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福田 幸広

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EOS 5D Mark IV EF70-200mm F2.8L IS II USM 1/500sec F2.8 ISO6400

NEWS

  • ・2017.03.28 | CP+2017セミナー映像を公開しました。
  • ・2017.02.15 | CP+2017情報を公開しました。
  • ・2016.12.26 | インプレッションを公開しました。

プロフィール

福田 幸広

福田 幸広(ふくだ ゆきひろ)

丹頂鶴に憧れ北海道の地を訪れたことから動物写真家の道を志す。北海道の野生動物を10年間取材。現在のメインテーマは「幸せの瞬間」。動物たちのさまざまな幸せの瞬間を切り取っている。イギリスBBC Wildlife photographer of the year 2014 両生爬虫類部門ファイナリスト。

[ セミナー映像 ]

CP+2017 トークショー&セミナー [野生動物撮影で EOS 5D Mark IVのポテンシャルの限界に挑んだ]

(前半)野生動物撮影でEOS 5D Mark IVのポテンシャルの限界に挑んだ CP+2017 写真家 福田 幸広 氏【キヤノン公式】

前半

(後半)野生動物撮影でEOS 5D Mark IVのポテンシャルの限界に挑んだ CP+2017 写真家 福田 幸広 氏【キヤノン公式】

後半

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インプレッション

これまで不可能だった撮影を可能にしたライブビューAF

私はこれまでライブビューAFは動物撮影で使うという意識があまりありませんでした。しかし、それが大きく変わったのが、晩秋のフィンランドでのヒグマ取材です。ヒグマは薄暮から日没後に活発に動きます。日が沈むと急速に暗くなり、ファインダーではとらえにくくなってしまい、これまでは撮影ができませんでした。しかし、EOS 5D Mark IVのライブビューで撮影してみると、しっかりと背面液晶にクマの姿が浮かび上がったのです。さらに低輝度限界-4EVのAFにより、正確にピントが合いました。「これなら撮影できる!」と確信した瞬間でした。また、タッチパネルの採用で、画面に触れるだけでピントが合い、瞬時に撮影が可能。暗所ではピントが合うだけでも素晴らしいことですが、サーボAFでヒグマの動きに合わせてピントを合わせ続けることもできます。このカメラでなかったらこの秋のヒグマ撮影は成立しなかったでしょう。今回の撮影では、過去にここを訪れた写真家の作品にはない初めてのイメージを表現できたのです。

高感度画質や諸機能までトータルの高性能が魅力です

私にはEOS 5D Mark IVのスペックはどこか控えめに見えます。常用ISO感度が32000となっているのはその一つです。このカメラの高感度性能は素晴らしく、今までは躊躇していた高感度域も積極的に使用できます。すでにカメラ誌のグラビアで高感度撮影したヒグマの作品を掲載しました。掲載作品はISO10000を超える高感度で撮影しましたが、ノイズの気にならない緻密な描写を見せてくれました。これは約3040万画素フルサイズCMOSセンサーの高精細な画質と高感度特性とのバランスのよさの賜物だと思います。また、闇夜のフィールドにはその存在を周囲に知られないようにするため気配を消し、移動するときの音さえほとんど発しない生きものもいます。音のない世界では大きなシャッター音は致命的です。そのような撮影においてはシャッター音を極力抑えた「ソフト1枚撮影」が役に立ちました。トータルバランスという数値に表れない性能の追求が成されたからこそ、主力カメラにふさわしい一台になったのだと感じました。

インプレッションPOINT 1

低輝度限界-4EVの性能をもつライブビューAFは、暗い森や朝夕の野生動物の撮影において、大きなアドバンテージです。さらにサーボAFでの連写中には、撮影カットがわずかな時間ですが画面表示されますので、ブレの効果などを確認しながら撮影できるメリットもあります。

デュアルピクセルCMOS AFを採用したライブビューAFは-4EVという暗さでもピント合わせが可能。

インプレッションPOINT 2

30.4MピクセルにアップしたCMOSセンサーにより、EOS 5D Mark III以上に高精細で緻密な写真が撮れるようになりました。サルの顔の細かなしわや傷、背景となる木々や落ち葉まで緻密に再現されています。写真展での大判プリントを前提にしたカットにも果敢に挑戦できます。

インプレッションPOINT 3

この作品はISO12800、絞りF2、シャッター速度0.4 秒、ライブビューAFで撮影しました。目視できないほどの暗さです。しかし、高感度で撮影してもノイズが気にならないだけでなく、発色やコントラストも十分満足のいくものとなっています。ブレ具合をライブビューで確認しながら撮影しました。

インプレッションPOINT 4

慣れ親しんだファインダー撮影のスタイルも快適です。AFユニットはEOS-1D X Mark IIにも搭載されている61 点高密度レティクルAF IIが採用されていて、動きの速い動物を撮影対象とするシーンでもしっかりとピントを合わせてくれます。子ザルの目にフォーカスエリアを合わせ、表情を見ながらシャッターを切りました。

61点高密度レティクルAF II
61点のAF測距点はEOS 5D Mark IIIから上下方向へワイドな配置となり、被写体をとらえやすくなっています。

インプレッションPOINT 5

フィールドではカメラの作動音は小さいにこしたことはありません。大型の動物であっても音には敏感で逃げてしまうものもいます。ホンドテンがサルの使う尾根道を歩くことを突き止めたので「ソフト1枚撮影」モードにして、ホンドテンの動きに影響が出ないように注意して撮りました。

ソフト1枚撮影
ドライブモードには撮影音を抑えることができる「ソフト1枚撮影」「ソフト連続撮影」モードがあります。

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写真家一覧

EOS 5D Mark IV EF200mm F2L IS USM 1/10sec F2 ISO10000

EOS 5D Mark IV EF16-35mm F4L IS USM 2sec F10 ISO1600

EOS 5D Mark IV EF200mm F2L IS USM 0.4sec F2 ISO12800

EOS 5D Mark IV EF24-70mm F4L IS USM 1/125sec F5.6 ISO3200

EOS 5D Mark IV EF16-35mm F4L IS USM 1.6sec F11 ISO3200