導入事例|株式会社木津建築設計室

「最終成果物の大判図面出力だから美しさと速さを両立させたい」業務効率化&品質向上

まず価格——しかし性能面も妥協はしない

写真1984年開設の木津建築設計室は、戸建住宅を中心に集合住宅や商業建築、学校まで、多様な建築設計を手がけるアトリエ系事務所である。2人のスタッフを率いる一級建築士・木津隆夫氏は30年余りの豊富なキャリアを持ち、設計業務のかたわら建築系専門学校の講師も務めている。そんな木津氏は2008年春、新たにキヤノンのimagePROGRAF iPF605を選定、導入した。
「長年使っていた他社製出力機の調子が悪くなり、後継として導入しました。選定条件はまず価格——ですが、だからといって大判出力機としての性能面では妥協していません。何といってもこれは、お客さまに納める最終成果物を出力する機械なのですから」。

使うときは「待ったなし」で集中的に大量に出力

写真同社では打ち合せなどに使う図面はA3で出力し、必要に応じコピーで拡大するなどしている。大判出力については、木津氏の言葉どおり最終成果物として施主に提出する図面出力が中心だ。「ですから毎日は使わないのですが、使うときは待ったなしで集中的に大量に出します。戸建ての図面ならA2で1棟30~40枚。これを施主用に1組、業者用に2組で計90~120枚にもなるんです」。このボリュームになると以前の他社製プロッターでは時間がかかりすぎるため、1枚ずつ出して青焼機で複写していたが、それでも1日がかりの作業だった。「ギリギリまで設計を追い込みたい我々が、この最終工程を少しでも時間短縮したいと考えるのは、当然でしょう」。

従来の2.5倍から3倍、段違いの速さを体感

写真:モノクロカラーも段違いの出力速度で設計品質にも好影響をその意味で、木津氏にとって大判出力機の出力速度は、設計品質にもかかわる重要問題だったといえる。では、そんな木津氏にiPF605の出力速度はどう映ったのか。「段違いの速さ、と言っていいでしょう。体感速度で2.5倍から3倍は速く感じますね。これだけスピードアップしたので、今ではいちいち青焼きなど取らずに一発でiPF605で出力しています」。iPF605導入以前は、例えばスケジュールが特に厳しいアウトソーシングの案件の場合など、寝ないで図面を仕上げ、そのまま徹夜明けで丸1日出力を行うことも多かったが、現在では、余裕を持って作業を進められるようになっている。そして、そのことが設計品質にも好影響を与えているのは間違いない。

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