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果ての、その先へ。竹沢うるま「旅情熱帯夜」果ての、その先へ。竹沢うるま「旅情熱帯夜」

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EOS 6D Mark IIとともに、ポルトガルを旅した。 ユーラシア大陸の果てには、
大西洋からの荒波が絶えず打ち寄せていた。
かつて人々はその波の向こう側に
新たな世界を夢見、新大陸に辿り着いた。
水平線の彼方、地平線の向こう側。
未だ見ぬ世界を求め、これまで多くの旅をした。
その行く先々で、いくつもの果てに巡り合った。 しかし、多くの場合、果てとは自身が作り出した
限界でしかなく、幻想に過ぎなかった。
限界を越える意思を持った瞬間、
果ては瞬く間に霧消し、進むべき道が現れる。
そして、その先にこそ、
新たな写真表現が待っている。
果ては、終わりではなく、始まり。 果てを越えた先に、新たな世界が広がっている。 だからこそ、私は旅をする。 果ての、その先へ。

大陸の果てに、波が打ち寄せる。
かつて、この地で波の音を聞いたことがある。
そのときの自分と、いまの自分。
変わらぬ波と、変わる自分。
波は、旅人に時の変化を無言のうちに伝えていた。

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EOS 6D Mark II EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 1/2500sec F11 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:スタンダード

1/161/16

教会の鐘の音とともに夜が明ける。
街が目覚める。一日が始まる。
早朝の街は、予感に満ちていた。

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EOS 6D Mark II EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM 1/400sec F5.6 ISO1600 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

2/162/16

朝日が差し込むと、
夜と朝の境界線が、リスボンの街の
あちらこちらに現れた。

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EOS 6D Mark II EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM 1/1600sec F8.0 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:スタンダード

3/163/16

路面電車がガタゴトと
不器用な音をたてながら人々を運ぶ。
家庭から仕事へ。西から東へ。過去から未来へ。
路面電車に飛び乗って、
どこかへ向かいたい衝動に駆られた。
いまの自分から、新たな自分へ。
それができれば、行き先はどこでもいい。

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EOS 6D Mark II EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM 1/3200sec F8.0 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:スタンダード

4/164/16

車窓の風景を眺めていると、
思考は心の内側に向かっていく。
遠い記憶が浮かびあがり、故郷の景色が心を巡る。
車窓は、旅人の心の窓。

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EOS 6D Mark II EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM 1/320sec F5.6 ISO800 WB:太陽光 ピクチャースタイル:スタンダード

5/165/16

ポルト駅に乗客たちの足音が響いていた。
その足音を聞いていると落ち着く。
それは、人は確かにどこかへ向かっているという
実感を得ることができるからなのかもしれない。

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EOS 6D Mark II EF24-105mm F4L IS II USM 1/4000sec F8.0 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

6/166/16

待ち人が現れた瞬間、
それまで無表情で立っていた女性の顔がほころんだ。
駅は、出会いに満ちている。

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EOS 6D Mark II EF24-105mm F4L IS II USM 1/1250sec F4.0 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

7/167/16

波を越える。海を越える。
果ては、幻想だ。
果てとは、自身が作り出した限界でしかない。
人が限界を越える意思を持ったとき、果ては霧消する。
西の果ての先へ。マデイラ島に向かった。

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EOS 6D Mark II EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 1/640sec F8.0 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

8/168/16

マデイラ島に辿り着くと、溢れる色に迎えられた。
果てを越えた先で出会った人々の表情は眩しく、
色は輝いて見えた。
自分のなかで、何かが変わったような気がした。

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EOS 6D Mark II EF40mm F2.8 STM 1/640sec F4.0 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

9/169/16

時々、輪郭がもどかしく感じられる。
そこにある熱気のような存在が、
輪郭に閉じ込められているように思えるのだ。
それは自分の内面においても同じことがいえる。
写真を撮ることによって、
それを少しずつ解放するのである。

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EOS 6D Mark II EF70-200mm F2.8L IS II USM 0.3sec F18 ISO200 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

10/1610/16

果てに差し込む光が、花を照らす。
心の彩りが、鮮烈に流動する。

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EOS 6D Mark II EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM 1/1000sec F5.6 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

11/1611/16

一日の終わり。旅の終わり。
写真家は刹那の光景を、
写真とともに、心に記録する。

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EOS 6D Mark II EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM 1/500sec F8.0 ISO400 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

12/1612/16

太陽が沈んでしばらくすると、月が現れた。
果ては、終わりではなく、始まり。

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EOS 6D Mark II EF70-200mm F2.8L IS II USM 30sec F22 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

13/1613/16

波は絶えず打ち寄せては、引いていく。
新たな旅が始まる。

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EOS 6D Mark II EF70-300mm F4-5.6 IS II USM 2sec F32 ISO100 WB:太陽光 ピクチャースタイル:風景

14/1614/16

ポルトガルを訪れるのは5年ぶりだった。 5年前、私は長い旅の途中にあり、南米大陸、アフリカ大陸を2年かけて旅したのちに、ようやくの思いでポルトガルに辿り着いた。 今回、EOS 6D MarkⅡとともに、再びポルトガルを訪れた。旅のはじめ、最西端の岬に立ち、打ち寄せる波を眺めた。岬に響く波が砕ける音は、5年前と変わらなかった。しかし、私自身が大きく変わっていた。私はもはや、あの長い旅路の途中にいた峻烈なる旅人ではなく、惰性で生きる何者かでしかなかった。 ポルトガルを旅していくうちに、このままでは駄目だという思いが強くなっていった。単純に5年前に辿ったルートを回って撮影しても、写真に力は生まれないだろう。5年前と違う何かが私には必要だった。 私は迷いに迷って、最西端のさらに先、マデイラ島に向かうことにした。5年前、私は大陸の果てを見てそこから引き返し、東へと向かった。しかし、いまの私に必要なのは、果てを越え、その先へ向かう意思を持つことだった。 果てを越えた先。マデイラ島で眺めた波のリズムは、深く心に響いた。力強くもあり、同時に柔和で繊細。波が私に何かを語りかけているような気がした。 果ては、終わりではなく、始まり。
果てを越えた先に、新たな世界が広がっている。
だからこそ、私は旅をする。 果てのその先へ果てのその先へ 竹沢うるま Profile竹沢うるま Profile

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竹沢うるま氏とともに、 果ての、その先を描いた
EOS 6D Mark II。
新たなフルサイズの特長はこちら。 EOS 6D Mark IIEOS 6D Mark II 特長紹介へ特長紹介へ

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竹沢うるま

沖縄の海の世界に驚き、自身が見て感じたことを記憶に残そうと写真をはじめる。「大地と人の繋がり」を求めて世界中の国々を旅し、これまで訪れた国と地域は135を超す。2010年3月から世界一周の旅を敢行。北米、南米、アフリカ、ユーラシアなど、1021日で103カ国を巡る。

写真:竹沢うるま写真:竹沢うるま

EOS 6D Mark II 特別企画展開催
[ 2017.8.3(木)~2017.11.21(火)]

EOS 6D Mark II 特別企画展 果ての、その先へ。竹沢うるま「旅情熱帯夜」EOS 6D Mark II 特別企画展 果ての、その先へ。竹沢うるま「旅情熱帯夜」

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