秦 達夫写真展:山岳島 屋久島
本展は、タイトル「山岳島 屋久島」のもと、黒潮に浮かび“洋上アルプス”の顔を持つ屋久島をテーマにした、写真家秦達夫氏による作品展です。
屋久島は、九州最高峰の宮之浦岳を代表とした1900メートル級の山々から形成されています。洋上にそびえる山々は、黒潮から供給される湿った風を空高く持ち上げ雲を造り、雨を降らせます。この雨こそが樹齢数千年の屋久杉を育み、深い森を形成しました。その環境は多雨のために湿度が高く、山間部は北海道に準じた気候で、冬には多量の雪をまといます。本展では、こうした屋久島の厳しい気候や環境に着目し、そのありのままの姿を表現した作品約60点を展示します。
なお、作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし展示します。
作者からのメッセージ
独りでの山行はとても自由で、風の吹くまま気の向くまま屋久島の山を歩いて来ました。時には雪の中、道を見失いもう帰れないのではと肝を冷やしたり、想定外の天候や急変によって目的を達成することなく下山をした事もありました。その時は、「ちょっと無理をすればやれる!」と鼻息を荒くしたのですが、僕の本当の目的は「無事に帰ること」と言い聞かせ、奥歯が割れるのではないかと思くらい歯を食い縛った事も多々ありました。山行自体は独りでしたが、多くの方にサポートしていただきここまで来ました。
この「山岳島 屋久島」は沢山の雨と沢山の汗と沢山の笑顔で紡がれた作品です。
講演会開催のご案内
| 日時 | 2012年1月28日(土)13時30分~15時 |
|---|---|
| 内容 | 今回展示した作品や未発表作品とともに、屋久島を独自の視線で見つめてきた写真家秦達夫氏の世界を紹介します。 |
| 会場 | キヤノン S タワー 3階 キヤノンホール S(住所:東京都港区港南2-16-6 キヤノン S タワー3階) |
| 定員 | 先着300名 |
| 入場料 | 無料 |
| お申し込み |
|
プロフィール
秦 達夫(はた・たつお)
略歴
1970年長野県生まれ。自動車販売会社退職後、バイクショップに勤務。家業を継ぐ為だけに写真の勉強をはじめるが、写真に自分の可能性を見出し写真家を志す。写真家竹内敏信氏のアシスタントを経て独立。「継承」をテーマに自然風景や民族芸能を精力的に取材。アマチュア指導にも定評がある。
EOS学園東京校講師。2011年12月に写真集『山岳島 屋久島』を上梓。
主な個展
| 2003年4月 | 天空写真展「さくら」 新宿住友三角ビル |
|---|---|
| 2003年11月 | 神々との戯れ−霜月祭− 全国キヤノンサロン |
| 2006年8月 | Photogenic Island Aotearoa~ニュージーランド憧憬~ キタムラギャラリー |
| 2008年4月 | 天空の湿原「尾瀬」 玉川高島屋 |
- 著作権について
- 当写真展関連ページに掲載されている写真の著作権は作者に帰属します。
これらのコンテンツについて、権利者の許可なく複製、転用などする事は法律で禁止されています。


