ニュースリリース


発表日 2002年10月28日

オフィス向けソフトウェア「imageWAREシリーズ」のラインアップを拡充
Web環境対応の帳票印刷ソフトウェア“imageWARE Form Manager 2003”



キヤノンは、マルチプラットフォーム対応の帳票作成ツール“キヤノン imageWARE Form Manager (イメージウェア・フォーム・マネージャー)2003”を11月8日より発売します。

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● キヤノンimageWARE Form Manager 2003‥‥‥‥‥‥価格(税別)5万円(発売日:2002年11月8日)




新製品“imageWARE Form Manager 2003”は、「FormCraft Pro. Ver.3.1」(2001年8月発売)と「FormCraft Pro. for Web Ver.1.2」(2001年12月発売)とを統合しワンパッケージ化するとともに、帳票設計の自由度とセキュリティーの堅牢性をさらに高めた帳票印刷ソフトウェアです。
従来製品で高い実績と評価を得ている帳票設計機能とオーバレイ印刷機能を踏襲しているので、帳票のフォーマットをドローイングソフト感覚で快適に設計し、キヤノンのレーザービームプリンター「レーザショットシリーズ」やデジタル複合機「imageRUNNERシリーズ」などに搭載されているオーバレイ印刷機能を活用しながら、美しいデザインをグラフィカルに出力することが可能です。また、Webサーバー上でフォームデータとフィールドデータをオーバレイ処理し、帳票をPDFなどに作成した後、クライアントへ配信することにより、Web環境での快適な帳票システムも実現します。
さらに、テキストデータを複数のフィールド図形に流し込む「リンクフィールド機能」や、既存の紙帳票をスキャナーで読み込み、フォームデータとして利用するための「罫線・テキスト抽出機能」を新たに搭載することで、帳票フォーム設計の効率化を可能にしています。加えて、Web環境下で安心してPDFデータを集配信するために、電子署名・RC4 128bit強度の暗号化に対応しています。

キヤノンは、文書管理ソフト「imageWARE Document Manager 2002 Enterprise Option」(2002年10月発売)、デジタル複合機とのコラボレーションツール「imageWARE Gateway 2002 for Notes」(2002年11月発売)をはじめとするオフィス向けソフトウェア・ラインアップに、今回発表の帳票印刷ソフト「imageWARE Form Manager 2003」を加えることで、「imageWAREシリーズ」をさらに拡充し、お客様の多様なニーズに対応してゆきます。

※ 同一フォームの帳票を大量印刷する場合、まずフォーム部分のみをプリンター側にあらかじめ登録した後、可変するデータ部分のみをプリンターに送るだけで、プリンター側がフォームとデータを重ね合わせて印刷する機能。

【帳票印刷システムの市場動向と開発の背景】

現在、多くの企業では、業務内容の拡大やビジネス文書のカラー化などに伴い、請求書や納品書など帳票の種類が増加し、その内容も複雑になっています。また、加速する業務システムのWeb化に伴い、帳票印刷システムを取り巻く環境は、より簡単なプログラム開発ツールを利用するクライアント/サーバー環境に加え、インターネット/イントラネットを活用したWeb環境での帳票印刷への要望がますます高まっています。こうした中、Web環境での帳票印刷は、(1)Webブラウザやユーザーの設定サイズにより表示サイズが変更してしまう、(2)表現力に限界がある、(3)HTMLには「ページ」という概念がなく複数ページの印刷制御が困難である、といった課題を抱えています。

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