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反応があるから楽しいし、数字はモチベーションにもなる

「まずはできるだけ自然光で撮ること。そうすることで写真の仕上がりに統一感を持たせています。季節感は少しだけ先取りすることで、真似してもらいやすくなります。それからシンプルな白い食器に盛り付けることで、数日後に同じ食器が出てきたとしても見る側は気にならなくなりますよね」
惜しげもなくインスタで写真投稿を続け、ファンを増やすための持論を語ってくれる樋口さん。誰にも教わらずに作ってきたからこそ確立した樋口さん流の方法は、細かな部分まで、誰でも真似できそうなことばかりだ。
「やっぱり“いいね”が少ないとちょっとがっかりしますよ(笑)。あぁやっぱり今日のはダメだったかぁって。もちろん評価を得やすいメニューと、そうじゃないメニューがあることもわかっているんですが、日々自分で食べるものなので、評価だけ気にしていたら苦しくなってしまう。毎月ひとり編集会議をして、1カ月でどんなメニューをどんな流れ、頻度で作っていこうかなって、1冊の雑誌を作るような気分で考えながら、計画的にやっているのも続けていくための秘訣かもしれませんね。それでも妻には“また餃子なの?”なんて言われちゃいますけど……」
餃子、朝の和定食といったカジュアルなものから、コースに出てきそうな本格メニュー、そしてときどき猫。樋口さんのインスタをウオールで見ると、統一された世界観のなかに、さまざまな写真がバランスよく配置されていることに気づく。
「やっぱり見る人に“おいしそう”って思ってほしいですし、楽しんでほしいですからね。一眼レフで撮るのも、理由は臨場感。目、鼻、口。食べるって行為は顔の中心で行うことだから、操作が顔から離れてしまうスマホより、一眼レフでファインダーを覗いて撮る方が絶対“おいしそう”に写ると思うんです」
料理のこと、写真のことをキラキラした目で語る樋口さん。その根底には、料理をもてなすのと同じ、“おいしい”という幸せを多くの人と共有したいという思いがある。
「世界で見れば600万人のフォロワーがいる料理人さんもいます。最近アジアを中心に日本人以外のフォロワーの方も少しずつ増えてきましたが、僕はまだ20万人。料理を通じてそれだけ多くの人とつながるチャンスがあるんだと思うとわくわくします」
大好きな料理で世界とつながっていくこと。世界中の人々と“おいしい”を共有すること。樋口さんの好きを追求していく挑戦は、まだまだ続いていく。

プロフィール

樋口正樹(ひぐちまさき)料理研究家

東京造形大学を卒業後、IT企業のデザイン部門に15年勤務。勤務中から料理ブログをはじめ、2011年に独立、『Kitchen Studio HIGUCCINI』を設立し、料理研究家として出版物を手がけながら、食や生活に関するWeb、SNSなどの制作も行う。

【Instagram】@higuccini
樋口正樹(ひぐちまさき)料理研究家
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