ミラー振動制御システム

高速ドライブと高精度AF/AEを両立する、新開発のミラー駆動システム。

これまで切り取れなかった瞬間の記録を可能にするEOS-1D X Mark II。約14コマ/秒のファインダー撮影と高精度なAF/AEを実現するためには、ミラー駆動を大幅に高速化しつつミラーバウンドを瞬時に静止させるという、相反する条件を克服する必要がありました。これはスプリングを用いた伝統的なミラー駆動方式では実現が困難です。キヤノンの回答はミラー振動制御システムでした。モーター駆動方式の採用とカム形状の最適化により、ミラーの駆動速度をコントロール。ミラーが衝突する直前に減速することにより、衝突エネルギーを低減することに成功しています。これと、積年にわたって培ってきたミラーバウンド防止機構(バランサー機構、ストッパー機構)を組み合せることで、残存したミラーのエネルギーも効果的に吸収。測距光束、測光のためのファインダー光束とも瞬時に安定するため、AF/AEは高精度です。また、このシステムによるミラー駆動速度の高速化は、ファインダー像の消失時間の短縮にも貢献しています。コマ速のアップに伴い像消失回数も増加するものの、像消失の延べ時間はEOS-1D Xと同等に抑えており、激しく動く被写体も追従しやすさに変化はありません。

  • 図:ドライブ機構
  • 動画:新開発のミラー駆動システム

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