一眼レフカメラ/ミラーレスカメラEOS 7D Mark II操作性・信頼性

すべての一瞬が一新する。 EOS 7D Mark II

光学ファインダー

視野率約100%、倍率約1.00倍。広く、明るい視界を実現。

写真:新ガラスペンタプリズム新ガラスペンタプリズム

動体を追う撮影者は、一眼レフカメラの光学ファインダーに信頼を寄せています。それは、被写体をリアルタイムで追い続け、ベストショットを狙うため。その"見え"は、常に高い性能を求められます。EOS 7D Mark IIの光学ファインダーは、新ガラスペンタプリズムを採用し、視野率約100%を実現。倍率は約1.00倍、視野角は約29.6°、アイポイント約22mmを達成。明るく、ピントが掴みやすいうえ、ケラレやゴースト、収差を抑制した高品位なファインダーです。また交換フォーカシングスクリーンにも対応。F2.8より明るいレンズに対応したスーパープレシジョンマット、フォーカシングスクリーン Eh-S(別売)も使用できます。

図:ファインダー光学系

ファインダーから眼を離せない、かけがえのない一瞬のために。
インテリジェントビューファインダーII。

写真:インテリジェントビューファインダーII

光学ファインダーでの撮影を重視しつつも、ライブビュー撮影や電子ビューファインダー撮影のメリットも取り入れる。その理想を追求し生まれたのが、インテリジェントビューファインダーIIです。新しい透過型液晶デバイスにより、ファインダー視野内に65点の測距点表示をはじめ、撮影モード、ドライブモード、AF動作、記録形式などの撮影情報を表示(カスタマイズ可能)。さらにシャッター半押し時は、電子水準器(左右各7°/上下各4°)も表示できます。ファインダー視野外には、2種類の露出レベル表示を装備。これまでEOS-1D系のみに採用されていた測光値を追加。設定値との差もひと目でわかります。

図:EOS iTR AF概念図

操作ボタンカスタマイズ

自分の意思に直結する操作性へ。全11ヵ所のカスタマイズが可能。

写真:操作ボタン カスタマイズ

ボディー背面に測距エリア選択レバーを新設し、操作ボタンが充実。EOS 5D Mark IIIの操作ボタンカスタマイズを継承しつつ、その操作性をさらに高めました。全11ヵ所の操作ボタンをカスタマイズできるので、使う頻度や使いやすい場所に合わせて、機能を任意で割り当てることが可能です。

図:操作ボタンカスタマイズ

ワイド3.0型・約104万ドット液晶モニター

高い解像度、色再現性を実現。屋外でも見やすいクリアビュー液晶IIを採用。

精密なピントチェックに欠かせないのが、液晶モニターの解像度です。EOS 7D Mark IIは、撮像素子と同じ縦横比3:2のワイド3.0型・約104万ドットという高解像度液晶モニターを採用。拡大表示にも充分な解像度が得られます。発色性、色再現性にも優れ、sRGB色再現領域に近い自然な画像表示を実現。また、屋外での視認性を確保するため、光の反射が少ないクリアビュー液晶IIを採用。強化ガラス製の保護カバー表面は、クリアな"見え"を実現しつつ、汚れ防止コーティングを施しました。指紋やホコリなどの汚れが拭きとりやすくなっています。

図:液晶モニター反射防止構造の概念図

進化したユーザーインターフェース

よりわかりすく、より視認しやすい、新しいインターフェースを採用。

画質やAF、撮影機能だけが進化ではありません。EOS 7D Mark IIは、カメラのすべての進化をめざし開発をしています。液晶モニターのインターフェースにもEOSにとって新しい試みを随所に取り入れました 。フォントやデザインを変更し、よりわかりやすく、より視認性を高めています。

[新フォントの採用]

従来のビットマップから、スケーラブルフォントに変更。スケーラブルフォントとは、文字のイメージを、拡大・縮小しても画質が損なわれないベクトルデータとして保持。文字の輪郭が崩れないため、デザイン上の制限がなくせます。表示個数の制限がなくなり、メリハリのあるグラフィックユーザーインターフェースデザインが可能になります。

図:新フォントの採用

[情報表示の改良:撮影時]

ライブビュー撮影時や動画撮影時も、より高精細な文字で表示。クイック設定中に、ホワイトバランス補正にアクセスできるようになっています。動画撮影時の情報表示には、ヘッドフォン音量、アッテネーター、電子コンパスを加え、より充実しています。

情報表示の改良(撮影時)

使用頻度の高い機能を1画面に配置。クイック設定画面。

写真:クイック設定ボタン/クイック設定画面

シャッター速度や絞り、ISO感度、露出、記録画質、測光モード、AFフレームなど、よく使う機能を一画面に配置。さまざまな設定変更がスピーディーに行えます。クイック設定ボタンは、使用頻度の高いマルチコントローラーの近くに設置されているため、右手の親指だけで快適に操作できます。

