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2017.11.15

カメラと世界を旅するからこそ自分らしく生きられる!

小林希(こばやしのぞみ)旅作家

あなたの人生は、子どものころに思い描いていたものですか?あなたの今日は、昨日とどれだけ違っていますか?同じことを繰り返す日々を捨て、旅することで自分らしい人生を求める一人の女性。彼女が撮る写真には、上手や下手よりも大切な彼女らしさがつまっている。

29歳。これからの人生も考えたうえで彼女は“旅をする”という道を選んだ

30歳を目前にして会社を辞め、カメラ片手に世界を旅する決断をした女性がいる。仕事のこと、結婚のこと、出産のこと。多くの女性が将来そして人生に悩む時期。もちろん彼女もそうした“これから”を想像しなかったわけではない。しかし彼女・小林希さんは「単純に好きなことをやってみたい」という思いが勝ったのだと笑う。

両親から愛情を受けて育ち、大学を出て、就職した企業で編集職に就くと、企画、編集、書店挨拶に広告営業まで幅広い分野で活躍。28歳までの小林さんは、はたから見れば充実した人生を送っていた。しかし小林さんは当時のことを「モノクロ写真のようだった」と振り返る。「まわりがどうとかって言うことではなく、ただ私が彩りの感じ方を忘れていた」のだと。

誰もが気づきながら大切にできない“自分らしさ”という価値観

「“なぜ、旅をするのか”と聞かれても、“なぜ人生があるのか”と聞かれているくらい、返答に困ってしまう。それでも、私が旅に出ることになったきっかけ、理由というのを考えてみると、それは小さい頃から私の中にあった“孤独感”と、大人になってからも抱える“孤独感”ではないかと思った――」彼女が初めて出版した『恋する旅女、世界をゆく』のまえがきに、彼女のルーツが自身の言葉で語られている。彼女のルーツは、見た目の華やかさとは対極ともいえる孤独感。「大学時代、新歓コンパとかにもいっときは参加したんですけど、どうしてもなじめなくて、一番しっくりきたのが暗室でした。写真部の先輩に中古カメラ屋さんへ連れて行ってもらって、初めてカメラを買って。当時はまだフィルムだったので、バックパックの外ポケットをフィルムでパンパンにして、旅してました」
“相手に合わせて平気で自分を殺してしまう性格だった”という小林さんが、自分らしさに悩まずいられるのが旅先であり、見た目や常識的な価値観から解放されて心から素直になれるのが旅。順風満帆なキャリアよりも、安定した生活よりも、彼女はそれを望んだのだろう。
そうして29歳の年末。会社に社員証を返したその日の夜、アジアへ出発。“旅女”への道を歩みはじめた。

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