一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS 7D Mark IIライブビュー・動画

すべての一瞬が一新する。 EOS 7D Mark II

快適・快速ライブビュー撮影

ライブビュー撮影にスピード革新。デュアルピクセル CMOS AF。

図:デュアルピクセル CMOS AF

これまでのライブビュー撮影や動画撮影のAFを過去にする。それが、デュアルピクセル CMOS AF。より速く、よりスムーズなAFを実現します。その仕組みは、CMOSセンサー上の一つひとつの画素を、独立した二つのフォトダイオードで構成し、全有効画素からの情報を撮像と位相差AFに利用するというもの。そこにキヤノンの一眼レフのノウハウを活かした撮像面位相差AF技術を連携させ、高速AFを実現させました。最終合焦まで位相差AFを行い素早いピント合わせが可能です。

[デュアルピクセル CMOS AFのメカニズム]

デュアルピクセル CMOS AFのセンサーは、一つひとつの画素が独立した二つのフォトダイオードで構成されています。AF時には、それぞれから信号を検出し、レンズ駆動量を算出してフォーカスを実行。コントラストAFを用いずに位相差検出方式のみでフォーカスするため、合焦位置を探してレンズが前後駆動することがなく、素早いフォーカスが可能です。撮像時には、二つのフォトダイオード合わせて一つの画素として画像信号を出力できるため、撮像性能に影響を与えることもありません。

図:デュアルピクセル CMOS AFのメカニズム

[位相差AFの範囲]

ライブビュー映像表示範囲の約80%(縦)× 80%(横)という広い領域で、デュアルピクセル CMOS AFによる撮像面位相差AFが可能です。

[撮影条件や使用レンズによるAF駆動方式の違い]

対応レンズ 非対応レンズ エクステンダー装着時
静止画 ワンショットAF A B B
コンティニュアスAF A A A
拡大時 C C C
動画 動画サーボAF A(低速駆動) A(低速駆動) A(低速駆動)
ワンショットAF A B B
拡大時 C C C

[特長が発揮できるEFレンズ]

EF14mm F2.8L II USM EF15mm F2.8 フィッシュアイ EF20mm F2.8 USM
EF24mm F1.4L II USM EF24mm F2.8 EF24mm F2.8 IS USM
EF-S24mm F2.8 STM EF28mm F1.8 USM EF28mm F2.8
EF28mm F2.8 IS USM EF35mm F1.4L USM EF35mm F2
EF35mm F2 IS USM EF40mm F2.8 STM EF50mm F1.0L USM
EF50mm F1.2L USM EF50mm F1.4 USM EF50mm F1.8
EF50mm F1.8 II EF50mm F2.5 コンパクトマクロ EF-S60mm F2.8 マクロ USM
EF85mm F1.2L USM EF85mm F1.2L II USM EF85mm F1.8 USM
EF100mm F2 USM EF100mm F2.8 マクロ USM EF100mm F2.8L マクロ IS USM
EF135mm F2L USM EF135mm F2.8 ソフトフォーカス EF180mm F3.5L マクロ USM
EF200mm F1.8L USM EF200mm F2L IS USM EF200mm F2.8L USM
EF200mm F2.8L II USM EF300mm F2.8L USM EF300mm F2.8L IS USM
EF300mm F2.8L IS II USM EF300mm F4L USM EF300mm F4L IS USM
EF400mm F2.8L II USM EF400mm F2.8L IS USM EF400mm F2.8L IS II USM
EF400mm F4 DO IS USM EF400mm F4 DO IS II USM EF400mm F5.6L USM
EF500mm F4L IS USM EF500mm F4L IS II USM EF600mm F4L IS USM
EF600mm F4L IS II USM EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM
EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM EF16-35mm F2.8L II USM
EF16-35mm F4L IS USM EF17-40mm F4L USM EF-S17-55mm F2.8 IS USM
EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM EF-S18-55mm F3.5-5.6 EF-S18-55mm F3.5-5.6 II
EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM EF-S18-55mm F3.5-5.6 III
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS
EF20-35mm F3.5-4.5 USM EF22-55mm F4-5.6 USM EF24-70mm F2.8L USM
EF24-70mm F2.8L II USM EF24-70mm F4L IS USM EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM
EF24-105mm F4L IS USM EF28-90mm F4-5.6 EF28-90mm F4-5.6 USM
EF28-90mm F4-5.6 II EF28-90mm F4-5.6 II USM EF28-90mm F4-5.6 III
EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM EF28-200mm F3.5-5.6 EF28-200mm F3.5-5.6 USM
EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM EF35-350mm F3.5-5.6L USM EF38-76mm F4.5-5.6
EF55-200mm F4.5-5.6 USM EF55-200mm F4.5-5.6 II USM EF-S55-250mm F4-5.6 IS
EF-S55-250mm F4-5.6 IS II EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM EF70-200mm F2.8L USM
EF70-200mm F2.8L IS USM EF70-200mm F2.8L IS II USM EF70-200mm F4L USM
EF70-200mm F4L IS USM EF70-300mm F4-5.6 IS USM EF70-300mm F4-5.6L IS USM
EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM EF75-300mm F4-5.6 USM EF75-300mm F4-5.6 II
EF75-300mm F4-5.6 II USM EF75-300mm F4-5.6 III EF75-300mm F4-5.6 III USM
EF75-300mm F4-5.6 IS USM EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM EF200-400mm F4L IS USM Ext 1.4×
EF800mm F5.6L IS USM    

