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長根 広和

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EOS 5D Mark IV EF24-70mm F2.8L II USM 1/800sec F8.0 ISO1600

NEWS

  • ・2017.03.28 | CP+2017セミナー映像を公開しました。
  • ・2017.02.15 | CP+2017情報を公開しました。
  • ・2016.12.26 | インプレッションを公開しました。

プロフィール

長根 広和

長根 広和(ながね ひろかず)

1974年、神奈川県横浜市生まれ。鉄道写真家・真島満秀氏に師事。鉄道会社のビジュアルポスターやカレンダー、時刻表表紙写真などを手がける。車両そのものの機能美や力強さを表現した写真に定評がある一方、ドラマチックな鉄道風景写真にファンが多い。「列車の音が聞こえてくるような作品」がモットー。

[ セミナー映像 ]

CP+2017 トークショー&セミナー [EOS 5D Mark IVで鉄道写真が撮りたくなる!]

(前半)EOS 5D Mark IVで鉄道写真が撮りたくなる! CP+2017 写真家 長根 広和 氏【キヤノン公式】

前半

(後半)EOS 5D Mark IVで鉄道写真が撮りたくなる! CP+2017 写真家 長根 広和 氏【キヤノン公式】

後半

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インプレッション

鉄道写真は、一瞬の勝負。どんなに美しい風景が撮れても、列車の存在感がなければ、およそ意味のない写真になってしまいます。今回は、EOS 5D Mark IVを手にローカル線の風景を撮影してきましたが、その成果はとても満足のいくものでした。撮影地を変え、何度もファインダーを覗き、シャッターを切るうちに実感したのは、この新しい一眼レフカメラは、EOS 5Dシリーズのよさを受け継ぎながら、非常にバランスよく進化したカメラだということです。

この朝日の作品は、明暗差の大きなシルエットの表現にしましたが、光が反射する海面の白トビもなく、影になっている山肌の質感も残すことができました。現像時にパソコンでハイライトやシャドウ部を調整しても、どちらか一方が破綻するということもありませんでした。もちろん、ノイズの影響もなく、約3040万画素の画質は違うと感じた一枚です。

鉄道写真では、疾走する列車をしっかりとらえるために、速いシャッター速度が必要ですが、このカメラは常用ISO感度が32000まで上がっているので、いままで二の足を踏んでいた状況でも、躊躇なく撮影することができました。例えば、この作品。日の出前、川沿いに曲がりながら迫ってくる列車の姿をぶらすことなく止めてとらえています。一日に数本しか走らない列車を何時間も待ち、その姿を撮影する我々鉄道写真家にとって、撮影できる世界、時間が広がることは、うれしい進化です。

最高約7コマ/秒の高速連写については、特急列車やSLを望遠で狙うには十分だと思います。それより、驚いたのは、AFの動体捕捉性能。ピントを合わせようと狙うと、瞬時に反応してくれます。さらに、AFでよくなったのが、61点の測距点すべてがF8に対応すること。遠くの列車を撮るとき、エクステンダーを付けて撮ることがありますが、開放F4のレンズなら、エクステンダーEF2×IIIを付けてAFが効く。望遠レンズでの撮影がとても楽になりました。

あと、鉄道写真の撮影方法を劇的に変えるのが、カメラのリモート操作。列車の撮影では、ちょっと離れた場所に複数台カメラを設置して、リモートスイッチを使って撮ることもあるのですが、このカメラは、専用アプリ「CameraConnect」を使えば、スマートフォンでリモート撮影ができるのです。露出の設定やピント合わせ、連写も可能。2秒くらいで通り過ぎる列車をいろいろな角度から撮影できます。

関西本線、奈良と三重の県境付近で撮ったこの作品。夕焼けになってキラキラと輝く線路。その上を疾走する列車。背景には沈みゆく太陽。その3つが合体した奇跡のような瞬間。この新しいカメラは、煌めく光も、列車の存在感も、茜色に染まる雲や生い茂る木々の表情も見事にとらえてくれました。すべてのバランスがいいと実感した一枚です。

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写真家一覧

EOS 5D Mark IV EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM 1/5000sec F11 ISO200

EOS 5D Mark IV EF70-200mm F2.8L IS II USM 1/160sec F6.3 ISO3200

EOS 5D Mark IV EF16-35mm F4L IS USM 1/250sec F10 ISO800