真が、測色的に被写体の色とほぼ同じに。

アイコン:モノクロ モノクロ

作例:モノクロ

印象的なモノクロ写真に。セピアなどの色調も選べます。

明るさとコントラストを自動補正。オートライティングオプティマイザ機能。

撮影した写真が暗く写った場合、自動で適切な明るさ、コントラストに補正するオートライティングオプティマイザ機能を搭載。JPEGはカメラ本体で、RAWは付属ソフトで、自然な階調を残しながらの補正が可能です。効果は、「標準/弱め/強め/しない」の4段階から選べます。

[補正効果が発揮されるシーン]

夕景シーン

夕陽のオレンジ色を強調し、雰囲気のある色彩で表現したいとき。

高彩度シーン

高彩度の被写体を撮影した場合、色飽和による彩度不足を軽減し、鮮やかな色調に仕上げます。

低コントラスト

曇天や霞のかかった低コントラストのシーンで写真が暗く写る場合。

AE露出アンダー

白い壁や雪景色など測光の特性上、全体的に暗めに仕上がりがちな場合。自然で明るい色に補正します。

ストロボ光量不足

被写体から距離があり、ストロボの光量が十分に届かず暗く写った場合も自動的に補正を行います。

逆光人物撮影(顔検知)

露出が背景に影響されやすく顔が暗くなりがちな逆光時。自動的に好ましい明るさに補正します。

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