キヤノンギャラリーNamiko Kitaura写真展:Recollection

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写真家Namiko Kitauraの個展。「Recollection」のタイトル、《記憶》というコンセプトのもと、計21点の写真作品と映像によるインスタレーションを展示します。本展は、“人間”が地球の中で世界や自然に緩やかに繋がっているという《記憶》を呼び起こし、自分を取り巻く環境や自然の大切さを回想するような展示です。

なお作品はすべてキヤノンの大判プリンターimagePROGRAFでプリントし展示致します。

開催日程 会場
2015年6月25日(木)~8月3日(月) キヤノンギャラリー S(品川)

展示コンセプト

《記憶》というものはとても儚く揺らぐもの。
いつかは忘れられるもの。
母胎にいたときの《記憶》の
世界ならなおさらのこと。
その世界は混沌から守られた、
美しき静謐が包み込む辺土。
生まれ落ちた瞬間から、
無意識下に沈み込んでしまった世界。
やみくもに触れようとしてもふっと消え入ってしまう。
しかし、そっと歩み寄り、
じっと目を凝らし、息を潜めて、
共に静けさの中に沈むとき、
生命の儚さ、それゆえの美しさ、混沌と秩序、
悲しみと歓びといった相反するものとともに、
無意識下で忘却された《記憶》が
じんわりと回想される。
混沌の世界の中にあってさえ、
私たちは《記憶》の断片に触れることができる。
それは母なるものと私が、
他者と私が、自然と私が、世界と私が、
緩やかに繋がり、
私たちすべてが溶け合っていた
静けさと安らぎの《記憶》。

作家メッセージ

人々にとって根源的なものとして太古から存在してきた芸術。
芸術に触れ、感動、共感することによって、人は本来の姿に向き合う。
感覚を研ぎすまし、世界の美しさを感じ、改めて生きていることへの喜びを見いだすことができる。
芸術を通して、感性と生きるという事、調和のなかで生きるということ、なによりも自身が生きていることを実感できる。

子どもを産み、母親になったことで、私の世界を見つめる視点が変わった。
親が子に何かを伝えるとき、世界を美しいものとして語る。
その視線が、表現者としての私の意識をも変えた。

美しさと生を共有し、実感してもらいたい。

ギャラリートーク開催のご案内

写真展会場にて、テーマに基づいたクロストークを開催します。

プロフィール

東京生まれのフォトグラファー。1996年に絵画を学ぶため渡英し、その後渡伊。University of the Arts London 卒業後、ベネトン社主宰のアーティスト・イン・レジデンスFABRICAで、日本人初の写真家としてスポンサーを受け経験を積み、ヨーロッパ各地で活動。その後もロレアル、キヤノン、資生堂、など多数の企業からスポンサーを受ける。国内外の有名ブランドやファッション誌、広告を多く手掛ける傍ら、作家として社会に潜むさまざまな問題と向き合い、その裏にある言葉にならない感覚や感情を独自の撮影手法にて視覚化している。一児の母。

著作権について
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