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福田 健太郎

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EOS 5D Mark IV EF70-200mm F4L IS USM 20sec F16 ISO200

NEWS

  • ・2017.02.15 | CP+2017情報を公開しました。
  • ・2016.10.12 | ギャラリーに作品を追加しました。
  • ・2016.9.21 | 「EOS 5D Mark IV 特別企画展 The Photographers 3」を開催します。

プロフィール

福田 健太郎

福田 健太郎(ふくだ けんたろう)

1973年、埼玉県川口市生まれ。幼少期から自然に魅かれ、自然、風景、人に出会いたく、18歳から写真家を志す。常に変化する自然の美しさを写真で提示したいと考える。写真家・竹内敏信氏のアシスタントを経て、23才からフリーランスの写真家として活動を開始。

インプレッション

操作系はこれまでを継承しあらゆる面で進化

EOS 5D Mark IVを初めて目にしたときの印象は、EOS 5Dシリーズのよさをしっかり継承しているというものでした。私はカメラが体の一部であるように、たとえ暗闇でも確実に操作できるように配置を覚えています。EOS 5D Mark IVもまったく同じ感覚で使うことができました。

実際に撮影した印象については、さまざまな点で大きな進化を遂げていると感じました。どれも風景写真家にとって有益な進化だと感じました。また、意外とうれしかったのが、カメラ内GPS機能が搭載されたことです。風景撮影では、時に大自然の中に分け入り、偶然の出合いから作品が生まれることがあります。そのときにカメラが正確な位置を記録してくれれば、次に撮影するときの大きな手助けになってくれます 。あらゆる面で大きな進化をしたEOS 5D Mark IVによって、風景撮影が今後ますます楽しくなりそうです。

よりリアルな描写を生む新CMOSセンサー

EOS 5D Mark IVで撮影した画像をパソコンで見て、まず初めに感じたのは、非常にリアルな描写ができているということでした。まるで撮影した現場に立っているような、写真の中の世界にスーと入っていけるような感覚だったのです。そう感じたのは、やはり約3040万画素を実現したフルサイズCMOSセンサーの性能の高さによるものでしょう 。加えて、単に高画質が実現しただけではなく、輝度差の大きい場所でも、シャドウ部からハイライト部までしっかりと描写してくれるのです。このダイナミックレンジの広さも、風景写真を撮る者にとって非常にうれしい進化といえます。原生林の作品では、雨に濡れた深い緑もつぶれることなく、さまざまな緑のグラデーションを繊細に描き出すことができます。そのほか、晴天時の撮影において空が白くとんでしまいそうなシーンでも、微妙な色合いをしっかりと残しつつ、見た目通りの風景を写し撮ることが可能です。

高感度の高画質化が風景写真の幅を広げる

風景写真を撮る上で、ISO感度を上げて撮らなければならない撮影の一つが星空です。星を点で写すにはISO感度を上げることが必須ですが、EOS 5D Mark IVでは、躊躇することなく感度を上げることができます。星空の作品はISO25600で撮ったものですが、驚くほどの高画質で、十分作品になり得ると感じました。また、滝の作品は雨の中で撮影したものですが、感度を上げても高画質を維持できることで、滝の水を流して絹のように作画するのではなく、水を止めて滝の荒々しい表情を狙うことが可能になりました。美しさだけでなく、薄暗い雨天時の滝に出合ったときの原生を垣間見るような激しさ。その両方を表現することができるのです 。EOS 5D Mark IVは、その高感度画質の高さで表現の幅を確実に拡げてくれました。

撮影をより快適にするレンズ光学補正の追加

EOS 5D Mark IVの機能の中で、風景写真家にとってうれしいものは、カメラ内でレンズ光学補正に「デジタルレンズオプティマイザ」と「回折補正」が追加された点です。今までは撮影後にキヤノンのソフトウエア(Digital Photo Professional 4)で行っていたことが、撮影現場でそのまま適用できるようになったのです。

私はできるだけ現場で作品を完成したいという考えがあり、そのために1枚1枚細かく設定を変えて撮影しています。自分が描きたい風景が写せたかどうかをその場で確認したいのです。カメラ内でレンズ光学補正が行えれば、より完成形に近い作品を現場で見ることができます 。その効果が現場で実感できたら撮影がより楽しくなるし、作業が少なく快適になればもっと写真を撮りたくなる。そんな魅力も、EOS 5D Mark IVにはあると思います 。

「レンズ光学補正」 メニュー画面
これまで撮った後にDigital Photo Professionalにて適応が可能だった「デジタルレンズオプティマイザ」と「回折補正」がカメラ内でONにすればJPEG画像に適用され、手間なく高画質を得られます。

タッチAFの搭載でピント合わせが快適

風景撮影では三脚を使用して撮影することが多く、その際とても便利になったと感じたのが、タッチパネル式液晶モニターを搭載したことで実現したタッチAFです。画面に触れるだけで、フレーム内の好きな位置でピントを合わせることができる上、撮像面位相差AFのデュアルピクセル CMOS AFの採用により、ピント合わせの精度や速さも格段に進歩しました 。タッチAFを使用して撮影する手順としては、次の通りです。(1)三脚に据えてライブビュー画面にし、構図をしっかりと決める。(2)タッチAFでピントを合わせたい位置に触れてピントを合わせる。(3)シビアなピント合わせが必要な場合は拡大してピント位置を確認する。(4)リモートスイッチを使い、ぶれないように静かにシャッターを切る 。写真はピントの位置によって大きく印象が変わります。画面の中でどの位置にピントを合わせたいのか。それを直感的に行えるタッチAFは、風景撮影の強い味方になってくれます。

ほぼ同じ場所から撮影した2枚ですが、ピント位置を変えるだけで作品の印象が変わります。上では奥の広がりを見せ、下は可憐に咲くルピナスを際立たせました。タッチAFを使えば、ピント位置の変更を直感的に行え、液晶モニターで事前に仕上がりを確認することが可能。
EOS 5D Mark IV EF50mm F1.4 USM 1/8000sec F2.0 ISO100

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写真家一覧

EOS 5D Mark IV EF16-35mm F4L IS USM 1.3sec F16 ISO100

北海道の知床にある原生林で撮影した一枚。今にも雨が降りそうな天候の中、しっとりとした印象の風景を狙い通りに写すことができました。約3040万画素の高画質により、葉の1枚1枚まで細かくシャープに描写でき、繊細な自然美が目の前に広がるような臨場感も出せました。

EOS 5D Mark IV EF16-35mm F4L IS USM 13sec F4.0 ISO25600

EOS 5D Mark IVで高感度撮影を行えば、肉眼では見ることのできないこのような満天の星空も容易に写し出すことができます。しかも、最新のDIGIC 6+搭載などにより、高感度でもノイズはほとんど気にならず高画質です。

EOS 5D Mark IV EF24-70mm F4L IS USM 1/640sec F5.0 ISO3200

スローシャッターで滝の流れを柔らかく表現することを無意識に近い感覚で選択していた暗い場所でも、ISO感度を上げることで滝の豪快な姿を写し止められます。もちろん、水の表情だけでなく、木の葉や岩の質感描写も繊細に描き出せています。