シーンごとに使い分けできるAF方式

アイコン:顔+追尾優先AF]

作例:顔+追尾優先AF

人の顔を検知してAFする方式。顔が動いても、横顔になっても追尾してピントを合わせ続けます。

[ライブ1点AF]

作例:ライブ1点AF

画面上の任意のエリアを選んでピントを合わせます。

[ライブ多点AF]

作例:ライブ多点AF

最大31点の広いエリアでピントを合わせます。

【ご注意】ライブビュー撮影時のAF動作に関して
ライブビュー撮影中はAIサーボAF、AIフォーカスAFに設定されていても、自動的にワンショットAFに切り換わります。

被写体にピントを合わせ続けるコンティニュアスAF。

写真:コンティニュアスAF

シャッターボタンを半押しする前から、常に被写体付近にピントを合わせ続け、半押しした際には素早くピントが合わせられます。[+追尾優先AF][ライブ多点AF][ライブ1点AF]で働き、初期設定では[しない]が選択されています。

撮影直前に仕上がりを確認。ファイナルイメージシミュレーション。

写真:ファイナルイメージシミュレーション

撮る前に撮影結果をシミュレーションできる機能です。ライブビュー映像の状態で、露出や被写界深度、ピクチャースタイル、ホワイトバランス、さらには歪曲収差補正などの効果が確認可能。また、フォーカスフレームの位置を約5倍/約10倍に拡大できるので、ピント合わせも厳密に行えます。

写真の画角が4種類から選べる、マルチアスペクト機能。

ライブビュー撮影中、画像の縦横比を変えられるマルチアスペクト機能。選べる比率は4種類。通常のファインダー撮影の[3:2]のほか、コンパクトデジタルカメラに多い[4:3]、ハイビジョン比率の[16:9]、正方形比率の[1:1]から選択できます。また記録画質がRAWの場合は、[3:2]で画像を生成して、設定したアスペクト比情報を画像に付加。[Digital Photo Professional]でJPEGに現像する際に、設定したアスペクト比で現像することができます。

