人を呼び込むポスター活用術 ~ポスターでビジネスを生かすヒント~

エキスパートに聞く ポスター活用のポイント Vol.3

タイムリーな売場装飾とコスト削減を実現 山口茂デザイン事務所 代表 山口茂さん

遠くからでも人目をひきつける大きなPOPを作る場合、多くの店舗が外注していますが、高コストで納期もかかります。しかし「大判プリンター」の導入によって、インパクトのあるPOPを低コスト・タイムリーに内製し、成功している店舗が増えているようです。「一つの理論より一枚のPOPがお店を元気にさせる」をスローガンに掲げる、日本でただ一人のPOPマーケティングコンサルタント 山口茂デザイン事務所代表の山口 茂氏に伺いました。

大判ポスター制作の問題を解決する大判プリンター

入りたくなる店作りに欠かせないのが、遠くから見ても目立つアイキャッチ。ポスターサイズが大きくなると、比例するようにお客さまの期待感も高まります。

たとえば携帯ショップなどでは、シニア向けスマホの普及もあり、シニア層の来客が増加しており、大判掲示物の必要性が高まっています。また、インパクトのあるタイムリーな情報を大きなサイズのポスターで貼り出せば、店頭で一番目立つ広告となり、通りすがりのお客さまを店内へ誘導します。

しかし、多くの店舗で使用しているプリンターはA4かA3サイズまでのものが多いため、大きなポスターを自店で印刷することはできません。かといって、印刷を外注すると数千円の印刷代と納品までの時間がかかるため、よほど長期で使うものでない限りコスト的にも時間的にも厳しく、頭を悩ませている方も多いと思います。

よくある対策例としては、分割印刷したものをつなぎ合わせている場面ですが、これは見栄えも悪く手間もかかります。そういった問題を解決するため、大判プリンターを自店や本部に導入しポスターの作成を内製化する店鋪が増えています。

大判プリンターによるポスター内製化のメリット

大判プリンター導入のメリットは必要なときにすぐに印刷できるスピード感、1枚からの少部数でも対応できること、外注印刷に比べて低コストなところです。

新製品の発売、キャンペーン、値下げセールなど、ここ一番でインパクトのある情報を伝えたい、そんな時は大判プリンターが大活躍します。

掲示してからも、お客さまの反応を見て内容を修正して差し替えたりと、リアルタイムで調整できるのも大きな魅力です。

導入しやすくなってきた大判プリンターで販促の活性化を

昨今の大判プリンターの進化は目覚ましく、印刷スピードも品質も向上し、本体価格・ランニングコストとも、気軽に導入しやすくなってきました。

また、デザインが苦手な方でも見栄えのするポスターが作れるテンプレートが入ったソフトも充実しています。

パソコンのデータをプリント出力するという操作感は、通常の小型インクジェットプリンターと変わらないので、特に専門知識が必要ということもありません。

大判プリンター導入により自店の販促全体が活性化し、売上や集客のアップなど様々な効果を出している成功事例も多く、こういったメリットから、これからは大判ポスターを内製化する店鋪が圧倒的に増えていくことは間違いないでしょう。

月刊「商業界」14年4月号にて掲載

* 大判プリンターによるポスター内製化のポイント *

  • 遠くからでも目をひく大判ポスターを、必要なときに必要な部数だけ印刷し、掲示できる
  • 外注印刷に比べてコストを抑えることができる
  • 操作やデザインにあたって専門知識は不要