導入事例|株式会社東電ホームサービス

日産600枚、膨大な枚数の図面増刷で威力を発揮する大判プリンター+大判スキャナー

線幅のメリハリ、色バランスとも見事な長尺図面の出力品質

写真:路上に敷設された点字ブロック、旗上げなどの極細線も鮮明だ。写真左から設計グループ・主任の渡辺修宏氏、同センター・副部長の沼田操氏増刷された数mもの長尺図面の出力品質を、設計グループの渡辺修宏氏に立ち会ってもらい、確認してみる。渡辺氏がまず注目するのは、線の太さがきちんと打ち分けられているかどうかだ。「設計グループでは常に見やすい図面を書くよう心掛けています。例えば共同溝の場合、東京電力の配線と他企業埋設管の線とは線幅を変え、東京電力の線が際立って判別できるようメリハリをつけています」。CADからの直接出力ではなく、いったん紙に出力された図面をスキャナーで読み取った(ラスター画像の)図面という点で不利だが、imagePROGRAFは極細線もシャープで均質な線幅で出力してのけ、なんらハンデを感じない。副部長の沼田操氏も「これはすごいね、ここまで出力できるんだね」と、点字ブロック(視覚障害者誘導用ブロック)の精細な表現に驚く。ブロックの忠実な書き込みは、埋設工事後の原状回復に不可欠な情報なのだ。電線のルートを記した地中線設計図は一見、派手さはないが、現況のデジタル写真を添えることもある。既設物や地形の黒、計画や高圧線を表す赤、低圧線の明るく薄い青。写真は色かぶりせず、カラーの線も色に偏りなくバランスがよい。原図でも繊細なグレーで書かれている道路の区画線も、忠実なグレーで再現されていて見事だ。

増大する一途の増刷ニーズに余裕で応える新増刷システム

写真繁忙期で1日に50~60枚の原図を受け入れ、各原図で5~10部の増刷を行うというから、日産で500~600枚。しかもほぼすべての図面が長尺である。図面は増刷時間が限られているため、増刷室の生産性が俄然、重要になってくる。同センターも生産性の向上には重点的に注力してきている。大判プリンター3台で始まった増刷システムは、すぐに機器構成/台数が強化され、今に近いスタイルになった。オールimagePROGRAFの現行システムに大きく舵を切ったのは2008年2月。他社製大判プリンターからのリプレイスに思い切った理由を沼田氏は、「メンテナンスが手間な上に、8mを超えるような長尺物が出力不可能だったから」だと言う。imagePROGRAFならそれが解消すること、手厚いサポート、使用済みインクカートリッジの無料回収サービスも、他社製プリンターとの比較で大きなアドバンテージとなった。

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