2画面比較再生機能を搭載。

写真:2画面比較再生

現場での画像チェックをサポートする、再生機能を強化。画像の再生中に、[クリエイティブフォト/2画面比較再生(2枚表示)]ボタンを押すと、2つの画像を同時に表示。それぞれ拡大・縮小できるので、ピントやノイズチェックに便利です。画像の切り替えや消去、レーティング、プロテクトなどの操作もスムーズに行えます。また同じ被写体を違う設定で撮影した場合、その場で比較することも可能です。

拡大開始倍率/拡大開始位置の設定が可能。

写真:拡大倍率設定(約)

拡大表示を開始した時の拡大倍率と、拡大開始位置を任意に設定可能。選び方は[1倍(拡大なし)][2倍(中央から)][4倍(中央から)][8倍(中央から)][10倍(中央から)][等倍(任意選択合焦点から)][前回と同じ倍率(中央から)]の7種類。測距点位置で等倍確認を行いたいときなど、スムーズに操作が行えます。また拡大倍率は15段階、約1.5倍から約10倍に拡大表示可能です。

大量に連写したときなどに便利な100枚表示も。インデックス表示。

一度に4枚/9枚/36枚/100枚の画像をインデックス表示することができます。大量に連写したときなど、見たい画像を素早く見つけることができます。

写真:インデックス表示

情報表示の改良:再生時

従来は4つの画面で伝達していた情報を、情報量を増やしつつも3画面に集約。[INFO.]ボタンを繰り返し押す回数が少なくて済みます。また撮影情報部分を縦スクロールさせるEOS初の操作を実現。それぞれの項目が大きくなったことで、情報の確認が快適になりました。また簡易情報表示にはISO感度情報を、撮影情報には、レンズ名称やレンズ光学補正データ情報などの項目を追加しています。

情報表示の改良(再生時)

1枚表示状態で撮影情報表示が可能。

写真:レンズ/ヒストグラム情報レンズ/ヒストグラム情報

写真:ホワイトバランス情報ホワイトバランス情報

写真:ピクチャースタイル情報ピクチャースタイル情報

写真:色空間/ノイズ低減情報色空間/ノイズ低減情報

写真:レンズ光学補正情報レンズ光学補正情報

写真:GPS情報GPS情報

撮影後の画像処理

色収差補正も可能。細かい画像調整ができるカメラ内RAW現像

RAWで撮影した画像データをJPEGに変換して保存できる、カメラ内RAW現像。変換時には、細かい画像調整が可能。[明るさ補正][ホワイトバランス][ピクチャースタイル][JPEG記録画質]などに加え、新たに[色収差補正]も追加。設定は10項目を用意しています。

撮影したJPEG画像を縮小。カメラ内リサイズ

サイズの大きな記録画質で撮影したJPEG画像をカメラ内で縮小リサイズできます。リサイズした画像は、新規画像として保存されます。

Wi-Fi機能

「Wi-Fiアダプター W-E1(別売)」をSDカードスロットに挿入することで、無線通信を実現。スマホアプリ「Camera Connect(無料)」との連携により、スマホやタブレットでEOS 7D Mark IIのリモート撮影や設定変更、また、EOS 7D Mark II内のCFカードに記録された画像の閲覧・保存が可能です。IEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)対応。

Wi-Fiアダプター W-E1 NEW 2016年10月14日発売予定
5,000円(税別)

Wi-Fiアダプター W-E1

商品コード:1716C001 JANコード:4549292-077568

  • 画像記録機能はありません。CFカードとの併用が必須です。

GPS機能

カメラの起動/撮影に連動しExif情報として、位置情報を画像に付加。アメリカのGPS衛星だけでなく、日本の準天頂衛星みちびき、ロシアのGLONASS衛星に対応。3つの可視衛星に対応することで、捕捉精度を高め位置消失の低減を図ります。さらに位置情報やロガー機能に加え、新たに電子コンパス機能を搭載。方位を確認しながら撮影することができます。また、カメラ内蔵メモリーに保存されたログデータをメモリーカードに移動する際、2つのスロットから選択可能。画像とログファイルを、それぞれ独立して管理したい場合に便利です。

写真:GPS情報の表示画面/電子コンパス

移動の軌跡を地図上で確認できるロガー機能。

撮影したルートをデータとして記録できるロガー機能に対応。オートパワーオフ時/電源オフ時も記録し続けます。緯度、経度、標高、協定世界時から得られた位置情報を、一定間隔(1秒/5秒/10秒/15秒/30秒/1分/2分/5分で設定可能)で自動記録。記録した情報は[MAP Utility]上に表示することができます。地図ソフトのGoogle マップと連動して、移動経路や撮影ポイント、撮影画像などを表示することも可能。さらに、衛星に搭載されている原子時計からの情報を元に、約±1秒程度の誤差の範囲内で時刻合わせが可能です。