写真:マルチアスペクト

ライブビュー撮影でもドライブモードが選択可能。最高約10コマ/秒の連写も。

ファインダー撮影同様、1枚撮影から約10コマ/秒の連続撮影のほか、低速連続撮影、静音撮影などドライブモードが選択可能。連続撮影速度のカスタマイズも可能です。

ライブビュー撮影時のドライブモードと連続撮影速度

高速連続撮影 10~2コマ/秒
低速連続撮影 9~1コマ/秒
静音連続撮影 4~1コマ/秒

黄金分割比での構図決めに便利な[9分割+対角]も。グリッド表示。

写真:グリッド表示

ライブビュー撮影時、画面にグリッド表示が可能。[9分割/24分割/9分割+対角]の3種類から選べます。[9分割+対角]は、黄金分割比の構図決めに便利です。

フルハイビジョン動画撮影

より高感度に強く。多彩な機能を実現した高画質EOSムービー。ロゴ:EOS MOVIE

写真:EOS MOVIE

映画やCMなど、プロの制作現場でも活躍するEOSムービー。70種以上のEFレンズがすべて使えるので多彩な表現が楽しめます。静止画と同様に高感度、高画質な描写性能も見逃せません。EOS 7D Mark IIのEOSムービーは、高感度の性能も大きく進化。デュアル DIGIC 6と新開発CMOSセンサーにより、常用ISO感度100~16000を実現。暗いシーンも低ノイズでクリアな映像表現が可能です。また、デュアルピクセル CMOS AFにより、滑らかで追従性にも優れたAFが可能。記録形式は、従来のMOVに加え、互換性の高いMP4にも対応しています。

フルハイビジョン60p動画記録を実現。記録形式はMP4にも対応。

動きの速い被写体でも残像感を抑え、より滑らかで美しい動画撮影を可能にするフルハイビジョン60p動画を実現。1/2倍速スロー再生時にも滑らかなスロー再生が行えます。記録形式はMOVに加え、再生互換性に優れるMP4フォーマットにも対応。幅広いデバイスで再生することができます。またフレームレートは24.00fpsの設定が可能。映画制作でフィルム素材が混在する映像編集のワークフローにも対応できます。

動画記録画質

●MOV形式設定時

NTSC PAL
[1920×1080] 59.94fps IPB [1920×1080] 50.00fps IPB
29.97fps ALL-I 25.00fps ALL-I
IPB IPB
24.00fps ALL-I 24.00fps ALL-I
IPB IPB
23.98fps ALL-I - -
IPB -
[1280×720] 59.94fps ALL-I [1280×720] 50.00fps ALL-I
IPB IPB
[640×480] 29.97fps IPB [640×480] 25.00fps IPB

●MP4形式設定時

NTSC PAL
[1920×1080] 59.94fps IPB [1920×1080] 50.00fps IPB
29.97fps ALL-I 25.00fps ALL-I
IPB IPB
軽量(IPB) 軽量(IPB)
24.00fps ALL-I 24.00fps ALL-I
IPB IPB
23.98fps ALL-I - -
IPB -
[1280×720] 59.94fps ALL-I [1280×720] 50.00fps ALL-I
IPB IPB
29.97fps 軽量(IPB) 25.00fps 軽量(IPB)
[640×480] 29.97fps IPB [640×480] 25.00fps IPB
29.97fps 軽量(IPB) 25.00fps 軽量(IPB)

 

デュアルピクセル CMOS AFによる滑らかな追従性能、動画サーボAF

一度捕捉した被写体の動きに合わせて、自動でピントを合わせ続ける動画サーボAF。快速AFを実現したデュアルピクセル CMOS AFにより、動画撮影のオートフォーカスが快適になりました。キットレンズのEF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STMなどリードスクリュータイプのSTM搭載EFレンズと組み合せれば、レンズの駆動音を気にすることなく、静かで快適なAFが楽しめます。

AFスピードと追従特性を制御できる、動画サーボAFカスタマイズ。

表現上、フォーカスのスピードをあえて遅くしたいというシーンがあります。EOS 7D Mark IIの動画サーボAFは、常に一定のAFスピードではなく、ピントが合うまでのスピードをカスタマイズできる機能を搭載。また、被写体追従特性の調整もできるため、障害物やパンニング中のピント制御も可能です。

写真:AF速度調整/被写体追従特性調整

動画サーボAF 時のAF 速度変更に対応するレンズ
(2009年度以降に発売されたUSMレンズ、およびSTM対応レンズ)

EF24mm F2.8 IS USM EF28mm F2.8 IS USM EF35mm F2 IS USM
EF40mm F2.8 STM EF100mm F2.8L マクロ IS USM EF300mm F2.8L IS II USM
EF400mm F2.8L IS II USM EF500mm F4L IS II USM EF600mm F4L IS II USM
EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM EF16-35mm F4L IS USM EF24-70mm F2.8L II USM
EF24-70mm F4L IS USM EF70-200mm F2.8L IS II USM EF70-300mm F4-5.6L IS USM
EF200-400mm F4L IS USM Ext 1.4× EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

