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石橋 睦美

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EOS 5D Mark IV EF24-70mm F2.8L II USM 8sec F22 ISO100

NEWS

  • ・2017.02.15 | CP+2017情報・ギャラリーに作品を追加しました。
  • ・2016.10.20 | 銀座、梅田、札幌、福岡のキヤノンギャラリーにて、写真展「和風抄」を開催します。
  • ・2016.09.21 | 「EOS 5D Mark IV 特別企画展 The Photographers 3」を開催します。

プロフィール

石橋 睦美

石橋 睦美(いしばし むつみ)

1947年、千葉県佐倉市生まれ。森林写真でその名を知られている。10代後半から日本の自然を知る目的で各地を歩く。豊かな自然に神を見出してきた日本人の原風景を探る目的で、神域を巡る旅を始めた。現在、民話と伝承を礎にする懐かしい風景と西行の足跡を追う風景、さらにデジタルカメラによる日本画的な森林風景映像を狙っている。

インプレッション

高感度撮影で新たな映像表現を

日光、そして能登半島での撮影でEOS 5D Mark IVを使い、最も魅力的に感じたのは高感度撮影時の画質のよさです。EOS 5D Mark IIIもかなり完成形に近いカメラだと感じていましたが、それを上回る画素数を誇り、さらに最新の映像エンジンであるDIGIC 6+の新ノイズ処理アルゴリズムにより、ISO感度を上げて撮影しても非常にクリアな映像が手に入るようになりました。実際、この作品は、今まででは考えられなかったISO12800という高感度で撮影したものですが、十分に大きな印刷に耐え得る画質を保っていると感じました。

ここまでの高感度で撮影できるようになったことで、風景写真における表現の幅は飛躍的に拡がりました。例えば、滝を撮影するとき、これまではスローシャッターで水の流れを柔らかく表現するものがほとんどでした。しかし、感度を上げ、シャッター速度を速めることで、この作品のように、たとえ薄暗い場所でも滝の流れを止めることができます。しかも、感度を上げてもノイズを少なく抑えられるため、止めた水滴の一粒一粒をクリアに描き出せるのです。滝に限らず、波の動きを止めて葛飾北斎が描いた「神奈川沖浪裏」のような世界を写し出したり、海の中に立つ鳥居に波がぶつかる瞬間を写し止めたり、暗い状況では難しかった映像表現も狙えるようになり、撮影の楽しみも格段に増えました 。

撮影を快適にしてくれるタッチパネル式液晶

写真において、構図をしっかりと決めることは基本中の基本ですが、もっと重要なのは、その構図の中でピントをどの位置に持っていくかです。その写真で自分が何を表現したいのかをきちんと把握してピント位置を決めなければなりません。そうしたとき、EOS 5D Mark IVに搭載されたタッチパネル式液晶モニターは、撮影をより快適なものにしてくれました。ライブビューで構図を決め、ピントを合わせたいところにタッチするだけでよいのです。そして、よりシビアにピントを合わせたいときは、その部分を拡大して確認したり、MFで微調整したりすることも可能です 。風景写真を撮るとき、私は必ずその地の歴史や伝説などを調べてから撮影に向かっています。何の情報も持たず、目の前の風景をただ眺めるより、何らかの知識を持って眺めた方が見えるものが違ってくるのです。そして、その地のことを知っていればこそ、自ずと狙いたい表現も定まると思っています。EOS 5D Mark IVは、高感度撮影をはじめとする性能の進化によって、表現の自由度を増やしてくれました。多彩な水の表情が狙えたり、光の少ない場所での自然の姿を繊細に描写できたり、自分の狙いが明確に伝わる位置に瞬時にピントを合わせたり、今まで以上に自分の意思を写真に込めやすくなりました。まだまだ使った時間が浅く、その性能をフルに引き出せているとは言い切れませんが、EOS 5D Mark IVは、これから長く付き合い、さまざまな表現に挑戦したいと思わせてくれるカメラです。

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写真家一覧

EOS 5D Mark IV EF24-70mm F2.8L II USM 1/4000sec F4.0 ISO12800

かつて松尾芭蕉も訪れたといわれる日光の裏見の滝。芭蕉がこの地に立ち、俳句を詠んだことに思いを馳せながら、勢いある滝の流れを写し止めました。