"S"の記憶

60

会期 : 2010.7.1 - 2010.8.7

第60回展 飯島 正広 
「WILD ASIA アジア野生王国へようこそ」

世界中を舞台に、野生動物の写真や映像を撮り続けている飯島正広氏。
本展は、30年という歳月をかけて追い続けてきた、アジアの厳しい自然環境下で生きる、さまざまな野生動物たちの姿をとらえた作品を展示。かつては野生動物の楽園であった森は伐採され、鳥たちが羽を休めた沼は埋め立てられ、動物たちが棲む環境は年々変わってしまう。それでも、飯島氏の作品には、どんな環境でもたくましく生きる動物の強さが写し出されている。

  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ
  • WILD ASIA アジア野生動物王国へようこそ

作家メッセージ

南極からシベリアまで、世界の野生動物を撮影しはじめてあっという間の30年。
トラに追いかけられたり、トラが骨を噛み砕く音に震える手でシャッターを切ったこともあった。 それでも動物たちに出会えることが嬉しくて、ワクワクしながら撮影した。トラの恐ろしさを知っているインド人は必ず聞く。なんでこんなにトラに近い距離で写真が撮れるんだ…? だから頭に穴が開いてるだろ。インド人はそこで大笑い。インドサイをサイの顔と同じ高さで撮影している水浴びの写真を見てネパールの研究者は言った。

「お前はクレージーだ! でもお前の写真はピカ一だ!」。サイの角は怖くないが、齧られたら車のドアでも穴が開くことを知っているから。地球の果てから果てまで飛び回った中から、今回は特に思い入れの深いワクワクするアジアの森からの写真を選び出した。かつては野生動物の楽園であった森は伐られ、水鳥たちが羽根を休めた沼は埋め立てられ、動物たちが棲める環境は年々変わってしまっている。野生王国を取り巻く環境は厳しいが、そんな中でもたくましく生きてゆくアジアの動物たち。私はそんな彼らが好きだ。

飯島 正広 (いいじま まさひろ)

写真家/動物映像作家
東京都出身。1972年東京農業大学動物学研究室卒業後、行田写真事務所アシスタントを経て(有)アジアネーチャービジョンを設立。特にアジア熱帯地方、ヒマラヤ、アフリカなど厳しい自然環境での取材を敢行し、ユキヒョウ、クロツラヘラサギ、ツルのヒマラヤ越えなど、世界でも珍しい動物たちの撮影に成功している。日本哺乳類学会。NPS、SSP、JPS各メンバー。

●主な作品展

1977年
写真展「熊と過ごした森」 キヤノンサロン
1980年
写真展「オランウータンの島」 キヤノンサロン
1983年
写真展「狸―里にいきる」 オリンパスギャラリー
1986年
写真展「偉大なる王 トラ」 ペンタックスフォーラム

インド WWF野生動物写真展(ゴールドメダル)

●主な制作番組

NHK「地球ファミリー」
NHK「生きもの地球紀行」
NHK「ダーウインが来た!」
TBS「野生の王国」
NHK ハイビジョン特集 日本人カメラマン野生に挑む「飯島正広 幻の動物ジャガーに迫る」

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