デュアルカードスロット

CF/SDカードをそれぞれ挿入できる、デュアルカードスロット。

写真:CF/SD対応のデュアルカードスロットCF/SD対応のデュアルカードスロット

CFカード(Type I、UDMA Mode 7対応)とSDカード(SD/SDHC/SDXC、Eye-Fi、UHS-I対応)を2枚同時に使用できるデュアルカードスロットに対応。記録方式は4種類。選択したカードのみで記録・再生する[標準]、一方のカードがいっぱいになると、もう一方のカードで記録を継続する[カード自動切り換え]、カードごとに記録画質(RAWとJPEGなど)が設定できる[振り分け]、それぞれのカードに同じ画像を記録する[同一書き込み]から選べます。

  • Type II CFカードとマイクロドライブは使用できません。

USB3.0対応 デジタル端子

大容量ファイルを高速転送。USB3.0に対応したデジタル端子。

写真:USB3.0に対応したデジタル端子/ケーブルプロテクター左:USB3.0に対応したデジタル端子 右:ケーブルプロテクター

約2020万画素のデータやフルハイビジョン動画で記録されたデータをより高速でパソコンなどに転送できます。またワイヤレスファイルトランスミッターWFT-E7B(Ver.2)が接続できるなど、拡張性も高めています。

  • インターフェースケーブルを接続するときは、必ず付属のケーブルプロテクターを使用してください。

デザイン・シャッター音

初代の超流体フォルムを継承し、さらに堅牢性を表現。

球体を変化させる独創的な手法で生まれた、初代7Dの超流体フォルム。連続する曲面の構成を活かすなどそのデザイン思想を継承しながら、さらに引き締まった堅牢性を表現。より操作性、ホールド感を高め“Mark II”にふさわしいデザインが完成しました。

より心地よい音をめざして。高品位なシャッター音を追求。

シャッター音も重要なスペック。そう位置づけ、シャッター音にもこだわりました。音の感じ方は人それぞれですが、多くの人が快適と感じる音を追求。ミラーアップ・ダウン時の衝突によるピーク時の音量を抑えるなど、より高品位な音を実現しています。

高耐久・堅牢ボディー

強靱で軽量、マグネシウム合金を採用。

写真:マグネシウム合金製ボディーマグネシウム合金製ボディー

トップ、リア、フロントカバーに、強度と軽量性を兼備したマグネシウム合金を採用。優れた電磁シールド効果、高い放熱性などの実用的なメリットも持っています。外観塗装は、高耐久の黒色塗装。ミラーボックスは高強度エンジニアリングプラスチック製。総合的に優れたボディー剛性を実現しています。

さらに強化。隙のない防塵・防滴性能を実現。

過酷な撮影フィールドに応えるべく、防塵・防滴性能を強化しました。外装カバーの合わせ部や操作ボタン類は、防塵・防滴部材でシーリング。また外装のエンジニアリングプラスチック部品は、防塵・防滴部材を組み合せて一体成型する手法をEOSで初めて採用。従来の貼り付けよりも高い密閉性を実現しています。その他、内蔵ストロボ部、ストラップ取り付け部の根本、シャッターボタンに防塵・防滴部材を採用。ボディーマウント部周囲にはEOS-1D系と同様の防塵・防滴リングを追加しています。

図:防塵・防滴

動画撮影中、タッチで操作できる静電容量方式のサブ電子ダイヤル。

図:サブ電子ダイヤル断面図サブ電子ダイヤル断面図

サブ電子ダイヤルの回転検知には、静電容量タイプのタッチパッドを採用。動画撮影中、ダイヤルを回す操作音を出さずに操作することができます。タッチの感度を向上させるため機械的な接片をなくし、摩耗などによる検知不良を解消。また水や油、汚れなどの影響も受けにくい高耐久性を実現しています。

総合的なセンサーダスト対策。EOS Integrated Cleaning System。

わずかなゴミも見逃さない。EOS 7D Mark IIは、センサー部分に付着し、画像に写り込んでしまうホコリなどのゴミを、発生から除去まで3段階の対策で総合的に防ぎます。

セルフクリーニングセンサーユニットによる対策

[ダストの発生を抑制]

シャッターユニットやボディーキャップに、ダストを抑制する部材を使用。

[ダストの付着を抑制]
図:セルフクリーニングセンサーユニット構成図セルフクリーニングセンサーユニット構成図

ローパスフィルター1に付着したダストを、1枚の薄型圧電素子により、超音波振動でふるい落とします。

ソフトウエアによる対策

[写り込んだダストの消去]

万一除去できなかったダストは、その位置情報を取得し、撮影データに付加。付属ソフトウエア「Digital Photo Professional」で、現像時に一括で消去します。

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