キヤノンギャラリー水谷 章人写真展 :スポーツ報道写真展1967-2012「記憶の一枚」

キヤノンギャラリー S開設10周年を記念した特別年間写真イベント「キヤノンギャラリー S 10周年記念展」の第2部、“時代に応えた写真家たち”~THROUGH THE EYES OF TIME~を構成する、水谷章人氏の出展による写真展です。

スポーツ報道写真展1967-2012『記憶の一枚』では、日本のスポーツ写真の世界を切り拓いてきた水谷章人氏が40年以上にわたり撮りためてきた作品の中から、自身が写真家として最も充実していたと語る1980年代の作品を中心に、モノクロ写真90点を展示。アスリートの鍛え抜かれた肉体美が躍動する瞬間や、勝負の世界で起こる人間ドラマが写されています。

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開催日程

スポーツ報道写真展1967-2012「記憶の一枚」(品川会場)開催概要

トークイベント開催のご案内

水谷氏がどのようにして現在のスポーツ写真を築き上げたのか、氏の作品を長年見続けてきた、カメラ雑誌月刊『CAPA』総括編集長の石田立雄氏とともに語ります。

作家メッセージ 「記憶の一枚」

私の原点であるスキー写真を撮り始めたとき、常に心掛けていたのは、ほかの人が撮らないような画作りをすることでした。スキーヤーをクローズアップで写し、迫力ある瞬間を切り撮る。その後、スキー以外のスポーツを撮るようになっても、その思いは変わらず、いつもアスリートに真剣勝負を挑む気持ちで撮影に臨んでいました。スポーツ写真は、アスリートと写真家との格闘です。アスリートが放つ迫力に負けないように写真家は一瞬にすべてを懸け、しのぎを削りながら極限の瞬間を狙う。それこそがスポーツ写真の醍醐味です。
今回の写真展は1980年代の作品が中心ですが、そのころが私の一番勢いのあった時代と言えるでしょう。ただ、勢いで迫力ある一瞬を撮るばかりがスポーツ写真ではありません。勝利したときの喜びや敗北に打ちひしがれている姿、勝負に挑む前の感情の昂りや不安。そうしたアスリートの感情までも写せて、初めてスポーツ写真が完成するのです。
スポーツの迫力を伝える極限の瞬間を写した作品とアスリートの感情の起伏が見える一瞬をとらえた作品。狙いこそ違えど、そのどちらにも共通しているのは、私が46年という歳月をかけて注ぎ続けてきた、スポーツ写真に対する情熱が写り込んでいます。

プロフィール

水谷 章人(みずたに あきと)

1940年、長野県飯田市生まれ。1965年、東京綜合写真専門学校卒業後、フリーランスの写真家として活動。山岳写真を経てスキーの分野に移行し、ワールドカップを撮影、やがてスポーツ全般の撮影を手がける。世界大会や各スポーツの世界選手権の取材多数。また、若い写真家育成のため、スポーツ写真プロ育成≪水谷塾≫の塾長を務めている。日本スポーツプレス協会会長、日本写真家協会会員、日本写真協会会員、日本写真芸術学会会員、国際スポーツプレス協会会員。

主な受賞

1981年
第12回講談社出版文化賞
2002年
第3回飯田市藤本四八写真文化賞
2007年
日本写真協会賞作家賞
2012年
第4回ヤマハ発動機スポーツ振興財団
スポーツチャレンジ賞 功労賞
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