"S"の記憶

59

会期 : 2010.5.19 - 2010.6.28

第59回展 与田 弘志 
「Something In The Air」

高校卒業後にロンドンに移り住み、1960年代の音楽やファッション、写真、アート、演劇などの世界で起こる革命的な動きと、それをもたらした強いエネルギーを肌で感じていた与田弘志氏。
本展は、1970年代から2010年にかけて撮影された与田氏の代表的な作品を展示する。タイトルの「Something In The Air」は、被写体が醸し出す雰囲気や空気から受け取るインスピレーションを表し、それは氏の作品に通底する核心ともいえる。

  • Something In The Air
  • Something In The Air
  • Something In The Air
  • Something In The Air
  • Something In The Air
  • Something In The Air
  • Something In The Air
  • Something In The Air
  • Something In The Air
  • Something In The Air

作家メッセージ

高校卒業後、父の転勤でロンドンに移り住むこととなった。
ちょうど60年代の始めで、ビートルズ、ローリングストーンズ、ミニスカートなど音楽、ファッション、写真、アート、演劇などの世界で革命的な動きが生まれ、もの凄いエネルギーに満ち溢れていた。
内気であまり自信のなかった自分が、どんな形でこのエキサイティングな動きに加わることができるのか大いに悩んだ。

経済学を学ぼうと準備をしていたが、子供のころから親しんでいたカメラでロンドンの街を撮っているうちに、写真家になろうという思いが強くなって行った。
父に相談したところ、一流の写真家を目指すならという条件で承諾してくれた。
弱気になりそうな時は、いつもこの父の言葉が支えになっている。

与田 弘志 (よだ ひろし)

1942年
東京に生まれる。
1961年
九段高校卒業後、英国に移住。
Guildford School of Art、London College of Printing and Graphic Arts、David Montgomery Studioで写真を学ぶ。
1966年
LondonにHiroshi Studioを設立。
Vogue、Harpers&Queen、NOVA、ananELLEJAPON、カメラ毎日などに作品を発表。
1972年
東京に移り、西武デパート、Hanae Mori、資生堂、ワコール、 サントリー、伊勢丹、無印良品、流行通信、キヤノンなどで作品を発表。

●写真展

1986年
Tea for Two 資生堂The Ginza Art Space(銀座)
1993年
Obsession ニコンサロン(銀座)
1994年
A Positive Viewに出品Saatchi Gallery(London)
2001年
Hanae Mori Photo Exhibition福岡カメラミュージアム(富山)
2008年
Quest gallery bauhaus(お茶の水)
2009年
forest/mirror Installation(恵比寿Site)

●受賞

1972年
第3回講談社出版文化賞写真部門
1983年
東京ADC最高賞
1994年
第62回毎日広告デザイン賞最高賞

●写真集

1986年
Tea for Two(Pika Pika)
1994年
Obsession(用美社)

[ 著作権について ]
当写真展関連ページに掲載されている写真の著作権は作者に帰属します。
これらのコンテンツについて、権利者の許可なく複製、転用などする事は法律で禁止されています。

写真展の情報・作家メッセージなどは、開催当時の内容を記載しております。予めご了承ください。

page top

© Canon Marketing Japan Inc.