ニュースリリース


発表日 2002年10月3日

カラーネットワーク複合機“Color imageRUNNER”を発売
オフィスの新しいカラーソリューションを提案する“キヤノン iR C3200/C3200N”



キヤノンは、幅620mmのコンパクトボディに、快適なカラー入出力を実現するための先進テクノロジーを満載したカラーネットワーク複合機“キヤノンiR C3200/C3200N”を、11月中旬から発売します。

キヤノン  iR C3200N
キヤノン iR C3200N
(オプションのDADF-K1、2段カセットペディスタル・X1およびサドルフィニッシャー・N2装着時)


キヤノンiR C3200N ‥‥‥‥‥‥価格(税別) 174万円 (発売日:2002年11月中旬)
 
キヤノンiR C3200 ‥‥‥‥‥‥価格(税別) 159万円 (発売日:2002年11月中旬)




新製品“キヤノン iR C3200N”は、フルカラーコピー/プリンター/スキャナー/ファクス※1/ネットワークといった多彩な機能を備えるとともに、各機能のパフォーマンスを最大限に引き出す「カラーiRコントローラ」を搭載した、最新鋭のカラーネットワーク複合機です。

出力面では、Y.M.C.K.各色それぞれの現像ユニットを水平に配置した「フラット4・レーザー・エンジン」を搭載し、カラー・モノクロともに毎分32枚(A4ヨコ)の高速出力と9,600dpi相当×600dpiの高画質を達成しています。また新プリントアルゴリズムの採用により、パソコンとの親和性を高め、ストレスのない高速カラープリントを実現しました。

入力面では、自動原稿送り装置※2にセットした複数の原稿を、カラーかモノクロかの自動判別を行いながら電子データに変換し、直接電子メールに添付して送信したり、ネットワーク上のパソコンのフォルダに格納できる「Universal Send」機能※3を備えています。スキャン機能においては、フルカラーA3サイズ、最大600dpiの解像度に対応し、毎分36枚※4の高速処理※2が可能です。また、新開発の「高圧縮PDF生成」機能※3を利用すればカラーPDFデータの軽量化が可能になり、ネットワーク環境下での快適なカラー電子データのハンドリングを実現します。このほか、高生産性を支える各種オプションを用意しており、特に「サドルフィニッシャー・N2」を装着すれば、カラー・モノクロ混在の中綴じ製本も行え、低コストで高品位のビジネスPOD環境が構築できます。

一方、新製品“キヤノン iR C3200”は各種ネットワーク機能をオプション対応にし、フルカラーコピー機能に特化したモデルです。
なお両製品とも、ドキュメントフローの効率化を強力にサポートする「imageWARE」シリーズと連携することで、オフィスにおける知的生産性の向上を図ることができます。

※1  オプションの「スーパーG3FAXボード・M1」と「画像変換ボード・A1」が必要です。また、FAX機能はモノクロ送受信のみ対応。
※2 オプションの自動原稿送り装置「DADF-K1」が必要です。
※3 オプションの「SEND拡張キット・B1」と「画像変換ボード・A1」が必要です。
※4 カラー/グレイスケール301dpi以上は23枚/分。

【カラー複写機/複合機市場動向】

2001年のカラー複写機/複合機の市場規模は、世界市場で16万6千台、国内市場で6万4千台でした。2002年においては、プリプレスや印刷といったグラフィック・アーツ市場の拡大はもとより、オフィスドキュメントの急速なカラー化に伴い形成されたオフィスカラー市場の広がりにより、世界市場では前年比約37%増の21万2千台、国内市場では約80%増の11万5千台と予想しています。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

近年、ネットワークやインターネットが普及したオフィスにおいて、モノクロ文書の電子化はもちろん、視認性、訴求力に優れたカラー文書をカラー情報のまま電子化し、ネットワークで共有・活用できるシステムへの要望が高まっています。新製品“iR C3200/C3200N”は、こうした要望に幅広く応えるために開発されたもので、「imageRUNNERシリーズ」のネットワーク活用技術と「PIXELシリーズ」の画像再現技術を継承しつつ、カラーネットワーク複合機が従来抱えていた、高い導入コストや、カラー画像の処理速度の問題を先進のテクノロジーでクリアした、新世代のネットワーク複合機です。「imageRUNNERシリーズ」と同様に、多彩な機能を直感的に扱うことができるユーザーインターフェースを備えるとともに、カラー・モノクロ混在の中綴じ製本にも対応する豊富なオプション類を用意しています。
キヤノンは今回の新製品の投入を機に、急速に形成されつつあるオフィスカラー市場に本格参入するとともに、今後「Color imageRUNNER」シリーズの商品展開を推し進めることで、市場でのリードをより磐石なものにして行きます。

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