外部機器によるモニタリングや記録に対応。HDMI出力。

写真:HDMI出力

動画撮影時、カメラの液晶モニターに映像を表示しながら、外部機器(ディスプレイなど)でモニタリングすることが可能。外部レコーダーで記録することもできます。映像制作用の[非圧縮YCbCr 4:2:2、8ビット][24.00fps]での出力も可能です。音声もHDMI出力できるため、映像と音声を一台のレコーダーに収録することができます。

写真:HDMI出力

[HDMI出力の項目と内容]

HDMI 出力+液晶 同時表示しない/同時表示する
カラーサンプリング方式 非圧縮YCbCr 4:2:2、8ビット
HDMI出力フレームレート NTSC 自動
59.94i/59.94p/23.98p(2-3 プルダウン処理あり)
PAL 自動
50.00i/50.00p
24.00p「入」時
24.00p

動画撮影中の設定操作音を、ほぼ無音にする動画サイレント機能。

サブ電子ダイヤルに静電容量タイプのタッチパッドを採用。内側を触れるだけで、クイック設定画面の項目設定が可能です。設定する操作音がほぼ無音なので、動画撮影時に余計な音が入りません。またクイック設定項目にヘッドフォン音量調整を追加しました。

写真:HDMI出力

ウィンドカット/アッテネーターなど、細かい録音設定が可能。

写真:ウィンドカット/アッテネーター

屋外で撮影するとき、風の影響により発生する「ボコボコ」という音を低減することができるウィンドカット機能を搭載。また音割れを自動的に抑制するアッテネーターも搭載しています。録音調整レベルは[オート]のほか[マニュアル]調整も可能。64段階から任意に調整することができます。

ALL-IとIPB。目的に合わせて使い分けられる2つの圧縮形式。

ALL-Iは、1フレーム単位で圧縮するイントラフレーム方式です。1フレーム単位でデコード、再エンコードを行うので、カット編集や映像の切り出しに適した高画質な圧縮方式。一方IPBは、フレームの前後を参照し、差分を検出する差分圧縮方式。高圧縮でファイル容量が軽く、長時間の録画が可能です。

カット編集に便利なタイムコード設定が可能。

写真:タイムコード

カウントアップは「レックラン」と「フリーラン」の設定が可能。「レックラン」は、動画撮影中のみカウントを進め、1台のカメラで撮影した動画を編集ソフトのタイムライン上に並べるときに使用。「フリーラン」は、設定スタート時間から常時カウントを進行します。複数の撮影素材でも素早く確認できます。撮影時に複数のカメラの時刻を同期させておけば、編集ソフトのタイムラインに撮影時刻順で並べられ、編集作業がスムーズに行えます。

ファイルサイズが4GBを超えても、続けて撮影が可能。

動画撮影中に、そのファイルサイズが4GBを超えても、新しいファイルを自動的に作成し、撮影を継続することができます。高画質でファイル容量が大きいALL-Iでも安心して撮影できます。

より快適な動画撮影のために、おすすめしたいこと。

  • 動画を撮影するときは、書き込み/読み出し速度がCFカード30MB/秒以上、SDカード20MB/秒以上の大容量カードをご使用ください。カードの書き込み速度が遅いと、カメラの内蔵メモリーを消費してしまうため、自動的に動画撮影が終了することがあります。
    なお、圧縮形式がALL-I、IPB(フルHD:59.94p/50.00p)の場合。その他圧縮形式のカード速度は仕様用ページでご確認ください。
  • 最長記録時間は29分59秒です。
  • 動画撮影開始からのファイルサイズが4GBに達すると自動的に新規ファイルが作成されますが、撮影は継続されます。
  • カメラでは分割ファイルの連続再生はできません。
  • EFレンズの手ブレ補正機構が不要な場合は、機能をOFFにしてから撮影してください。
  • 音声記録が不要な場合は、[録音:しない]を選ぶことができます。
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