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自分で撮るからこそ愛犬写真は宝物になる

雄大な景色を背景に友達の犬とちょこんと座り、こちらを見つめるシュナウザー。美しいボケが広がる森林で、何かを探すような表情を見せるエアデール。大谷さんがいま撮っている写真は、いつ、どこで、誰と、どんなふうに……そうした情報はもちろん、飼い主と愛犬が共有した時間が、そのときの想いと一緒に表現されている。

「どんな場所に行って、どんな景色を見て、どんなお友達といて、どんな気持ちになったか。私にとって愛犬の写真は、ただかわいいだけじゃなくって、一緒に過ごした犬たちと私の記録。被写体は犬なんですが、私自身の人生を写したものでもあるんです」

“一緒に美しい朝日を見たね。”
“この日は、はしゃぎすぎちゃって大変だったね。”
“来年のお花見はどこでしようか?”

写真を見返すと、そのときの状況、犬にかけた言葉まで思い出すという大谷さん。飼い主自身がシャッターを切り、そこに愛情が加わるからこそ、その一枚はかけがえのないものになると信じているのだ。

「大好きな犬と、お気に入りの場所を探しに出かけて、同じ目線で心地いい時間を過ごす。それって実はとっても贅沢で、すべてが二度とはない瞬間。だから、そのときの気持ちごと写真に収めて、私たちだけのかけがえのない宝物をできるだけたくさん作りたいんです」

犬と向き合って30年にもなる大谷さんが、あらためて写真を本格的に学びはじめたのは、まさにこの“宝探し”のため。愛車の走行距離は1年半で3万kmと、時間を見つけてはカメラを抱え、愛犬とともに出かけている。
「今ウチにいるのは12歳と8歳と4歳の3頭。一番上のコには、落ち着かなければいけない時期がもうすぐそこまで来てるので……。いまはなるべくたくさんお出かけして、今しかできないことをたくさん一緒にしたい。そしてその時間を、できるだけイメージ通りに、写真で残していきたい」
犬の一生が人間の一生よりも短いということはみんなわかっているかもしれないが、もう少しそれを考えてみたい。犬の一生が10年で、人間の一生が80年だとすると、犬にとっては1年が人間の8年分になる。10代最後の夏が終わったら、翌年が20代最後の夏……なのだ。犬と長く暮らす大谷さんは、それをよくわかっている。だからこそ、犬と出かける日のすべてを、1枚1枚大切に、写真で残し、宝物にしていきたいのだ。

プロフィール

大谷香菜子(おおたにかなこ)ドッグブランドオーナー

東京生まれ。1984年、アイドルユニットとして芸能界デビュー後、パーソナリティやレポーターとしても活動。1990年よりイギリスで1年半暮らし、帰国後は日本初となるドッグブランドを立ち上げるなど、犬との暮らしにまつわる仕事に従事。1995年には『株式会社デザインエフ』を設立。

【Instagram】@kanako.otani
【Web】http://www.designf.co.jp
大谷香菜子(おおたにかなこ)ドッグブランドオーナー
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